Smart Book
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<<Week7
>> 各種宣言
-WEEK8-
Smart Diary
(暴力表現あり)
▼続き
本日は快晴。
平日の昼前という事もあり、授業中の学園にいつもの騒がしさは無く、屋上に張ったテントにも穏やかな空気が流れていた。
今は同居人もおらず、使い魔も分身体も出払っている。
そんな中で、一体のハリボテが自室で身支度を整えていた。
ぎこちなく袖を通したのはブラウンのジャケット。
珍しく前髪を崩して、鏡の前で慣れない様子で立つ。
「
…
以前お会いした時は眼鏡をしておりませんでしたね。
いや、眼鏡をかけてる話はしたから掛けたままでいいのかな?」
うーん、と唸りつつ、フレームの無骨な眼鏡をはずして
少し薄いレンズのをかけてみる。
まるで別人だ。これならいいだろう。
右肩に鞄をかけて、いざ出かけようと踵を返したところで、とん、と何者かに阻まれた。
「
―――もし。
貴方、本体ですね?
」
翡翠色が目に入り、次の瞬間には床に引き倒されていた。
叩きつけられる衝撃に息が詰まり、背中がしなる。抵抗する暇もなく圧し掛かられ、首を掴まれればもう逃げるすべはなかった。
常人ならざる力で締めあげられ骨が嫌な音を立てる。折角かけた眼鏡がずれて、見上げた顔が半分ばかりぼやけて見えた。
「貴方、こうしてしまえば分身体は出せないのでしょう?
物体に触れている状態で行えば、そのものと実体化した分身が重なってしまう。当然分身体はその時点で死ぬし、融合させた私も死ぬ。」
「
ッマ、シ
…
ェ
…
!
」
「
…
やっぱり。
少し前から、一体だけ利き腕の動作がぎこちない、と思っていたんです。
…
…
分身体から、傷を貰いましたね?」
なんと愚かな。そう呟く声には侮蔑が滲む。
いまだ痛む利き腕を使い、首を絞める手を外そうと試みるが、外れない。深く肉が千切られ、神経まで侵され指先のろくに動かない手では当然だった。
半端に締められた首に血が溜まり、面白いように顔が赤く染まっていく。膨張感と耳鳴り。喘ぐ×××を見て、圧し掛かった男は大層愉快そうに笑った。
「ずっと私から隠れていたんでしょう?マシェ
”どれが本体かわからない”なんて嘘をついて、いつもふざけ回ってる”ハリボテ”の中に自分を紛れ込ませて逃げていた!気づかないと思いましたか?ずっと貴方だけを見ていた私が!」
遊びのように締められていた首に力が入る。
みし、とまた骨が軋み気管が正確に塞がれた。喉の奥から奇妙な音が漏れる。
「ああ、なんて喜ばしい。
やっと貴方を殺せる。自由になれる。
さあ、死んでください。マシェ。さあ、
さあさあ!
