
カシマでシースー
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チーム食糧難☆今夜はあなたでバーベキューRE:
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ユウ 「……現実世界で生きてる記憶を持ったまま、お互いを削り合う。なんなんだろうな、これ」 |
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ユウ 「手も足も失って、辛い事ばっかだけど、それでも支えてくれる人が居たんだ。楽しい思い出だけじゃないけど、イバラの人たちは案外お人よしが多いと思う」 |
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ユウ 「どうしたらいいんだろうな、先輩」 |
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ユウ 「……本当の敵はこのゲームを仕込んだ奴で、そいつをぶん殴る方法を探さなきゃならない。そういうことなんだろな」 |
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サクモ 「流石にもう……大半の相手には驚かなくなってきたな?」 |
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ミーシャ 「さぁて、一丁稼ぐとするにょろ。」 |
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チヨミ 「いやあ、消耗の度合いがダンチだわ…… 力の抜き方がうまいというか……やっぱり連戦に『慣れてる』よねアイツら……」 |
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異形の花が貴方を見つめた。 |
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なずみ 「さぁ、行きますか――」 |

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ラートゲルダ 「邪魔をしないでくれる?」 |


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ミーシャ 「オーバーテクノロジーを駆使して」 |
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ミーシャ 「儀式を行い、」 |
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ミーシャ 「効果を付随して、」 |
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ミーシャ 「手下を強化し、」 |
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ミーシャ 「剛毅に健全で行くっさ。」 |
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ユウ 「神経接続伝導率、最大解放!」 |
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ユウ 「リミッター解除、アクチュエータ戦闘モード起動!」 |
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義手の内部から光が漏れ出る。 モーター音が唸りを上げ、空気を焼くイオン臭が立ち込めた。 |
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義足の内部から薄い光が漏れ出る。 下腿の外側部がせり上がり、排熱フィンが稼働する。 熱を帯びた金属が空気を揺らめかせた。 |
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心臓がドクンと脈打つ。 体の中から何かが這い出てくるような、そんな感覚。 得体の知れない何かが叫んでいる。力が欲しいならもっと血を寄越せ、と。 |
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ユウ 「おおおおおおおっ!いくぞぉぉぉっ!!」 |


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ミーシャ 「ふんむっと、パンプアップっさ。」 |
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心臓がドクンと脈打つ。 体の中から何かが這い出てくるような、そんな感覚。 得体の知れない何かが叫んでいる。力が欲しいならもっと血を寄越せ、と。 |
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ユウ 「俺が、皆を守る!」 |
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ドクンと心臓が強く跳ねる。 突如、体中の傷から血が噴き出し、肉体を赤く染めていく。 血は蠢きながら体を包み込み、攻撃的なフォルムの外骨格となって隈なく体を覆っう。 頭部を濡らした血は2本の角を生やした蛇の兜となり、顔全体を仮面が覆い隠した。 霧のように空中に飛び散った血は、集まって赤いマントへ姿を変える。 義手を濡らした血は炎となって燃え上がり、炎は大蛇の姿となって腕にまとわりつく。 |
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意識が一つになっていく感覚。 自分こそが悪魔だという感覚。 自分が自分でなくなっていく感覚が冷たい針のように胸に突き刺さる。 |
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ユウ 「──それでも、誰かを救えるなら……俺はっ!──」 |
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そこには血濡れた赤い鎧兜を身に纏った悪魔が立っていた。 |
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ユウ 「 正義執行!」 |
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サクモ 「遅い!」 |
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サクモ 「読めたぞ!」 |
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サクモ 「読めたぞ!」 |
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ミーシャ 「いいにょろ。その調子っさ」 |
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ユウ 「ありがとうございます!」 |
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チヨミ 「お色直しの暇くらいちょうだいよ」 |
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チヨミ 「お色直しの暇くらいちょうだいよ」 |
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チヨミ 「っりゃ!」 |
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チヨミ (顔でごまかしちゃお) |
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なずみ 「危ない、危ない。」 |
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チヨミ 「なるほど慣れてる……!」 |

