
緋色妖精光沙
|
![]() |
立ちはだかるもの
|

| 165 | ![]() |
541 |








![]() |
義手、義足から駆動音が漏れ出した。 |
![]() |
ユウ 「俺が相手だっ」 |
![]() |
サクモ 「さてさて、この間のアルマジロみたいなヤバいのでなければいいがな」 |
![]() |
ミーシャ 「さぁて、一丁稼ぐとするにょろ。」 |
![]() |
チヨミ 「猛獣出没注意ってちゃんと看板たてといて欲しいよなぁ、ンモー」 |
![]() |
ミーシャ 「儀式を行い、」 |
![]() |
ミーシャ 「調子を崩させ、」 |
![]() |
ミーシャ 「手下を強化し、」 |
![]() |
ミーシャ 「ちょいとブーストして、」 |
![]() |
ミーシャ 「剛毅に健全で行くっさ。」 |
![]() |
ユウ 「神経接続伝導率、最大解放!」 |
![]() |
ユウ 「リミッター解除、アクチュエータ戦闘モード起動!」 |
![]() |
義足の内部から薄い光が漏れ出る。 下腿の外側部がせり上がり、排熱フィンが稼働する。 熱を帯びた金属が空気を揺らめかせた。 |
![]() |
義手の前腕外側部がスライドし、薬莢がごとくボトルが排出された。 被覆セラミックス粒子燃料が空になったタンクに充填される。 と同時、手の甲から高温の炎が噴き出し、拳を覆った。 |
![]() |
心臓がドクンと脈打つ。 体の中から何かが這い出てくるような、そんな感覚。 得体の知れない何かが叫んでいる。力が欲しいならもっと血を寄越せ、と。 |
![]() |
ユウ 「俺が、皆を守る!」 |




| 0 0 0 0 0 0 |
0 1 0 1 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||

![]() |
ミーシャ 「雷のごとく、ぶらり旅っさ。」 |
![]() |
ミーシャ 「ちょいとクスリをガブ飲みする。」 |
![]() |
ミーシャ 「ちょいとクスリをガブ飲みする。」 |
![]() |
義手の内部から光が漏れ出る。 モーター音が唸りを上げ、空気を焼くイオン臭が立ち込めた。 |
![]() |
義手の内部から光が漏れ出る。 モーター音が唸りを上げ、空気を焼くイオン臭が立ち込めた。 |
![]() |
ユウ 「いくぞぉぉぉぉっ!」 |
![]() |
チヨミ 「わかる? これデータ主義のモノマネ」 |
![]() |
チヨミ 「仕立て屋――っ!!」 |
![]() |
仕立て屋 「まいど~」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
2 1 0 1 0 0 |
0 0 0 0 0 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 0 3 1 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||

![]() |
ミーシャ 「私の魂をわけてやるにょろーん。」 |
![]() |
ミーシャ 「みんな、景気よくブッ飛ばすっさー。」 |
![]() |
ミーシャ 「状態異常の3連星を食らうっさ。」 |
![]() |
ユウ 「俺が牽制します! 相手の隙をつい御砕流赤い三連蹴り!」 |
![]() |
ミーシャ 「最後の踏み込みを鋭く、早く、大胆にするっさ!」 |
![]() |
ミーシャ 「貫けぇ!」 |
![]() |
ユウ 「やるな、次は当てるっ!」 |
![]() |
ユウ 「もういっちょぉぉぉっ!」 |
![]() |
ユウ 「祥雲さん、避けて!」 |
![]() |
サクモ 「……不要だ。倒してしまえばいいのだろう」 |
![]() |
ユウ 「祥雲さん、避けて!」 |
![]() |
サクモ 「……不要だ。倒してしまえばいいのだろう」 |
![]() |
チヨミ 「邪魔だよねぇこの犬ころ!」 |
![]() |
チヨミ 「ヘイ、Sibara! カードの再生よろしくどうぞ!」 |
![]() |
Sibara 「...カードを再生します...」 |
| チヨミのカード発動! |
![]() |
チヨミ 「焼肉屋――っ!」 |
![]() |
焼肉屋 「まいど~」 |
![]() |
チヨミ 「なるほど慣れてる……!」 |
![]() |
チヨミ 「焼肉屋――っ!」 |
![]() |
焼肉屋 「まいど~」 |



| 3 0 0 0 0 0 |
4 1 0 1 0 0 |
0 0 0 0 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 3 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||||||||