」
歪む”私”の顔。翡翠の目が眼鏡の奥でぎらぎらと輝いている。
命が遠のいていく。加減も忘れ、男の腕に爪を食い込ませるが締め上げる力は一向に弱まらない。恐ろしい、怖い。
ぎりぎりまで生にしがみ付こうとする本能が、死へと引きずり込まれる魂を引っかけて、 引っ掛けて 引っかけて
ぐるりと視界が歪んで、意識が落ちていった。
――《肉体が損傷しました 修復します》
懐に入れていたSmart Bookに魔力が宿り、途切れかけていた意識が戻って来る。
「
…
っは! が
…
」
「
…
…
…
ああ、そうでしたそうでした。
ここはそういう学園でしたねぇ
…
なんと忌々しい。」
ですが、と。落胆の色を見せた瞳がまた向けられる。わざとらしい仕草も当然だ。この男は使い魔として、一緒に説明を受けていたのだから。だから、この先に起こる事も容易に予想は出来た。
ぎ ち り
一瞬緩められた力が一層込められる。
「――
…
ぁ゛」
ごきん、と骨の折れる音が聞こえて、再び闇に意識が引きずり込まれる。
――《肉体が損傷しました 修復します》
添えられた男の手の中で、折れた首が戻っていく。大きく息を吸い込み、跳ねるマシェに男は顔を寄せた。
身が竦む恐怖とは、この事を言うのだろう。何度経験したって慣れる事はない。じんわりと指先まで、痺れるような恐怖が広がっていく。
男――使い魔、マシューは羽先で撫でるよりも穏やかに、優しく囁いた。
「魔法じゃ、心までは直せない。」
胸にいれていた万年筆を、片手で器用に開けると、それをマシェの片目に突き立てた。薄いレンズは容易く突破され、その欠片を巻き込み柔らかい部分が抉られる。
「い、ぁあ゛あ゛あ゛ッ」
「分身体を傷つけられるのには大分慣れてしまったようなのでね。折角こういう学園なのです。自分の身で経験するのも悪くないでしょう?」
一層大きな抵抗を意にも返さず、突き立てた万年筆で弄ぶ。捩じって捻って、金切り声のような悲鳴があがれば首の代わりに男の口を押えた。万年筆の頭に手のひらを添え、ぐ、と体重が乗せられる。
ずぶり。
激しかった抵抗が収まり、手足が床に投げ出されれば、血濡れた万年筆が引き抜かれる。
――《修復します》
「
…
駄目ですよ、今は授業中です。
静かにしないと
…
ねえ、
ハリボテ先生
」
震える顎からと小さく漏れ出る悲鳴。
押さえつけていた手を離し、ゆたりと体を起こせば倒されていたマシェは這いずるように逃げ出した。虫けらのようにみっともない背中をつかまえるのは簡単だ。少しばかりその姿を見守れば、部屋の扉まであと一歩というところで首根っこをひっ掴む。
「ぁあ゛ッ」
首筋に突き立てられる万年筆。
そのまま真下に滑らせれば、綺麗に血管を削いでくれる。
血が流れ意識が落ちる。
――《修復します》
「逃げてみますか?学園の外に。いいでしょう。
何処へだって追いかけて、貴方を見つけて差し上げます。
…
懐かしいですねぇ、鬼ごっこ。昔はよくやりましたよね。
あの屋敷で、二人きりで」
髪を乱暴に掴み、何度も棚の角に叩きつける。
――《修復します》
「私が鬼になれば、貴方はすぐ見つけられてしまって
…
でも、次は負けないって楽しそうに笑っておられましたね。
今度の鬼ごっこは笑っていられますか?
学園から出れば、貴方は死んでしまうのに」
ベッドのシーツを乱暴に剥いで、首を締めあげる。
――《修復します》
「”死ぬのは怖くない?”大した自己犠牲です。
よくもまあ、そんな状態で人の事情に首を突っ込めたものですね!
挙句こんな傷まで負って
…
あの夢川まほろにしたってそうだ!」
息を乱し、スーツを乱しながら
転がった男の腹を、何度も蹴り上げる。
――《修復》
「訳も分からない存在に好奇心で近づいて――
…
それでどうなった?
お前の周り全員死んだんだろうがっ!
」
部屋はすっかり荒れ、崩れた棚からは本や祖父の遺品が転がり、流れた血で汚れている。ああ、なんて酷い有様だろう。屋敷での光景を思い出す。
――《修復》
再び馬乗りになったマシューが、マシェの首に手を掛ける。
表情には先程までの愉悦は感じられない。惨めそうに顔を歪め、余裕なく声を張る。
「無駄なんだよ、お前のやってる事全部
全部お前のせいだ。僕が
こう
なったのも全部
…
!
死んでくださいよ、ねェ
…
ッ
死んでくれないのなら、
…
!
」
締め上げる手に、手が触れた。切り揃えられた爪にすらりと長い綺麗な指。全く同じ形の手が。
止める訳でも、懇願するわけでもなく、ただ慰めるような動きで手の甲を撫でる。
「
…
…
ごめ、
ん
ま
しゅ
」
掠れた声でたどたどしく言葉が紡がれる。見上げる青い目に、動揺したのは翡翠の色だった。締め上げる力が弱まり、大きく息を吸って咳き込みながらも、マシェは唇を動かす。
「
でも、 僕は、―――
…
」
「
五月蠅いッ!
