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ローザ 「……やれやれ、最後がよりによって得体が知れないタイプですか。」 静かに武器を構える |
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ミハル 「こんにちは、お嬢さん。 もう戦争も終わりですねえ。悔いはありませんか? なんて、勝敗が目に見えたこの状況でする問いでもないですか」 |
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ミハル 「──さて。最後です。 やさしく、ていねいに傷つけてさしあげましょう」 |
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ミハル 「花は、美しく保たなければ意味がありませんから」 |

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ローザ 「一時だけでも耐えなさい。」 |
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アルラウネ 「……何か最近盾役になってませんか!?」 |

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悲劇を呪え。不幸を恨め。敵を憎め。絶望を孕め。 |
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平穏を尊べ。幸福を望め。隣人を愛せ。希望を抱け。 |

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戦え。愛しき者どもよ。 抗え。愛しき者どもよ。 |
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愛しきその心を以て、運命を跪かせろ。 |

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其れこそ、わたしが世界に仇成す理由である。 |

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ローザ 「……この戦いもこれで最後です。」 |
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ローザ 「そう最後なのです、もはや語る意味もなく、こうして戦う意味も無いでしょう。」 |
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ローザ 「……しかし、可能性が0と決まっている訳では無い故に 止まる理由は無く、諦める理由もないのです。」 |
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ローザ 「……理由にはご納得いただけたでしょうか?」 |
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ローザ 「ま、納得できようが出来なかろうが、相手はしてもらいますよ。 綺麗に決めて終わりたいんですよ、私は。」 |


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愛している。 例えこの世の誰にも認められずとも。 |

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ローザ 「ねっ……狙わないでください……」 |
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ミハル 「ありゃ。今の避けちゃうんだ……」 |
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ローザ 「ねっ……狙わないでください……」 |
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ミハル 「ありゃ。今の避けちゃうんだ……」 |
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ミハル 「ムリしちゃダメですよ」 |
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ローザ 「……応急処置を。」 |
| ローザのカード発動! |
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ローザ 「ハハッ……やるじゃない……」 |

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ミハル 「う、……。……」 |
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どれがだれで、だれがどれだかわからない。 |

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戦ってくれ。抗ってくれ。憤ってくれ。憎んでくれ。 逃れてくれ。苦しんでくれ。恐れてくれ。嘆いてくれ。 お前たちを愛している。 |

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ローザ 「えぇ……防げるのなら防ぎます。」 |
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ローザ 「ハハッ……やるじゃない……」 |

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わたしはちゃんと、演じられているだろうか。 |

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ミハル 「窮鼠猫を噛むってやつかな?」 |
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ヒトを象る。ヒトを象る。ヒトを象る。ヒトを象る。 |

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ローザ 「まだよ……まだ倒れないわ。」 |
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ローザ 「まだ……倒れちゃ……」 |
| ローザのカード発動! |
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サク 「甘いお菓子は如何かな?」 |
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ローザ 「ははは……綺麗には勝てませんでしたか……」 |
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アルラウネ 「あわわわわ・・・・・」 |



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火 水 風 地 光 闇 |
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── あなたの足元が揺らぐ。 |
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ミハル 「のりが悪いなあ」 |



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火 水 風 地 光 闇 |
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── あなたの足元から、泥の腕がひとつ伸びる。 |
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その腕の先には、あなたの見知った目があるかもしれないし、 全然見覚えのない人間の声が響いたかもしれない。 …… しかしきっと、気のせいだ。 |



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火 水 風 地 光 闇 |
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この物語の終焉は、幸福に満ちている。 |

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ヒトを象る。ヒトを象る。ヒトを象る。ヒトを象る。 |

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ミハル 「ありゃ。今の避けちゃうんだ……」 |
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今日もこうして、わたしは誰かの面を被る。 ──それが、いったいだれの面だったのかも、わからないまま。 |

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ミハル 「もう終わりですか?」 |
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アルラウネ 「やっぱり無理!!!!」 |
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ミハル 「……」 |
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あなたたちを一瞥して、何も言わずに立ち去った。 ……泥の痕が続いている。 |

