うん！　アタシ、悪い子だからしつけが必要だよ！
――――てなワケで、天地クン！　トイレのしつけだよ！
『オシッコよくできたね。上手にできたね』って声かけて！
アタシは、ユフィちゃんよりも――――上手にオシッコして魅せる！！

モテる男は余裕だな！
とりあえず――――
あの駄犬は彼女に任せて、こっちで皆と一緒に活造りでも食べないか？

ぐぬぬ……
イケメンのウ○チならともかく、巨漢のウ○チを食べるなんてハードルが高すぎる！

ウ○チじゃない、ただの汗臭い（フェロモン）カレーだ

でも……アイツのエキスが入ったカレーなんて……
ええい！　ままよ！　南無さん！（パクッ）
……あれ？　ニオイはともかく、味は意外と美味しいよ……？（パクパクパク）

心は拒絶しているが、体は受け入れたがっているということだな

ナニゆってんのッ？！

戻ったな

ちょっと待って！　ストップストップ！
この犬ボディ、元のアタシより小っちゃいよ？！
普通に斬ったらヤバいって、なんか特殊スキル――――
例えば、相手の服だけを切り裂ける技みたいなの持ってないの？！
斬撃系の基本スキルだから、当然あるよね？！

犬畜生と身も心も一緒ってのは違う！　でも大体そんな感じ！
……ニュアンス？
巨漢の中身にウザいイケメンが隠れているのは……あれ？　見てなかったっけ？

みかんのように……たぶん、大惨事になりそうだから止めとくよ。
あと、犬畜生とひとつになってなんかないから！　別にいるから！

うむ。健康には気を使っているからな

な！　いつの間に入れ替わった？！

ピコーン閃いた！　コトブキさんが15歳になればイイじゃないか！
元いた世界ならともかく、ここには不思議世界から集まった強者（キワモノ）が揃ってる！
きっと若返りなんてオチャノコサイサイだよ！
あと、この場所も不思議空間だから、その少年を引き摺り込んだからコッチのもんだよ！きゅるるん☆

……犬なみの嗅覚でちょっと臭うくらいなら人間にとって臭くないのかもしれないけれど、
今のあなたの嗅覚ってどっち寄りなの……？
人間で一番汚れているのは髪って聞くから全身毛皮ならちょっと潔癖くらいでいいかもしれないわよ？

その体でどうやってモフるのか解らないけれど……触りたいなら触って良いわ。
くれぐれも引っ張らないで頂戴

その時は私が切り落とします。前足を

人間がオリーブオイルを摂ると改善されるのと同じことかしらね。
舐め取らせたら意味が無いと思うのだけれど

元人間だから当然、排泄をしていた事もある。少なくとも私はだが。
何度も体を作り直し最適化していくうちにそういう機構は失ったがな

気持ちは解らなくもないけれど、ドロドロじゃなくても病んでれば男同士だろうと同じことじゃない？

あら、元気なお嬢さんでいらっしゃるのね。
私は愛を知るメイド、人呼んで愛知のメイドと申します。
よしなに

まずは必殺技のご所望ですか？
この場での特訓で習得できる必殺技でしたら、
『非モテの烙印』という技がありますが、
いかがでしょうか？
女子高生が生涯独り身で過ごすことになるという、
恐ろしい技です。
ちょうど実験台になっていただけそうな『女子高生』もいる事ですし、
いかがでしょうか？

相手を確実に死に至らしめるような、
文字通りの『必殺技』はギアナ高地など、
もっと本格的な修行場所に赴く必要がありますね。

魔王になりたいなら、
問いましょう。
貴方はどのような魔王になりたいのですか？

あら、素敵な活け造りです事。
では私は活きたまま『頭』を丸かじりさせて頂きますね。
（バリボリゴリ）
やはり活け造りは尾頭付きに限りますね。

コトブキさん、
最年少20歳の俺以外は、
全員100歳を軽く超えていたから、
15歳未満なんて一人もいないよ。
俺以外は全員コトブキさんよりずっと年長だよ。

なるほどね。毒のある悪魔を頂きながら、中和カクテルでお酒と毒を洗い流すと・・・
酒で口を洗い流してさっぱりするというのはよく効くけど、毒を洗い流すのは、初めての経験ね。
まぁ。。悲鳴を聞きながら食べるのも初めてだけどね！

う〜ん、戻れないのは残念ね。
毛皮は汚れやすいから注意しなさいよ。
バターとかつけるとツヤツヤだけど埃もべったりよ？

へ〜見た目では見分けはつかわないわね。
大変だけど、ここを盛りたててあげてね？

ムキムキのおっさんの息はいらないわ。
体以前に気持ち悪くて凍えたらどうするわけ？

ちゃんと冷たいモノなり、自前でホワイトタイガーでも召喚して頼むわよ。
・・・・それにしても義兄妹説が広がったらどうしましょう。
兄様は、殺しても死なないし。

おかえりなさい。中々お店にも顔をだせないなんて忙しそうね。
まぁ強さなんてものは、固定化されるものでもないしね。
特に最近は、１つエンブリオが出るだけで急激に変わっちゃうしね。
基礎体力では、忘れないように私も気をつけないとね