

![]() |
紫明 「さぁ進め、成就の為に。」 |

![]() |
遠目には、きっと周囲と変わりない建造物。 歪に組み合わさったそれが、景色に溶け込みながら"敵"を取り囲む。 ――その内側にオレはいた。 |

![]() |
ランフォリンクス 「目標確認、作戦を開始する。」 |

![]() |
―――花が、散っては咲いて、散っていく。 |





![]() |
「……足りないの?んー……じゃあこれあげる」 安全な場所へと避難中の子供に、1人の教員が食料を分け与えている。 それが後でどれだけ貴重なものになるのか、知りもしないで。 |
![]() |
ランフォリンクス 「いい風だぜ・・・・・」 |
![]() |
紫明 「どこを狙ってるんだ熊谷に当たったらどうしてくれる?」 |
![]() |
紫明 「こんなでかい的外すのかお前は?」 |

![]() |
逃げ惑う足音は、明後日の方向へ。 もう逃げる必要もないのに、ただ過去の出来事通り動いているだけの彼らは気づかない。 |
![]() |
逃げ惑う足音は、明後日の方向へ。 もう逃げる必要もないのに、ただ過去の出来事通り動いているだけの彼らは気づかない。 |
| 街喰らいのカード発動! |
![]() |
『あたった!』 子供の声だ。 『あげるよ!もうおれ十分だからさ』 |
![]() |
紫明 「こんなでかい的外すのかお前は?」 |
![]() |
ランフォリンクス 「超速の旋風がお前を迎えに行くぜェェッ!!」 |
![]() |
紫明 「なんだ、見えてるのか」 |
![]() |
紫明 「ちゃんと狙え、当たってないだろう」 |
![]() |
紫明 「ちゃんと狙え、当たってないだろう」 |

![]() |
直したり治したり――そういうことができる人間を"連れてくる"。 それだけだ。できることは。 「このッ……くたばるなよ!」 |
![]() |
紫明 「人心地」 |
![]() |
「チッ……!」 建物の一つが不自然に折れ、落下する。 |
![]() |
ランフォリンクス 「次はお前だ、準備はいいか?」 |
![]() |
ランフォリンクス 「次はお前だ、準備はいいか?」 |
![]() |
紫明 「どこを狙ってるんだ熊谷に当たったらどうしてくれる?」 |


![]() |
紫明 「ひとり。」 |
![]() |
「チッ……!」 建物の一つが不自然に折れ、落下する。 |
![]() |
「チッ……!」 建物の一つが不自然に折れ、落下する。 |
![]() |
ランフォリンクス 「次はお前だ、準備はいいか?」 |


![]() |
紫明 「終わりか?」 |
![]() |
「あッ……たれ!!」 |
![]() |
ランフォリンクス 「き、機体がもたねぇ・・・・・」 |

![]() |
紫明 「ただじゃあやらせてくれないのか?」 |
![]() |
「チッ……!」 建物の一つが不自然に折れ、落下する。 |

![]() |
紫明 「終わりか?」 |
![]() |
「危ねえな……こいつら!向こう行け!」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 3 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 2 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
![]() |
紫明 「こんなところで邪魔されるわけにはいかないんだよ、俺も。」 |
![]() |
「検体の観察を終了。試行26回目を開始します」 |
![]() |
突き立ったスピーカーからぶつ切りの、 合成したような、 しかし雑音はない音声が流れた直後、 |
![]() |
街は元通り、誰の姿も声も見えないいつもの姿で、 次の"敵"へ向かって、移動を始めた。 |