![]() |
ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「もういっちょぉぉぉっ!」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「いくぞぉぉぉぉっ!」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「うぉぉぉぉぉっ!」 |
![]() |
チヨミ 「はいパチン! ……ん? ああ、パチン!」 |
![]() |
チヨミ 「デキないケンカさせんじゃない……よ!」 |
![]() |
ミーシャ 「私の見切りは、イバライチィィィィにょろん。」 |
![]() |
ユウ 「助かりました!」 |
![]() |
ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
![]() |
ユウ 「まだまだ、これからだっ」 |
![]() |
ユウ 「まだまだ、これからだっ」 |



| 3 0 0 0 0 0 |
5 1 1 1 0 0 |
1 0 1 0 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
3 0 0 0 3 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||||||||


![]() |
ミーシャ 「みんな、景気よくブッ飛ばすっさー。」 |
![]() |
ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
サクモ 「もう少し相手をよく見ろ。距離を測り損ねている」 |
![]() |
ユウ 「はいっ」 |
![]() |
サクモ 「大振りすぎる。もっと相手の呼吸を読め。予想外の瞬間、呼吸の虚を付け」 |
![]() |
ユウ 「はいっ」 |
![]() |
ミーシャ 「脇が甘い!もっとコンパクトに無駄な動きを省かないとダメっさ」 |
![]() |
ユウ 「はいっ」 |
![]() |
ユウ 「うぉぉぉぉぉっ!」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「くそっ、次こそはっ!」 |
![]() |
ユウ 「そこだぁぁぁぁっ!」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「……っ!」 |
![]() |
ユウ 「くそっ、次こそはっ!」 |
![]() |
ユウ 「そこだぁぁぁぁっ!」 |
![]() |
チヨミ 「ああー、しんどい……」 |
![]() |
チヨミ 「じゃまくさ! クスリ撒いちゃおっと」 |
![]() |
チヨミ 「ああー、しんどい……」 |
![]() |
ミーシャ 「私の見切りは、イバライチィィィィにょろん。」 |
![]() |
ユウ 「これなら、行けるっ」 |
![]() |
ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |



| 3 0 1 0 0 0 |
6 1 1 1 0 0 |
3 0 1 0 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
4 0 0 0 1 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||||||||


![]() |
ミーシャ 「みんな、景気よくブッ飛ばすっさー。」 |
![]() |
ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「……っ!」 |
![]() |
ユウ 「……っ!」 |
![]() |
ユウ 「くそっ、次こそはっ!」 |
![]() |
ユウ 「やるな、次は当てるっ!」 |
![]() |
ユウ 「くそっ、次こそはっ!」 |
![]() |
ユウ 「くそっ、次こそはっ!」 |
![]() |
ユウ 「うぉぉぉぉぉっ!」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ミーシャ 「脇が甘い!もっとコンパクトに無駄な動きを省かないとダメっさ」 |
![]() |
ユウ 「はいっ」 |
![]() |
ミーシャ 「踏み込みが甘いにょろ、もっと良く相手を見るっさ」 |
![]() |
ユウ 「はいっ」 |
![]() |
ユウ 「あたらないなぁ」 |
![]() |
ユウ 「そこだぁぁぁぁっ!」 |
![]() |
踏み込みと同時に突き出すように拳を放った。 さらに踏み込み肩から強く体当たりをぶちかます。 勢いそのままに背面を向けると、鋭く体を回して遠心力を乗せた裏拳を叩き込んだ |
![]() |
ユウ 「せいやっ!」 |
| ユウのカード発動! |
![]() |
仄暗い瘴気が、奇妙な高揚感と共に力を与える――! |
![]() |
チヨミ 「じゃまくさ! クスリ撒いちゃおっと」 |
![]() |
チヨミ 「なるほど慣れてる……!」 |
![]() |
チヨミ 「手ひどい真似はガラじゃないね……」 |
![]() |
チヨミ 「だからただ不衛生なものを駆除するだけよ」 |
![]() |
チヨミ 「あることないこと書き散らすかー」 |
![]() |
チヨミ 「審判屋――っ!!」 |
![]() |
審判屋 「まいど~ 1! 2! ――…」 |
![]() |
ユウ 「これなら、行けるっ」 |
![]() |
ユウ 「まだまだ、これからだっ」 |
![]() |
サクモ 「急げ、焦るな。呼吸を整えろ……!」 |


