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「ああ……もしかしておジャマかね?」 |
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「ウサちゃんに免じて勘弁してくれねェ? 無理か~ 無理そうだなァ……」 |

| 桔柳 「…………」 |
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『 ? 』 |
| 桔柳 「なんだ? その顔……」 |
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桔柳 「グッッ——」 |
| 桔柳 「ハハハッハハハハ!!」 |
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【絶叫と鮮血と共に、掌から鋭く鈍く光る刃が突き出る!】 |
| 桔柳 「血塗れで、それでもギラついた目だ。まるで獣だ」 |
| 【刀を振り回す。刃から滴る血が、青年の服に、あたりに飛び散る。】 |
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【最後に大きく振るうと、動きを止めた。】 |
| 桔柳 「だから、駆除してやる」 |
| 【そして切っ先を向けた。殺意と共に】 |
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桔柳 「覚えておけ、敵はどこにでもいる。全員を殺さなければならない」 |
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ざわざわ ――列を為す 人々の影。 ざわざわ ざわざわ |
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――鳴り響く。 不快なブザーの音。 |


| 桔柳 「ハハハハ!!!」 |
| 桔柳 「ハハハハ!!」 |
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【血が流れる。それは彼の体内で無数の刃となる。極小にして無数の傷は、リミッターの外れた回復を促し、魂すら削る異常な活力を生み出した。鼓動のたびに走る激痛と共に】 |
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「これはこれは。」 |
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ふえる。 ふえる。 |
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『 ♪ 』 |

| 【とてもよくない気が激っている】 |
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桔柳 「ッガ!ア゛ア゛アアアアアアア!!」 |
| 【体の内側を走る血管が、小さな刃の因子を生み出す。それは内部から無数の傷をつけ、過剰に溢れ出した異能の力が血に邪な力を増幅させる】 |
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ふえる。 ふえる。 |
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『 ++ ++ ++ ++ ++ 』 |
| 桔柳 「ハハハ! 暖まってきたな——先に死ぬのはテメェだ」 |
| 桔柳のカード発動! |

| 【とてもよくない気が激っている】 |
| 桔柳 「まずはテメェから死ね」 |
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――――!! ――――!! |
| 桔柳 「させるか」 |
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【隙が生まれる、技が出始める一瞬。その一瞬で十分だった。詰め寄り、斬りかかる。それは傷は与えずとも、行動を阻害するに十分だった。】 |
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ふえる。 ふえる。 |

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――男の影がブレる。 |
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『 ++ ++ ++ ++ ++ 』 |

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【憎しみが募る】 |
| 桔柳 「は、ははは」 |
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桔柳 「ハハハハハハ!!!ハハハハハハハハハハハハ!!!!」 |
| 【止まらぬ血が刃を生み、刀が傷付ける身体から血を流させる。それは桔柳の腕から大小の鋼の刺を生やさせ、鉄の大樹となる。腕を引きちぎらん勢いで振りかぶり、刃の森が襲いかかった!】 |
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『 ++ ++ ++ ++ ++ 』 |
| 桔柳 「こちらは人間だからさァ、お前みたいな化物の一撃が当たると死ぬんだよ。だから死んだ。わかるか?」 |
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『 ++ ++ ++ ++ ++ 』 |
| 桔柳 「こちらは人間だからさァ、お前みたいな化物の一撃が当たると死ぬんだよ。だから死んだ。わかるか?」 |
| 桔柳 「まだだ」 |
| 桔柳のカード発動! |
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アルマ 「これ、使って!」 |
| 桔柳 「……!クソがッ ……!」 |
| 桔柳 「ハハハ……クソッタレが……こうなるとは……」 |
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0 0 0 0 0 0 |
0 4 0 0 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 3 0 0 0 4 |
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「ヒィ~ こえェ、こえェ~ 狂気も凶器もマジもんはナシだろ。」 |
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「血とか殺戮とかさァ、やたらナマいヤツ…… どーもそういうの苦手なんだよ。 できりゃあ別のトコでよろしく頼むわ。 んじゃな。」 |

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