
TeamNo.394
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未来への物語
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「…」 現れたのは大きな怪物、甘ったるい香りが辺りに充満する。 「…えっと」 |
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「よろ しく おね がい しま す」 怪物は丁寧にゆっくりおじぎのような事をした。 |
| 小刀がその細い喉を貫き 少女の命は花と散る。 遠くから、晩鐘の鐘が近づく。 "夜"が来る―― |

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絶望の先触 「鍛錬とは魂の苦行也。 故に死を想え。死を忘れるな。そして、生きる意味を思い出せ。」 |
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絶望の先触 「これはそう。 己の中へ、抗う理由が如何あるのか、ということを問うことぞ。 胸を張り、面を上げよ。 安心し給え 呪いは全て引き受けよう」 |

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堂島 「―――さて、では早速、UD理論の講義を始めさせてもらおうかの。」 |

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ハルト 「よろしくお願いします。正々堂々…………お互いのやりたいことを通しましょう」 |
| 尊 「彩季さん……なんですよね? その姿は……」 |
| 尊 「……いえ、大丈夫です。 たとえ何があっても、私達は友達ですから」 |
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シャム 「お、今日はこっちとか。いいねぇ、お手柔らかに頼むぜぇ?」 |
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…その直後、にっ、としたような笑顔を向ける。 不気味かもしれないが、まるで大丈夫と言いたげな、そんな笑顔であった |
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…そうして、あらためて練習戦の相手をじっと見つめ始めたのである。 |
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シャム 「Grrrrrooooooooo――――!!!」 |
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シャム 「―――あぁ、血肉が喰いてぇなぁ…?」 |
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シャム 「―――いくらでも俺様は暴れてやらぁ!!」 |
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アコニス 「私も混ぜてくれるかしら?」 |
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堂島 「―――さて、ではUD理論における基礎理論講座を始めるとしようかの。」 |
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堂島 「まず最初に『ジャイロ効果』について話そう。これは「物体が自転運動をすると姿勢を乱されにくくなる現象」を指す。回転しているコマとか走行している自転車が安定するアレである。」 |
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堂島 「そしてもう一つ、『作用反作用』というものがある。まあ、ハンマーとかで何かを打った時、衝撃は物体とハンマー両方に分散され、物体はへこむしハンマーは弾かれる、そういう動きである。」 |
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堂島 「さて、ここでUD理論を展開する。『打撃時に発生する反作用を、攻撃者に備わったジャイロ効果で受け止めることで反作用によって衝撃を逃がすことなく対象にぶつける』・・・これを『ジャイロ正拳』と呼ぶことにする。」 |
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リリス 「知ってる顔だからって、手を止めたりはしないけど」 |
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リリス 「こんなところだけど、気分くらいは上げていきましょ?」 |


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飢餓の魔女 「…おねが い どうか みんな に ちから を かし て」 |
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いくつかの飴玉が空を舞う、それは次第に何かを形どろうとしていた…! |
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飴細工の少女は、杖を構える。 |
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シャム 「昔を忘れたわけじゃねぇ、俺様だって氷竜の一族だってことをな!」 |
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シャム 「Gruuuooo!!! 竜の爪を侮るなよ!」 |
| 尊 「"零転心動(ゼロ-ポイント・エモーション)"ッ!」 それは強い感情を冷気として放出し、操る異能。 尊が奮い立てば、それだけ強い力を発揮する。 |
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とーか 「追い風カミカゼつむじかぜ~」 |
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堂島 「無論、体内ジャイロは防御にも使える。 相手の攻撃を、ジャイロで受け止めるのである。」 |
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リリス 「刺激的な戦いにしましょうね」 |



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0 0 0 2 0 2 |
0 1 0 3 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 0 0 |
0 1 0 1 0 0 |
0 0 0 1 0 0 |
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飢餓の魔女 「…おねが い どうか みんな に ちから を かし て」 |
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いくつかの飴玉が空を舞う、それは次第に何かを形どろうとしていた…! |
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飴細工の少女は、杖を構える。 |
| 袂から延びる無数の腕が、 相手の身体を包むように抱き留める |
| ふるべ ゆらゆら と ふるべ |
| シャムシェールのカード発動! |
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シャム 「昔を忘れたわけじゃねぇ、俺様だって氷竜の一族だってことをな!」 |
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シャム 「あーったく!! いい加減当たりやがれ!!」 |
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尊 「───"雪崩"ッ!」 |
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堂島 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
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アコニス 「少し貰うわ、貴方の命」 |
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堂島 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
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絶望の先触 「(存在しない紅葉が嵐の如く吹き荒れ視界を阻害する)」 |
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堂島 「いいかね、人間の身体には血液が循環しておる。回転しておる。ぐるっぐるに。ジャイロ効果の軸はここから発生させれば良い。 あ、つまり~、 血液循環を超高速に回転させる!!体軸にジャイロ効果が発生する!」 |
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リリス 「このくらいは許してくれるわよね?」 |
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絶望の先触 「(傷口から溢れた甘い匂いの液が固まり傷を覆っていく)」 |
| シャムシェールのカード発動! |
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シャム 「へっ、やるじゃねぇか。その勢い、アンジニティにもぶつけてやれよ?」 |
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ハルト 「……あとは任せてください。やれるところまで、やってみます」 |
| 尊 「まだ……まだですっ!」 |



