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―― 耳を圧迫するような、風のなびき。 大きな翼が、上空で羽ばたき―― 急降下してきた!木々の葉が吹き飛ばされる! 大烏の化け物が現れた! |

| ロッテ 「あたしも一応アンジニティ出身ってことになってるんだけどね…ちょっと事情があるから邪魔させてもらうね!」 |
| ロッテ 「(この子どこかで…? いや、こっちじゃなくて向こう……確か、ティアちゃんの七不思議の資料で…?)」 |
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『ひとつ 東に卑怯者』 『ふたつ深い、絶望の底』 |

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『みっつ 惨めに這いずり回って …』 『あら?行く手を阻むのは誰?誰かしら! 』 |

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《出発地》 |
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《瓦礫の山》 |
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《廃ビル》 |
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《白い岬》 |
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《大通り》 |
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《美術館》 |
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伏魔殿《魔の巣》 魔女の通ったすべてのチェックポイントから一斉に沸き上がるもの… 《魔物》。シーラの眷族。 悲鳴と断末魔は、おぞましき悪意の魔女への讃歌。 魔女ドーラ・シーラの討たれんかぎり、ハザマの地に魔物は満ちる…! |





| ロッテ 「力に身を委ねるように…」 |
| ロッテ 「集中しなきゃ……」 |
| 踊るように軽くステップを踏む |
| ロッテ 「魔力を練り上げるイメージだね…」 |


| シーラ 「いでよ!」 |

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―― シーラの塔。 蛮勇の戦士。聡明な魔術師。 それはかつて魔女ドーラ・シーラを討とうとした英雄たちの死骸の山だ。 積み上がった死体は塔のごとく空を目ざす、生暖かい腐臭をはなつ魔物の住処となっている。 |



| ロッテ 「ひゃあっ!? せ…背が縮んでて助かったぁ……」 |
| ロッテ 「押されてる…? そんな時はこれで!」 |
| ロッテのカード発動! |
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すぐ近くで 遥か遠くで 命の始まる 音がする |
| ロッテ 「大気中のマナを取り込むよ…」 |
| ロッテ 「んくっ…んくっ…ぷはぁ~……いいきぶんになっれきたぁ~」 |
| ティー 「ね…ねーちゃん? それってお酒じゃ…」 |
| ロッテ 「しょんなわけないれひょ! つよ~くなるおくしゅりらよ! あは~、もうまけるきがしにゃ……」 |
| ロッテ 「うっ……」 |
| ティー 「あ~もうめちゃくちゃだよ……」 |



| ロッテ 「ふふっ、読みが当たったね!」 |

| ロッテ 「そんなんじゃ当たってあげないもんねー」 |
ギャア ギャア! |
| ロッテ 「別に寿命までは取らないよ、安心してね?」 |
| ロッテ 「ん~、おいしかったぁ~!」 |



| ロッテ 「ふふっ、読みが当たったね!」 |
| ロッテ 「そんなんじゃ当たってあげないもんねー」 |
| ロッテ 「ふふっ、読みが当たったね!」 |
| ロッテ 「ひゃあっ!? せ…背が縮んでて助かったぁ……」 |
| ロッテ 「ひゃあっ!? せ…背が縮んでて助かったぁ……」 |
| ロッテ 「ふふっ、読みが当たったね!」 |
| ロッテ 「ひゃあっ!? せ…背が縮んでて助かったぁ……」 |
| ロッテ 「そんなんじゃ当たってあげないもんねー」 |
| ロッテ 「別に寿命までは取らないよ、安心してね?」 |

| ロッテ 「ん~、おいしかったぁ~!」 |




| ロッテ 「そんなんじゃ当たってあげないもんねー」 |
| ロッテ 「ひゃあっ!? せ…背が縮んでて助かったぁ……」 |
| ロッテ 「ひゃあっ!? せ…背が縮んでて助かったぁ……」 |

| ロッテ 「ひゃあっ!? せ…背が縮んでて助かったぁ……」 |
| ロッテ 「勝負あり…だね!」 |


ギャア ギャア! |
| ロッテ 「そんなんじゃ当たってあげないもんねー」 |
| ロッテ 「別に寿命までは取らないよ、安心してね?」 |
| ロッテ 「ふ~……ごちそうさま~」 |
| ロッテ 「このままじゃ負けちゃう…! お願い!」 |
| ロッテのカード発動! |
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劉星蘭 「ふ…」 |
| ロッテ 「ん~、おいしかったぁ~!」 |
| シーラ 「まあ!使えない子!」 |
| ロッテ 「うぅ…ぐすっ……ひどいよぉ…」 |
| しばらくへたり込んで泣いていたが、いつの間にかその手には煙幕弾が握られている。 瞬時に飛び退くと、それを地面に投げつけ、 ロッテ 「……なんてねっ! 今の内に逃げさせてもらうもんねー」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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| シーラ 「いったい何処まで抵抗するのかしら?うふふっ!」 |