」
ごきん、とまた骨の折れる音がした。
――《肉体が損傷しました 修復します》
マシェはぐったりと横たわったまま、目を覚まさない。体力の限界が来たのだろう。震える足で上から退いて、乱れた頭を覆った。
「マシェ
…
お前も、あの爺と同じ目をするんだな」
手のひらから漏れた諦めたような呟き。
それは誰にも聞かれることなく、荒れた部屋には横たわった男が一人残された。
パーティメッセージ
メッセージはありません。
メッセージ
PNo.468 ロロット・ブランシュ
にメッセージを送った。
PNo.695 シィナ
にメッセージを送った。
PNo.695 シィナ
からのメッセージ:
【オオカミからの贈り物】
お肉と魔力の宿った石が箱に詰められている。
添えられたメッセージカードには
「はやくよくなりますように」
と、青いお花が張り付けられているだろう。
青い鳥メッセージ
メッセージはありません。
参加コミュニティ
コミュニティNo.598 魔法のテント
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.716 不穏な校内
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コミュニティNo.7 Kleid(サユのお店)
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コミュニティNo.113 小さな時計塔
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コミュニティNo.134 鍛錬場
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コミュニティNo.259 無縁墓の霊園
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コミュニティNo.260 第九図書室
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コミュニティNo.269 治安のよい街角
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コミュニティNo.270 校内のどこか
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.323 スラム街
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.356 温室(兼薬草研究部)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.450 魔道具アヤカシ屋
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.487 恐怖の鏡
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.495 寂れた救護室
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.532 深い霧の中で
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.544 翡翠の森
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.582 相席カフェ
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.658 名前のない診療所
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.664 フェルゼン寮557号(ミュゼットの部屋)
で、0人の発言がありました。
コミュニティNo.720 満月の夜
で、0人の発言がありました。
アイテム
ハリボテ生徒は週替わりまほがく定食(魔) を食べた。
今週は鮮度抜群の刺身定食だ。
様々な海から取り寄せられた旬の海産物を贅沢に刺身盛りに。
MMP/MSP/運命力が増加した!
魔法学園の声
ソージロー先生
「……そういえば、里見殿は異世界からやってきたそうですな」
睦月先生
「ええ、まあ」
ソージロー先生
「拙者はこの世界の極東から参ったのですが……
よければ見聞を広げる為、
里見殿の世界の話を尋ねてもよろしいだろうか?」
睦月先生
「それは構わないが……何をお聞きに?」
ソージロー先生
「そうですな、文化や発展など……
この世界とはどのように違うのか、興味がありますな」
睦月先生
「ふむ……
魔法というのはほとんど存在しないが、
代わりに機械、そして化学というものが発展しているな」
睦月先生
「長距離の移動手段に、金属の箱の中に入って高速で移動したり
遠く離れた国に居る人々に、一瞬でメッセージを届けたり
文明は発展しているだろうな」
ソージロー先生
「ほほう、中々面妖ですな……
しかし瞬間的に文を届けられるというのは驚きですな。
それも機械、科学というものの力なのであろうか?」
睦月先生
「そうですな……。
貧富の差はあれど、大体の人間がそれらを使いこなしている。
世界的な水準は高いのかもしれないな…… 」
ソージロー先生
「成程。
里見殿の世界も、いつか訪れてみたいものです…… 」
ソージロー先生
「……ちなみに、そちらの世界の酒の方はどのような?」
睦月先生
「それはもう、多種多様、旨いも癖が強いも、奇怪も。
何でもござれと言ったところですよ」
ソージロー先生
「ははは、それは良い!
