〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夜も更け、幽かな月影が川面にかたむくころには、
河川敷にある広場では虫のささやきや話し声が聞こえてきます。
まだ手持ち花火の爆ぜる音もちらほらと聞こえてはいますが、
そこはすっかりと静寂を取り戻しつつあります。

『うーん、けっこう散らかっちゃったね！』

四人の女の子が少しずつお片づけの準備を始めました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


【Let's お片づけ♪】
その後、河川敷に落ちているのは…花火の燃えがら、紙くず、棒きれ etc...
自分が出したわけではないけれど、どうしてもごみは残ってしまうものです。

【11日目ボランティアに参加していただける方へ】
ただ単に、近くに落ちている何やらかんやらを片付けるロールをしていただくだけです。
特別な作業は必要ありません。ただ一日これをするだけです。
楽しく遊んだ場所をみんなで片付ければ、明日の河川敷はきっとキレイに元通り！

---- ---- 花火リスト（本日で終了です！） ---- ----
１．線香花火
２．すすき花火（噴出花火）
３．へび花火
４．パラシュート花火（各種お楽しみどうぶつフィギュア付き）
５．スモークボール
６．ねずみ花火
７．BAKU-TICK（爆竹）
８．かんしゃく投げ弾
９．地上置き噴水花火
---- ---- --- その他 --- ---- ----
０.ロケット笛
０.4号筒牡丹（あぶないので気をつけて打ち上げよう）
０.ろうそく（ずっと眺めても良し）
---- ---- ---- ---- ---- ---- ----
（※パラシュート花火の中身が何かは遊んだ方が決めてくださって大丈夫です）


---- -- お楽しみ屋台コーナー（本日で終了です！） -- ----
・クーラーボックス（各種飲み物が氷水につっこまれています。）
・トルネードマッスルポテト屋台（斬新な切り方をした新感覚ポテト串）
・ベビーエリンギカステラ屋台（外カリ中フワ、キュートなエリンギ型のやつ）
---- ---- ---- ---- ---- ---- ----
（※協賛：メルンテーゼ王都農商組合のみなさん）


花火アイコンも配布中です。
http://www.k2.dion.ne.jp/~tych/ikki/hanabi/



一揆に疲れた心を、一夜の花と思い出で癒しませんか！



【注意点など】
・ひとにむけてはいけません
・火の始末は最寄の水バケツへ
・飲食・飲酒は自由ですがごみは持ち帰りましょう
・花火はどんどん使ってかまいません。メルンテーゼ産ではないようですが、なんかたくさんあります
・夏の終わりには終了します


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　☆ 大会スケジュール ☆
　［10日目：大会最終日］　　　　（実質当コミュニティはここで終了です。）
　［11日目：後片付け］　　　　　（ここからのご参加も任意です。）
　［12日目：打ち上げ］　　　　　（ボランティア活動を頂いた方同士でねぎらいましょう。）
　［13日目：解散］　　　　　　　　（この時点でコミュニティが消滅します。）
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

　
　　　　　　アナウンス >>
　　　　　　　【花火大会は本日で終了です！皆様ご来場ありがとうございました！】
　　　　　　　【お帰りの際は、足元が暗いですので充分にお気をつけ下さいね。】
　　　　　　　【土手の階段沿いから最寄の村まで提灯とろうそくを燈していますのでご利用ください。】
　　　　　　　【もちろんまだまだ会場に残って余韻を楽しんでいただいて構いません♪】
　　　　　　　【そのときは、お手すきならお片づけもお手伝いくださいね♪】
　　　　　　　【それでは、少し早いですが…御疲れ様でした！】

　

　　掃除の道具を河川敷に並べて、四つ子が掃除の準備を始めていました。
　

　---- ---- ----
　

　

次々あがる大型の花火をぼんやり眺めている。
途中で投げられたアナウンスに反応して、一旦首を下げる。

ナポリンに話しかけられていた事に気付き、目線を空から戻す。

最後の大玉花火が散っていく。
その火の粉が溶け消えたのを見届けて、モートゥは立ち上がった。
周囲には、まだ花火を楽しむ人が残っている。
可憐な火花がパチパチとはじける、少し寂しげな花火が人気のようだ。

さて、帰ろうか。
だが歩き出してすぐに、花火の残骸を入れた水バケツが視界に入った。

方向転換し屋台まで歩くと、クーラーボックスの飲み物を一本手に取る。
そうして草の上に再び腰を下ろした。

落ちてしまった線香花火を名残惜しそうに眺めた後
上から聞こえる大きな音に空を見上げた。

手に握られたままのベビーエリンギカステラに目を落とす。
その存在に気付くと同時に、慌てた様子ではむはむと食べ始めた。

幸せそうに食べ終わると、即座に屋台の方へと駆け出した

（パチッ、パチパチ……）

（パチッ……ポトン）