☆以下、非公認ファンサイトより抜粋
(※パラレル現代日本なので色んな所に齟齬があります)

◎ライトニングスカイ┬父　Thunder Lightening
　　　　　　　　　　└母　ピンキースカイ

通算成績：8戦1勝
主な勝鞍：高々原記念(G1)　東東京新競馬場 芝1600ｍ 右

・競争成績
サンフラワーS(G2)：途中退場(ラストラン)
高々原記念(G1)：1着
あおやま杯(G3)：3着
たんぽぽ杯(G3)：4着
新苫小牧S：7着
苗木賞：12着
3歳未勝利：8着
3歳新馬：10着

※ほぼ全部思い付きで作った架空のレースなので無視してOK

後の大人気輸入種牡馬、サンダーライトニングの初年度産駒。
初年度産駒において唯一のG1勝利馬だったが現役中に死亡したのもこの馬のみだった。享年5歳8ヶ月。

主戦場は芝だがダートの適性も見られた。得意距離は1600～1800m。
デビュー当初は両親の素質を加味して後方からの追い差しをメインに走っていたが成績が振るわず、主戦騎手・福山田からの提案を受けて前目に付ける作戦に転向してからは成績が急上昇。
初勝利の高々原記念では事前予想を大きく裏切る逃げ切り策で見事に栄冠をもぎ取った。
(※高々原記念はこの世界における上半期マイル王決定戦とも言われる大レースであるっていう設定)
10番人気での出走、レース後の捲れ返った馬場、最終的に4馬身半という大差での勝利を当時の実況は"ターフに稲妻が舞い降りた"と表現している。

次走となるサンフラワーSでも圧倒的な大逃げで勝利は決定的と見られていたが、スピードの出し過ぎで最終コーナーを曲がり切れず、滑り込むようにして転倒。
翌週には左前脚および左後足首骨折による無期限休養入りが発表された。
これが実質上のラストランとなった。

休養中は大人しく素直にリハビリに励む姿が報道されたり、ファン感謝デーではひょうきんで人懐っこい素顔がクローズアップされたりした事で人気が再燃。
多くのファンから復帰を期待されたが、それが叶う事はなかった。

約1年の休養期間を経て復帰の見通しが立った頃、久々に出たコースに興奮して脱走。
近所の川を泳いでいた所に何故か橋の上から無人の軽トラが落下、下敷きになりほぼ即死の状態で発見された。
発表された死因は脳挫傷、脊椎複雑骨折、及び溺死。
その余りにも無残で不可解な死に様は死後20年以上経った今でも"ギャグみたいな死に方""死に方まで一発屋""リアルなろう転生馬(※)"などと揶揄される。

(※なろう転生：当時流行していた小説投稿サイトの一ジャンルを捩ったもの)

没後10年を記念してＪＫＡ(日本ケイバ協会(※架空の団体です))が制作した高々原記念のＣＭに登場。
ＣＭ中では当時の実況にも呼ばれた"ターフの稲妻"以外にも"その馬は空を駆ける雷になった"だの"青天の霹靂"だのと過剰なまでに持ち上げるような表現が多用されており、当時のファンの間でも賛否は多くあったようだ。
ちなみに筆者はこの馬のせいで逃げ馬しか買えない病気に罹ってしまい未だに完治していない事を追記しておく。

なお、一部有志からの出資により出身牧場の片隅に小さ目の墓が建てられており、今でも時折競馬ファン、特に逃げ馬フリークの観光客らが墓参りに訪れている。