No-49 おでん屋台ぐんぐにる

「看板娘、は、できません、けど、歌う、ことなら、できます。
癒しの歌、で、店主さん、も、元気に、なれば、おでんが、おいしく、なるかも、です。」

「へいらっしぇい。
先週は店をたたむの早かったかんな、今週は皆、おでん食って気張っとくれ。
ユエにウォルターは大変だったぃね。
力餅入れといたんで、がっつり食っとくと良いやね。

＞王様
あいよ、ヒトに食べさせてもらうのはいいが、往年のギャグにならんようよく冷ましてから食っとかいね。

＞ハム
他のおでん屋じゃどうか知らねぇが、ウチとこの神話じゃずっと付き従ってくれてっしな。もう家族みたいなもんだわな。
お代がわりにって理由でもいいんで、可愛がってやってくんな。

＞ロッド
おうっ、御苦労さん、いやお客さんだからお疲れ様だぃね。
馬はねぇけど牛丼はそろそろだ。
つゆダク少なめ変り種、好みが合ったら受け付けらぁな。

＞ジュリアン
こっちも好みが合ったら今のうちに言っときな。
と、そういやダシ取ったニボシが余ってんだけどよ、そっちの猫ちゃん食うかい？」

「あわわ、おまけの玉子ありがとですおじさん！
うん、あの自爆カートは最後の手段だからボタン押さずとも渡り合える位になれればいいんだけどねー……まだ遠いなぁ。

それじゃ皿洗い皿洗い、と。おー、沢山あるー。
（手馴れた手つきで汁椀の山を洗って拭いて重ねてる）


……て、今とても良くないフラグが立った音がしたんだけど。
（咥えタバコの人の方をそっと見たが聞かなかった事にして皿洗い続行）」

「こんばんは。今日もだいこんが欲しいな。他はあんまり知らないんだけど……どんなものが美味しいんだろう。（首を傾げながら品定めをしている）」

「（咥え煙草の青年を見て）……それは噂に名高い「しぼうふらぐ」じゃないか……無理はいけないよ。それにしても馬刺しに焼き鳥なんて……（動物達をちらりと見やる）」

「さて、皿洗いだよね。どうやって洗うんだろう……あ。
（手から皿がすっぽ抜けて落下する……が、雲の上に落ちて何とか割れるのは免れた）
うーん、これ、扱いが難しいよね。」

「（もむもむはふはふして薩摩揚食べ終り）これは、いい練り物、でした。（コップの日本酒をぐいっと飲んで）ふぁ…たまりません。羽根の髄まで、染みます。ごちそうさま、です

では、約束どおり、動物さんの遊び相手を……（振り返って動物たちを洗うロッドさんを見、再び店へ向き直る）皆さん、お風呂タイム中、でした。待っている間、大根とはんぺん、追加で…!」

「やれやれ、やんちゃくん達の相手はしんどかったよ
　そんなわけでおやっさーん
　そろそろお楽しみのアレ　頼むよ」

「ん？(いきなり出てきた召使とやらを見つけると)へぇ、ここではこんなサービスもあるんですか？
………なるほど、王様は甘えんぼなんですね。

(扱いなれた様子で狼とジャレたり馬に頬ずりしたり、と戯れてる)
僕はまたウィンナーとおだいこんさんほしいです。
ところでこの鳥さんはオデンの材料でしょうか。」