![]() |
ミーシャ 「みんな、景気よくブッ飛ばすっさー。」 |
![]() |
ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
![]() |
ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
![]() |
ユウ 「全力で、打ち込むっ!」 |
![]() |
ユウ 「……っ!」 |
![]() |
ユウ 「やるな、次は当てるっ!」 |
![]() |
サクモ 「大振りすぎる。もっと相手の呼吸を読め。予想外の瞬間、呼吸の虚を付け」 |
![]() |
ユウ 「はいっ」 |
![]() |
ユウ 「いくぞぉぉぉぉっ!」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「やるな、次は当てるっ!」 |
![]() |
ユウ 「うぉぉぉぉぉっ!」 |
![]() |
ユウ 「そこだっ」 |
![]() |
チヨミ 「ああー、しんどい……」 |
![]() |
チヨミ 「なるほど慣れてる……!」 |
| チヨミのカード発動! |
![]() |
チヨミ 「だぁから……ッ」 |
![]() |
ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
![]() |
ユウ 「ありがとうございます」 |
![]() |
チヨミ 「手ひどい真似はガラじゃないね……」 |
![]() |
チヨミ 「だからただ不衛生なものを駆除するだけよ」 |
![]() |
チヨミ 「デキないケンカさせんじゃない……よ!」 |
![]() |
ユウ 「これなら、行けるっ」 |
![]() |
ユウ 「ありがとうございます」 |
![]() |
サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |

![]() |
ミーシャ 「みんな、景気よくブッ飛ばすっさー。」 |
![]() |
ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
![]() |
ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
![]() |
ミーシャ 「ガっと、ドーピングにょろ~ん。」 |
| ミーシャのカード発動! |
![]() |
突如として応援団が駆けつけてきた! めちゃくちゃ応援してやる気を出そうとしてくる! |
![]() |
チヨミ 「うわあああああああ」 |
| ユウのカード発動! |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「交わされたっ!」 |
![]() |
ユウ 「……っ!」 |
![]() |
ユウ 「避けられたっ!?」 |
![]() |
ミーシャ 「これは改造案件にょろ」 |
![]() |
ユウ 「うぇぇぇっ!肉体改造ですか!?」 |
![]() |
ミーシャ 「義手の話っさ。あっはっはっはっは」 |
![]() |
ユウ 「うぉぉぉぉぉっ!」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ユウ 「交わされたっ!」 |
![]() |
ユウ 「……っ!」 |
![]() |
ユウ 「もういっちょぉぉぉっ!」 |
![]() |
ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
![]() |
意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
![]() |
ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
![]() |
そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
![]() |
ユウ 「 正義執行!」 |
![]() |
ミーシャ 「踏み込みが甘いにょろ、もっと良く相手を見るっさ」 |
![]() |
ユウ 「はいっ」 |
![]() |
ユウ 「もういっちょぉぉぉっ!」 |
![]() |
チヨミ 「じゃまくさ! クスリ撒いちゃおっと」 |
![]() |
チヨミ 「なるほど慣れてる……!」 |
![]() |
チヨミ 「だぁから……ッ」 |
![]() |
チヨミ 「じゃまくさ! クスリ撒いちゃおっと」 |
![]() |
チヨミ (顔でごまかしちゃお) |
![]() |
チヨミ 「デキないケンカさせんじゃない……よ!」 |
![]() |
チヨミ 「なるほど慣れてる……!」 |
![]() |
ユウ 「助かりました!」 |
![]() |
ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
![]() |
サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
![]() |
サクモ 「急げ、焦るな。呼吸を整えろ……!」 |
| 3 0 1 0 0 0 |
3 1 1 1 0 0 |
9 0 2 0 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
9 0 0 0 1 1 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
![]() |
義手、義足のスリットが開き、白い煙状の冷却ガスを排出した。 |
![]() |
ユウ 「……戦闘終了」 |
![]() |
ユウ 「誰かを守るとか、おこがましいな。生きあがいてるだけじゃないか」 |
![]() |
ユウ 「…………それでも──俺は誰かを助ける為に力を使いたい」 |
![]() |
ミーシャ 「ちょっち、頭を冷やそーかにょろね。」 |
![]() |
チヨミ 「……読めてましたとも。 特に際立つ危険はないってね」 |
