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Cムーン 「──また“アンジニティ”を名乗る“中二病患者”、ね ──一体、どれ程の勢いで感染が広まっているの?」 |
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Cムーン 「──いえ、原因究明は、後回し ──まずはこの娘達を適切な環境で“治療”しなくては」 |
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Cムーン 「──さあ貴方達、もう大丈夫よ ──適切な治療さえ受けられれば、まだ間に合うから」 |
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Cムーン 「──愛と正義の精神科医美少女闘士、カウンセラ…む゛ッ゛!?」 |

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夏鈴 「"響奏"の人か……やり辛いな。」 |

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神宮 「…いきます。」 |
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神宮 「どうか、怪我のなきよう…。」 |

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──周囲の温度が下がっていく… |
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──黒と紅の魔力が集う。 |
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──黒と紅は花へと変わる。 |
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―― 「逝こうか…」 |
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!? |

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??? 「聞こえるよ… 何処かで、誰かが泣く声が。」 |

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??? 「哀しみの嵐に迷う君達の心が 僕を呼んでいる 応えよう 何万光年離れていても 駆けつけよう 何億光年離れていようとも」 |

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??? 「何処の誰かは知らないけれど 誰もがみんなのおにいちゃん!」 |

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MtBT 「ご唱和ください 僕の名を! マスク・ザ・ブラックタイ! 呼ばれた気がして只今参上!」 |

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夏鈴 「………補助術式起動、多重展開。」 |


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神宮 「これなら…」 |
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神宮 「痛みが伴おうとも…。」 |
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MtBT 「さて、 自己紹介も終わったトコロで、まずは一言! 君達には、ちょっと僕の妹になってもらいます!」 |
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MtBT 「ああ、安心して! 老若男女、メインにサブ、エイドにサモン、あらゆるモノ問わず、 僕は妹を、その来歴素性で差別したりはしないからね、うん。」 |

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夏鈴 「巡り…巡れ……無謬の輪廻、銀燭の地平より堕とされし聖空の守護者よ…」 |
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夏鈴 「我が名の下に顕現し、愚者に等しく裁きを与えん!!」 |


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周囲が静まっていく… |
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MtBT 「そんなに身構えなくても大丈夫だよ! 僕の妹になるならないで、君達の何が変わる訳じゃないからね。 為すべき義務も、縛る枷も、何もないよ。」 |
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MtBT 「そして、君達が何者であるかも、別に大した問題じゃない。 何故なら、 君達に積み重なった数多の『設定』がどうであれ、今これから積み上げる 『君は僕の大事な妹』 この『設定』以上に優先すべきモノはないからだよ、うん!」 |
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MtBT 「だから、大丈夫! 君達の全てを、このおにいちゃんが受け止めてあげるよ!」 |

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夏鈴 「さて……。」 |

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―― 「私はどこに行くのだろう。」 |
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MtBT 「さあマイシスターズ! カメラはアッチだよ! 今日一番のキメポーズと笑顔で、なかよく映ろう! プレイヤー はい、カメラの向こうの観客に向かって! ラヴ・アンド・ピース!!」 |

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MtBT 「もっと強く もっと激しく! その心の内に秘めた 悲しみを、苦しみを、怒りを、 存分に僕にぶつけて! 全部このおにいちゃんが受け止めてあげるから!」 |

| ハイヤのカード発動! |
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桔梗 「ほら、まだ動きますやろ。……手ぇ、貸しまひょか。」 |

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MtBT 「…まだまだ、もう少し。 もう少し、あの子達の“想い”を受け止めたいよ。 さあ、がんばっておにいちゃんを遂行しよう!」 |
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夏鈴 「さて……。」 |
| オオエドのカード発動! |
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灰闇 眩 「沈め。」 |

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―― 「私はどこに行くのだろう。」 |
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神宮 「これで…」 |
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MtBT 「運命なんて、弱気が決めた幻だよ。 どんな扉も開くよ、新しい未来へ。」 |
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神宮 「ありがと。」 |
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神宮 「助かった…」 |
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神宮 「この御礼は、いつか。」 |
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神宮 「ありがと。」 |
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神宮 「助かった…」 |
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神宮 「この御礼は、いつか。」 |
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神宮 「この御礼は、いつか。」 |
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神宮 「助かった…」 |
| オオエドのカード発動! |
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ひっさつ! ピートのすごいするどいつめ! |
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MtBT 「…後はこのおにいちゃんに任せてくれていいよ、うん。」 |
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MtBT 「 さーあ、これで兄妹水入らず! 友達や他人に言えない事でも何でもオッケー! 遠慮なくおいで、マイシスターズ!」 |


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神宮 「ふっ…!」 |
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MtBT 「アハハ! そうら、君のお兄ちゃんはコッチだよ! つかまえてごらぁん!!」 |
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神宮 「ッ…」 |
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MtBT 「ん? 『どうしておにいちゃんは仮面をつけてるの』って? それはね、 僕が、誰もがみんなのおにいちゃんだからだよ!」 |

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夏鈴 「さて……。」 |
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夏鈴 「…牽制。」 |
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MtBT 「さあ、そろそろフィナーレの時間かな? 出し忘れた技は無いかい? 出し忘れた心情は無いかい? このおにいちゃんに、余さず全部見せておくれよ!」 |

| ハイヤのカード発動! |
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MtBT 「フフ… いっぱい解き放ったね、マイシスターズ!」 |
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MtBT 「それじゃ、この身に受けた分の君達の“想い”は、 僕が貰っていくよ、うん。 また、逢おうね。 何時か、何処かで。」 |
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MtBT 「いつでも声をかけてね、うん。」 |
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0 2 3 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
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夏鈴 「……見逃してあげる、欲しいのは命じゃないからね。」 |

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―― 「――立場が違えば、貴方達と戦うことはなかったのに。」 |
