… えェ、ワタシも同じくソンなキモチです。
ナカマもですが、ソウですね… カゾクをドコとなく、オモい出しますね…

… いいカオリですね。
コレはワタシ達にはナイですが… カカさんのシュゾク独自のモノですか？

えェ…
ワタシの故郷ではアリませんが、あるトコロに『ムカシ話』というカタチで
伝承として残ってイマすね。

外界とのセッショク… アンガイ、知らずにチラホラあるモノなのかもシレませんね。
ナカナカ、ソウ思うとロマンがありませんか…？

いえ、ワタシこそですよ。
えェ… タガいに、タシかめる必要がアリますね…

ヘイワになっていれば… そのトキは。

… … ！！

カカさんも、でしたか…

… いえ、ワタシも実は… 同じヨウな理由で故郷をノガれてきたのです。
仲間ドウシの争い… タンジュン化すれば同じともイエますね…

支配権のテンプクを狙った、所謂クーデターというヤツです。
本来、イマ現在のワタシの家は… 無カンケイだったのですが… …
過去は消せない… というコトです。

… アンガイ、ワタシ達は似たモノ同士なのかもシレませんね。

… フフ… ヨシ、こんなモノでしょう。
フム… 具合はドウですか？

さァ、問題なければテストしてみましょう…
まずはソラで動かし、ツギに何かテキトウにツカんでみましょうか。

ご先祖様が間に合ってなかったり、力が及ばなかったりしてたら今頃いなかったわけですからねえ…
そのおかげで助け合いながら豊かに暮らせるわけだし、幸運な出会いに感謝ですよ

…専用の練習場を建てて、有翼種族の人に教官として常駐してもらう程度には…ですね
自分の意思で起こせるとはいえ自然の風と勝手が違うし、加減が分からず吹っ飛ぶ人も多くて…

…
(目を閉じて小さくため息)

普通の投擲武器みたいに使い捨ててるととても財布がもたないでしょうね…
そのせいで普及しなくて、だからこそ別用途向けの改良とかも進んでない面はありますけど

うーん、まあ横風で相手の体制を崩す戦法なら時々使うし、ぶっつけ本番でも大丈夫かな
むしろ撃たれる前に敵を発見することの方が大変そうですね…ガスティの目も完璧じゃないし