益々興味が出てきましたぞ。
訪問できる時が来た暁には、是非とも酒蔵をも巡りたいものだ」
睦月先生
「ああ。
その時は、良いところをご案内しよう」
ソージロー先生
「ありがたいですなぁ。
その日を楽しみに、今は目下の件に集中すると致しましょうぞ」
睦月先生
「そうだな……」
探索
探索中. . .
ハリボテ生徒
はSCを270、TPを17手に入れた。
《総合魔術》
エメロード先生
「さて、今日も総合魔術の授業を始める。
皆心して取り掛かるように」
エメロード先生
「魔法は便利なものだが、きちんと基礎から学ばねば
大変危険な物でもある。
それを常に心して、正しく使用するように」
エメロード先生
「さて、今日は属性の授業をしよう。
魔法には属性が存在する。
存在しないものは無属性と呼ばれているな」
エメロード先生
「属性というのは、水や火、風、地といった基礎的な要素。
それに加えて光と闇が存在している」
エメロード先生
「さらにそれらを組み合わせ、複雑に絡み合うことで
数多の属性を生み出すことが出来る」
エメロード先生
「これらの複雑な属性により、
この世の万物を形成している、とも言われているのだ」
エメロード先生
「魔法、魔術のすべてを紐解くことが出来れば……
賢者、と呼ばれるようになるかもしれないな」
・
・
・
エメロード先生
「……よし、そこまで」
エメロード先生
「探索も始まり、本格的に学園生活が始まっているが……」
エメロード先生
「生活で困っている事、
等あれば我々教師に相談して欲しい」
エメロード先生
「地下遺跡の探索を義務付けている代わり……
などと言っては何だが……
あらゆるケアは、教師全員、厚くしていくつもりだ」
《総合魔術》の授業を1回選択!
ハリボテ生徒
はMHPが33増加した。
ハリボテ生徒
はMMPが17増加した。
ハリボテ生徒
はMSPが17増加した。
ハリボテ生徒
はMMPが18増加した。
ハリボテ生徒
はMSPが18増加した。
ハリボテ生徒
は素早さが10増加した。
ハリボテ生徒
は魅力が10増加した。
目的の決定
レイド予告
マスク先生
「……地鳴りがピタっと止まったな。
その代わり、空気がビリビリするぜ……」
リベルタ先生
「ククク……面白い、うまくいけば、
更に我輩の研究を発展させることが出来るチャンスというわけだ……」
学園長
「……とうとう来る、ということだね。
全教師には通達済みだ。
各々対応に当たるようにはしている」
マスク先生
「乗り掛かった船だ、例え泥船だろうが、
こうなればとことん付き合ってやるよ」
学園長
「失礼だな、この学園と我々、そして希望の一筋となる生徒たちが居るんだ、
負ける要素などどこにもないだろう?」
リベルタ先生
「万が一があっても安心しろ、我輩が拾ってやる」
マスク先生
「一番安心できねぇよ……」
学園長
「……ではぼちぼち、全生徒に向けて通達を行う。
手筈通りに布陣を展開しておいてくれ」
リベルタ先生
「良かろう。
我輩のとっておきを見せてやる」
マスク先生
「オレも生徒の方へ行ってくる。
じゃあまた、恐らく戦場で、か?」
学園長
「そうなるだろうね。
精々生き延びるんだぞ、二人とも」
学園長
「そう、この日の為に、幾度も計画に計画を重ねたのだ……
失敗など、露ほども逃さない」
学園長
「さて、覚悟は良いかい?
