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愛称 |
カモミール |
所属 |
魔術科 高等部 |
種族 |
ヒト |
性別 |
女 |
外見年齢 |
16 |
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~カモミール・コトフの自己紹介~ 「前髪、よし。襟元、よし。カメラの位置も大丈夫。まだ練習だから大丈夫、大丈夫、大丈夫……!わた、わた、わたしは……私はカモミール・コトフ……です。よし、言える。大丈夫、大丈夫!」 少女は、独り言のように呟き、何度もそう練習する。 「ご主人よ。忙しそうなところ恐縮だが、吾輩から一つ助言があるのだが?」 話しかけるのは、黒いネコだ。黒色の体毛のなかで、首元のタリスマンが怪しく光る。 「わた、わたしはカモミール。セイレーン城塞都市の出身で……、へっ? な、なんですか、ミークちゃん?」 ミークちゃんと呼ばれた黒猫は、少女に向き直り、こう告げた。 「うむ。聡明なご主人は既に気づいているとは思うのじゃが……。そのレコーダーとかいう機械仕掛けは、すでに録画をはじめておるぞ?」 「ひ、ひ、ひえぇぇっっっ!!!?」 少女は、両手で顔を覆ってあたりを走り、部屋の隅にうずくまる。その姿も、カメラのカメラのフレームにしっかりと収まっているが。 「ご主人が取り乱しておられるので、先に吾輩から自己紹介をさせていただこう。 吾輩はミークリア・スリット・セルナーダ。種族はネコ。年齢は403年と9ヶ月で、体重は4200gだ。どうぞ、気軽にミークリアさんと呼んでいただきたい。 今は、さっきからそこでうずくまっているご主人の使い魔なぞやっておる。よろしく頼む。 ふむ、それから……」 ミークリアは一呼吸置くと、うずくまる少女をチラリと一瞥した。 「吾輩のご主人は、名をカモミール・コトフと言う。種族はヒト。身長と体重は──」 「あああぁ!!!」 カモミールは、ミークリアの口を押さえ込む。 その後、顔を真っ赤にしながらカメラに向き直り、消え入るような声で話し始めた。 「あっぁっあっ……。あうぅ……。えっ、ええと。そのぉ。 わた、私はカモミール・コトフ。セ、セイレーン城塞都市から参りました。 ええと、えと。その……。ええと! わ、私は何の取り柄もなくて、いつも足を引っ張ってばかりで、物覚えが悪くて、不器用で、それで、えと、ええと。 で、でもでも、精一杯がんばりますぅぅっ。 だ、だから。もしよかったら……皆さんのおそばに置いてくださいぃっ!ひぃっ。すみません! ど、どうかよろしくお願いしますぅぅぅっっっ!!!」 レコーダーはカチリと音を立て、録画を終了する。
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[使い魔]
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ミークリア
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「吾輩はミークリア・スリット・セルナーダだ。なんだお主、しゃべる猫が珍しいのか?吾輩は400年間も生きているのだ。言葉ぐらい覚えて当然だろう?」 「カモミール?こやつは吾輩のペットみたいなものだ。はじめて会ったのは、吾輩が住んでいた森の中だ。森で半べそをかきながら歩いておってなぁ」 「吾輩は木の上からぼーっと眺めておったのだが、こやつは何時間たっても同じところをぐるぐるり。ずーっと迷っておってなぁ……」 「理屈の通るものを見飽きた我輩としては、その常人らしからぬ様子を気に入ったのだ。で、これから先の人生を暇つぶしに眺める対価として、吾輩が導いてやることにしたのだ」
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[装備]
種類 |
装備名 |
射程 |
攻/防/HP |
命/回/SP |
備考 |
武器 |
スターライトステッキ |
4 |
150 |
50 |
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防具 |
潮鉄細工の装甲ローブ |
- |
50 |
50 |
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装飾 |
セイレーンのお守り |
- |
700 |
30 |
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[所持アイテム]
No. | 名前 | 種類 | 強さ | 備考 |
1 | マジックキャンディ | 食事 | 10 | MSP↑ |
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[習得スペル]
No |
スペル |
消費 |
威力 |
命中 |
射程 |
タイミング |
1 |
ショット |
10 |
100 |
100 |
3 |
アクティブ |
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┗ショット |
対:攻撃 |
射撃魔法 |
2 |
シールド |
10 |
100 |
- |
- |
カウンター |
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┗シールド |
対:【精盾】(1)を付与 |
防御補助魔法 |
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