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ミーシャ 「ふんむっと、パンプアップっさ。」 |
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ミーシャ 「ちょいと一杯行くにょろん。」 |
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鋭くしなる鞭のようにローキックが放たれた。次の瞬間、体制を崩した相手へと回し蹴りが放たれる。 首筋を狙った回し蹴りは、あたかも死神の鎌のごとく、鋭く、重い。 |
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ユウ 「どりゃぁっ!」 |
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サクモ 「もう少し相手をよく見ろ。距離を測り損ねている」 |
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ユウ 「はいっ」 |
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なずみ 「危ない、危ない。」 |
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ユウ 「避けられたっ!?」 |
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ミーシャ 「これは改造案件にょろ」 |
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ユウ 「うぇぇぇっ!肉体改造ですか!?」 |
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ミーシャ 「義手の話っさ。あっはっはっはっは」 |
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ユウ 「あたらないなぁ」 |
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なずみ 「危ない、危ない。」 |
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ユウ 「……っ!」 |
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義手が唸りを上げる。 掌へと炎が吸収されれば、紫電が義手を走り、肘から余剰分の炎を吹き出した。 |
| ユウのカード発動! |
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――パンセポンセが飛んでくる――!! |
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ユウ 「気合を入れろっ!」 |
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踏み込みと同時に突き出すように前蹴りを放った。 弱めの当りは次の蹴りへの布石。 蹴った反動を利用して踵を高く掲げる。金属で出来た義足がハンマーの様に振り下ろされる |
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ユウ 「つぇぇいっ!」 |
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なずみ 「危ない、危ない。」 |
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サクモ 「もう少し相手をよく見ろ。距離を測り損ねている」 |
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ユウ 「はいっ」 |
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なずみ 「危ない、危ない。」 |
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ユウ 「交わされたっ!」 |
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義手が唸りを上げる。 火を噴き、紫電を走らせ、空気を焦がす。 |
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ユウ 「俺が右へ回り込みます!」 |
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ミーシャ 「なら左へ釣ってみようかにょろん」 |
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義手が唸りを上げる。 掌がスライドし、現れた円形の穴へと炎が吸収された。 |
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チヨミ 「んのっ、……んやろっ!」 |
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チヨミ 「チッ! 健康屋――っ!!」 |
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チッ! 健康屋 「まいど~」 |
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チヨミ 「毎週火曜のボヤ騒ぎ、現場に必ず一等屋――っ!!」 |
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毎週火曜のボヤ騒ぎ、現場に必ず一等屋 「まいど~」 |
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チヨミ 「審判屋――っ!!」 |
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審判屋 「まいど~ 1! 2! ――…」 |
| 悪夢の苗床のカード発動! |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「助かりました!」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「ナイス援護です」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「ナイス援護です」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
| 悪夢の苗床のカード発動! |
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誰かが潰れた音がした。 |
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ラートゲルダ 「・・・これで終わりと思わないで。」 |

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ミーシャ 「ちょいと一杯行くにょろん。」 |
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ユウ 「おおおおっ!」 |
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なずみ 「てーい」 |
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サクモ 「遅い!」 |
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なずみ 「むぅ」 |
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チヨミ 「取り出したるはこの……言うこっちゃないや! など言ってる間にドン!」 |
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なずみ 「危ない、危ない。」 |
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チヨミ (顔でごまかしちゃお) |
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チヨミ 「ああー、しんどい……」 |
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チヨミ 「だぁから……ッ」 |
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ユウ 「助かりました!」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「まだまだ、これからだっ」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「助かりました!」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ラートゲルダ 「なにもしないよりマシかしら。」 |


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ミーシャ 「異常を鎮めて、疲労がポンと飛ぶにょろん。」 |
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ミーシャ 「みんな、景気よくブッ飛ばすっさー。」 |
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義手の前腕外側部がスライドし、薬莢がごとくボトルが排出された。 被覆セラミックス粒子燃料が空になったタンクに充填される。 と同時、手の甲から高温の炎が噴き出し、拳を覆った。 |
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義手が唸りを上げる。 熱エネルギーを吸収して、回転数を上げたシリンダーが空気を焦がす。 |
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ユウ 「なんとか、なったか?」 |
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サクモ 「殺したかしっかり確認するまで気を抜くな」 |
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ユウ 「そんな言い方……」 |
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サクモ 「お前の命を守れるのは、お前だけだ。よく考えておけ」 |
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ユウ 「……はい」 |
| ナズミのカード発動! |
| ラ―トゲルダのカード発動! |
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なずみ 「危ない、危ない。」 |
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ミーシャ 「脇が甘い!もっとコンパクトに無駄な動きを省かないとダメっさ」 |
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ユウ 「はいっ」 |
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ラートゲルダ 「当てようとしたの?」 |
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ユウ 「やるな、次は当てるっ!」 |
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ミーシャ 「踏み込みが甘いにょろ、もっと良く相手を見るっさ」 |
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ユウ 「はいっ」 |
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ラートゲルダ 「当てようとしたの?」 |
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ミーシャ 「踏み込みが甘いにょろ、もっと良く相手を見るっさ」 |
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ユウ 「はいっ」 |
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義手が唸りを上げる。 火を噴き、紫電を走らせ、空気を焦がす。 |
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義手が唸りを上げる。 火を噴き、紫電を走らせ、空気を焦がす。 |
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なずみ 「てーい」 |
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チヨミ 「取り出したるはこの……言うこっちゃないや! など言ってる間にドン!」 |
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ユウ 「ナイス援護です」 |
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ラートゲルダ 「なにもしないよりマシかしら。」 |
| ナズミのカード発動! |
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Ⅲ 女帝 いまこそ実りと収穫のとき。 甘き香りは芳醇の証か、饐えた腐臭か。 |
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なずみ 「くっ……これは無理、か、な……」 |
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ラートゲルダ 「・・・これで終わりと思わないで。」 |