――スフィア」
全生徒通達
――SmartBookの緊急用通知を受け取ったようだ。
学園長権限により、強制的にSmartBookが起動し学園長の映像が浮かび上がった。
学園長
「あー……よし、映っているね。
ご機嫌よう、生徒諸君。
キミ達全員に知らせねばならないことがあるため、このような手段をとらせてもらったよ」
学園長
「日頃の地鳴りなんかで勘付いた者も、恐らく少なくないとは思うが――
いよいよスペリオルが動き出した
」
学園長
「なるべく混乱を避けたかったから、このようにギリギリの通達になってしまったことを詫びよう。
スペリオルによる侵攻の先鋒は、もはやこの学園の領域に足を踏み入れている」
学園長
「奴らは地下遺跡に蔓延る者達とは違う。
確実にこの世界を乗っ取るために力を付けてきた者達のはずだ。
生半可な気持ちでは返り討ちになる可能性もある――」
学園長
「しかし安心して欲しい。
私は、私達はキミ達一人ひとりが日々努力を重ね、
時には苦戦しながらも魔法を駆使し、乗り越えてきた事を知っている」
学園長
「キミ達は、スペリオルの侵略者をも撥ね退ける力を既につけているはずだ。
胸を張っていい」
学園長
「勿論、戦闘に加わらない者も、サポートとして何かしら出来ることはあるだろう。
不要な者など一人も居ない。
――この戦いは、皆が全員主人公だ」
学園長
「我々教師陣も全力でキミ達を守る。
だからどうか、この世界の為に力を貸してくれる事を、切に願っている」
学園長
「それでは武運を祈る――」
――学園長の映像が途切れた。
と同時に、SmartBookから別の通知を受け取ったようだ。
リベルタ先生
「我輩だ。
先に伝えるがこの通信は前もって撮影してあるものだ。
これが再生されるという事は、この学園で何か緊急事態が起きていると判断していい。
では要件を伝える」
リベルタ先生
「貴様ら一人ひとりが手にしているこのSmartBookに搭載されている脱出の機能――
普段どんなに重傷を負っても帰還時に修復する機能だな」
リベルタ先生
「これをオフにし、その機能に回していた魔力を使用する権限が開放されたはずだ。
これは学園で緊急事態が起きた場合に開放されるものである」
リベルタ先生
「それを使用することにより、
自身の魔力量は元より体力面もおよそ2倍程に強化されるだろう」
リベルタ先生
「だが万が一。
万が一、敵勢力の猛攻によりダウンした場合は【生死不明】となるだろう。
命の保証は出来んという事だ
」
リベルタ先生
「それでも己の力を開放したいのならば、誰も止める権限はない。
【覚悟】を決めるといい
」
リベルタ先生
「とはいえ、我輩としてはこの機能は勧めん。
大切な生徒《被検体》が減ってしまっては困るからな」
リベルタ先生
「とはいえ、敵の数は想定以上だ。
守りたいものがあるモノは、使うが良い」
リベルタ先生
「……。
生きて帰れよ」
―――通信は終了した。
同時にSmartBookによる、機関修復機能をOFFにし、
魔力を増幅させる
≪覚悟≫
が解放されたようだ……
岩嵐登場
岩嵐のジャノン
八魔将の切り込み隊長。
とある組織のボスであり、多くの舎弟を抱える将軍。
好きな食べ物はコルツィア・ジャノン(白カビのチーズ)。
ジャック・ホッパー
ジャノンを兄貴と慕う舎弟。
細かいことを考えるのは苦手で突っ走りやすい性格だが、実力は折り紙付き。
好きな食べ物はブラッドソーセージ。
岩嵐のジャノン
「……ここがグラディアスか」
ジャック
「
スペリオルと全く変わんないッスね! 兄貴ィ!
」
岩嵐のジャノン
「うるせぇよ、ジャック。
ちったぁ静かにできんのか」
岩嵐のジャノン
「……確かにスペリオルと変わんねぇな、魔力量も。
――一体どういうことだ?」
ジャック
「魔力量ッスか?
変わんねぇのは良いことッスね! 全力でいける」
岩嵐のジャノン
「……」
笑み。
岩嵐のジャノン
「考えても仕方がねぇな……」
岩嵐のジャノン
「
おめぇら! 全員配置につけ!
」
ジャック
「ヒュー! さすが兄貴ィ!
カッコイイッス! マジリスペクトッス!」
岩嵐のジャノン
「お前もとっとと準備しろ」
・
・
・
岩嵐のジャノン
「
俺の名前はアラン・ジャノン!
岩嵐のジャノン!
」
岩嵐のジャノン
「歓迎ご苦労。
派手にパーティを始めようぜ?」