えいがぶだぜ！

御機嫌よう諸君。GWはいかが過ごされただろうか。
さて今回は邦画洋画アニメとバランス良く『寄生獣　完結編』『シンデレラ』『境界の彼方』の３本。

『寄生獣　完結編』
面白いんだけど、原作未読だと展開の突飛さについていけるんだろうか。前篇がとても面白かっただけにやや残念。あいまいだった記憶を補完するために観賞後原作本全巻買ってしまいました……
ひとこと言わせてほしい。浦上どこ行った！！
実写劇場版、TVアニメ共に違うアプローチで良作ではあるが原作を超えることはやはり難しいね。

『シンデレラ』
ディズニーらしい改変脚色でありながら真っ直ぐなストーリー展開は素直に評価したい。
シンデレラだけど主人公は継母だ！！継母役のケイト・ブランシェットがまさに意地悪な継母！！
同時上映の『アナ雪短編』は、映像は凄かったね。

『境界の彼方　未来編』
前作『過去編』は観ていないけどTV再編集版だからいいよね、って感じで観に行った。
「TV版のその後」であり真のエンディング、お見事
そういえば過去編のソフトって劇場販売だけなんだね。それも過去編上映中早々に売切れてて……万難排して劇場行って買っておけばよかった。再販してくれないかなあああああああああ

ヤドランカ＞
『シェフ〜』面白かったね、まさに幸せになれる映画。食べ物は本当に美味しそうだった
『バードマン』は圧倒的な映像手法と音、そして主人公の鬼気迫る演技に引き込まれてしまうので、出来れば劇場で観賞してほしい作品だよ

皆が苦笑しながら劇場を後にするという何とも言えない一体感を味わえるエヴォリューション。感覚が麻痺したクソ映画好き垂涎の一作です。
とか言いながら異様な緊張感漂う『セッション』やステイサム兄貴が大暴れする『ワイルドスピード』などで大興奮。

huluでGleeとGREY'S ANATOMYを観ていたら、気付いたら、引きこもりのままＧＷが終わってまシタ。あれれえエ？

ヤドランカ様
「やわらかい手」、だいぶ前に観に行きまシタ！ヒロインが後半になるほど、美しくなっていったのを覚えてマス。演技力よりも存在感がすごかったっていうイメージでス。

GWだわね〜　みなさま、お時間は取れた〜？
映画、たくさん見られたかしら〜？
わたしは、「パプーシャの黒い瞳」を見てきたわ〜
文字を持たないジプシーの中で、初めて詩人となった女性、
プロニスワヴァ・ヴァイス（愛称パプーシャ）のことを描いたお話よ〜

驚くのは、これがずいぶんと最近の時代のお話だったということ〜
舞台は1910年〜1971年のポーランドで、
こんな、もう現代と言っても良い時代でもまだ文字を拒み、
まじないや悪魔といった言葉が生きている文化もあるのね〜

内容としては、主人公であるパプーシャの人生を行きつ戻りつ追いかけながら、
彼女の目から見たポーランドの歴史を辿っていく…といった感じかしら〜

モノクロの画面がとっても綺麗で、贅沢な画面だな〜って思うわ〜！
けれど、やはり女性の権利が強い民族でも文化でもない人たちの間で
人と違うことをする女性が主人公だから、んん、あまりハッピーな映画じゃないわね…

彼女はラストシーン…晩年になると、ある発言を繰り返すようになるのだけれど、
それをどんな心境で言っていたのか…とっても気になるわ〜
この映画にあわせて、彼女の詩集が日本初翻訳されたので、
機会があればぜひ手に取ってみたいわね〜

…さて、気を取り直して来週は〜
「フォックス・キャッチャー」を見に行きたいわね〜
文句なしのアカデミー賞候補、って惹句だったけれど、結局賞は取れたのかしら…？

チャチャカさん＞
うふふ〜　チャチャカさんも「シェフ」ご覧になったのね〜
あれ、面白かったわね〜　おいしいごはんに、美女に、ロードムービーって、
もう娯楽作のいいところをギュッと抽出した感じ！
作中で主人公が息子に作るチーズサンド、思わず真似して作っちゃった〜

くまのプーさんは、さすがにきぐるみは難しい…かしらね〜
ハリウッドの威信的に…
んん、でも、こんな時代だからこそあえて円谷プロみたいな着ぐるみで…！

作っては、くれないわよね〜…