レウコノエー、神々がどのような死をお前や私に与えるか、 それを尋ねてはならない、禁じられていることだから。
お前はバビロンの占術に溺れるようなこともしてはならない。 死がどのようなものであろうとも、 それを受け入れるほうが遥かにましであるから。
もしかすればユピテル神が、 私たちに冬を幾度も越えることをお許しになるとしても、 或いはまた、立ちはだかる岩に激しく打ち付け、 テュレニアの海を疲弊させているこの冬が最後になるとしても。
お前は賢明に振舞うべきだ。 ワインを濾せ、 遠く宛ての無い希望を無闇に抱えてはならない、 命は短いのだから。
こうして話している今この時にも、 無慈悲な『時』は走り去るのだから。
Carpe diem. ――今日一日の花を摘みとることだ。
明日が来ることを宛てになどしてはならないのだから。
--------------------------------------------------- Quintus Horatius Flaccu 『詩集』第1巻第11歌 ---------------------------------------------------
・毎日を必死で生き抜きたい方向き。 ・参加はご自由にどうぞー! 魔力・精神となっております。 ・あとラテン語は勉強中なので要約を探してきて 言葉を摩り替えただけです。 詩の内容を信用しないように。大意は合ってる筈ですが。 ・写真でも加工して画像いれようかと思いつつ きっとズレるであろう文字のレイアウトを 直すことを考えると嫌になります(…)
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