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No.1890 ダンウィッチホテル | INDEX >> | |
[設立者] ENo.1890 触手姫 |
薄暗く陰鬱とした雰囲気を漂わせるンガイの森の中。 深く生い茂った樹々のすき間から、古い洋館がポツンと建っているのが見える。 重い扉を開けて中に入ると、長い黒髪の影のような女が出迎えてくれる。
そう言って深々と一礼すると、女は音もなくいつの間にか姿が消えていた。 さっきまで一緒にいたはずのメイド達も溶けてしまったように、どこにもいない。 誰もいなくなったホールには、どこからともなく夜鷹の鳴き声と、それに呼応する様に 野犬達の遠吠えが聞こえてくる。 そう、ここはダンウィッチホテル―― ※注意事項※ 森の中にある何の変哲もないただの古いホテルです。 節度と良識をもってどうかご自由にお使いください。 ただし、お客様同士のトラブルについては厳禁とさせて頂きます。 なお長期のご利用の場合はSAN値の残量にご注意ください。 地下室は立入禁止です ……ナカニダレモイマセンヨ? ※従業員※
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参加者からのメッセージ |
イサナ(721) からのメッセージ >> 瀕死のベレーネはメイドに医務室へ運ばれてしまった。 意識を取り戻したエンブリオのアルケウスは、部屋からメイドが居なくなるのを見計らい実体化した。
アルケウスの視線が、ベレーネが倒れる前に広げていたと思われる荷物に向かう。 手記と古びた本…文献だろうか? 興味を惹かれたアルケウスは、ついそれらを覗き見てしまう。
アルケウスは咄嗟にベレーネの手記を家具の隙間に隠した。 古い本も隠そうとしたが、触れる直前に全身がヒリ付く様な嫌な気配を感じ咄嗟に手を引いてしまう。 迷った末、本はそのままにしてアルケウスは姿を塵にして部屋から抜け出すのだった。 血を噴だして倒れていたベレーネと気味の悪い本。 いったいこの部屋で何があったのだろうか? 続く らいち(1006) からのメッセージ >>
ツナはイシュメールを横目に眺めつつ、一心不乱にグラスを揺すっている…… どうやらそれが作法だと勘違いしているようだ イシュメール(1800) からのメッセージ >> 次々と食卓に並べられてゆく料理を眺めながら、イシュメールは少々困っていた。 イシュメールが信仰する水神は家畜の肉を食する事を禁じている。 ゆえに、牛・豚・鶏は言うに及ばず、馬・羊・山羊などの肉料理全般にほぼ手を付けられないのだ。 戒律で禁じられているのは家畜肉であるため、狩猟による獲物は免除される。 主に猪・熊・野鳥の類がこれに当て嵌まる事になるであろうか。 無論、海の物については言うまでもないだろう。
パンは問題ないだろう。 だが、スープはどうだろうか? サラダなら? もはやフォークやスプーンを握る事すら躊躇する有様は、周囲にはさぞ滑稽に見えることだろう。 だが、それはある意味で幸運な事だったのかもしれない。 彼の前にずらりと並べられた幾つかの肉料理の材料として使われた食材の正体を思えば… |
参加キャラクター : 4名 |
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