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ミーシャ 「みんな、景気よくブッ飛ばすっさー。」 |
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ミーシャ 「喰らえ、酸の雲っさ~。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
| A-Eyeのカード発動! |
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ユウ 「あ、先生そっち行きましたよ」 |
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ミーシャ 「ちょいさっ」 |
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ユウ 「交わされたっ!」 |
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ユウ 「ぶっとべぇっ」 |
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ユウ 「……っ!」 |
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義手が唸りを上げる。 掌がスライドし、現れた円形の穴へと炎が吸収された。 |
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チヨミ 「ブームの火付け役ってのはこういうこと言うんだろうかな」 |
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チヨミ 「審判屋――っ!!」 |
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審判屋 「まいど~ 1! 2! ――…」 |
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チヨミ 「毎週火曜のボヤ騒ぎ、現場に必ず一等屋――っ!!」 |
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毎週火曜のボヤ騒ぎ、現場に必ず一等屋 「まいど~」 |
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ラートゲルダ 「当てようとしたの?」 |
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チヨミ 「だぁから……ッ」 |
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ラートゲルダ 「当てようとしたの?」 |
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チヨミ 「だぁから……ッ」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「ありがとうございます」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「ナイス援護です」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「まだまだ、これからだっ」 |
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ラートゲルダ 「なにもしないよりマシかしら。」 |
| ラ―トゲルダのカード発動! |
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ラートゲルダ 「回復が必要ね。」 |

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ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
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ミーシャ 「異常を鎮めて、疲労がポンと飛ぶにょろん。」 |
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ユウ 「俺が牽制します! 相手の隙をつい御砕流赤い三連蹴り!」 |
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ミーシャ 「最後の踏み込みを鋭く、早く、大胆にするっさ!」 |
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ミーシャ 「貫けぇ!」 |
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義手が唸りを上げる。 掌がスライドし、現れた円形の穴へと炎が吸収された。 |
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ユウ 「くらえっ」 |
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ユウ 「この調子で!」 |
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ユウ 「なんとか、なったか?」 |
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サクモ 「殺したかしっかり確認するまで気を抜くな」 |
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ユウ 「そんな言い方……」 |
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サクモ 「お前の命を守れるのは、お前だけだ。よく考えておけ」 |
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ユウ 「……はい」 |
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チヨミ 「デキないケンカさせんじゃない……よ!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「ありがとうございます」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「ナイス援護です」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「これなら、行けるっ」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ラートゲルダ 「なにもしないよりマシかしら。」 |
| A-Eyeのカード発動! |
| ――光り輝く白い鳥の群れが飛んでいく。 かれらは獲物を追い込む狩人のように、くるくる、くるくると飛び回る。 |
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ラートゲルダ 「・・・・・・引いたほうがよさそうね」 |
| 0 3 0 0 0 0 |
6 2 0 0 0 1 |
0 3 1 1 0 3 |
火 水 風 地 光 闇 |
3 1 1 0 0 0 |
2 1 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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ユウ 「……このくだらない脚本を書いたやつを見つけて、ぶっ潰す。」 |
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ミーシャ 「ちょっち、頭を冷やそーかにょろね。」 |
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チヨミ 「は、ハハ……やったやった……。 トドメさすパワー残ってないわ……ああキツ」 |