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0 0 0 2 0 6 |
0 2 0 3 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 2 0 0 0 2 |
0 1 0 1 0 1 |
0 0 0 1 0 1 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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魔女は、二人の友達の方を向く。 少しだけ、申し訳なさそうな表情でふらりと揺れた。 |
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飢餓の魔女 「あ りが と」 |
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堂島 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
| とーかのカード発動! |
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尊 「この怒涛、いなせますか!」 |
| 堂島のカード発動! |
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とーか 「回復をば・・・」 |
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ハルト 「ありがとうございます、助かります」 |
| 尊 「助かります」 |
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ハルト 「ありがとうございます、助かります」 |
| 尊 「助かります」 |
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堂島 「いいかね、人間の身体には血液が循環しておる。回転しておる。ぐるっぐるに。ジャイロ効果の軸はここから発生させれば良い。 あ、つまり~、 血液循環を超高速に回転させる!!体軸にジャイロ効果が発生する!」 |
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リリス 「はいはい、治してあげるわよ」 |
| 尊 「助かります」 |



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0 0 0 0 0 1 |
0 3 0 3 0 3 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 2 0 0 0 3 |
0 1 0 1 0 3 |
0 0 0 1 0 2 |
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尊 「───"深雪"ッ!」 |
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とーか 「回復をば・・・」 |
| 尊 「助かります」 |
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ハルト 「ありがとうございます、助かります」 |
| 尊 「助かります」 |
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ハルト 「ありがとうございます、助かります」 |
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堂島 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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リリス 「はいはい、治してあげるわよ」 |
| 尊 「助かります」 |
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ハルト 「……あとは任せてください。やれるところまで、やってみます」 |
| 尊 「後は任せて、休んでいてください」 |


| ハルトとリリスのカード発動! |
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劉星蘭 「涼しいかしら?」 |
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リリス 「自分のケアも勿論できるわよ」 |
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リリス 「自分のケアも勿論できるわよ」 |
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リリス 「自分のケアも勿論できるわよ」 |
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リリス 「自分のケアも勿論できるわよ」 |
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リリス 「自分のケアも勿論できるわよ」 |
| 尊 「それっ!」 |
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堂島 「おお、やるではないか。」 |
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リリス 「はいはい、治してあげるわよ」 |
| 尊 「助かります」 |
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リリス 「はいはい、治してあげるわよ」 |
| 尊 「助かります」 |

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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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魔女は、二人の友達の方を向く。 少しだけ、申し訳なさそうな表情でふらりと揺れた。 |

| 尊 「渾身の一撃……お見せします!」 |
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尊 「寄らば斬ります!」 |
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堂島 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
| 尊 「地の力……お借りします!」 |
| ミコトのカード発動! |
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ハルト 「ありがとうございます、助かります」 |
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ハルト 「ありがとうございます、助かります」 |
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ハルト 「ありがとうございます、助かります」 |
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リリス 「余所見してていいのかしら?」 |
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堂島 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
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リリス 「もっとちゃんと狙いなさい、私たちはここよ?」 |
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堂島 「おお、やるではないか。」 |
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堂島 「おお、やるではないか。」 |
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堂島 「人間の体にある、微弱な電流を直列つなぎすることで、ブレイクダークなサンダーを放出することができる・・・わけじゃよ?」 |
| 堂島のカード発動! |
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マメジカ 殺伐としたハザマにマメジカが! |
| ハルトとリリスのカード発動! |
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リリス 「自分のケアも勿論できるわよ」 |
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ハルト 「……悔しいけど、一回戻るわね」 |
| 尊 「まだ……まだですっ!」 |
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飢餓の魔女 「ぁ… 」 |
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魔女の動きが少し鈍る。 |
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絶望の先触 「これは、中々。」 |



| 袂から延びる無数の腕が、 相手の身体を包むように抱き留める |
| ふるべ ゆらゆら と ふるべ |
| 尊 「それっ!」 |
| 尊 「水の力、お借りします!」 |
| ミコトのカード発動! |
| 尊 「きゅぅ……」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 9 |
0 0 0 3 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 0 6 |
0 1 0 1 0 5 |
0 1 0 0 0 0 |
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「…おつ かれ さま」 怪物はゆらりと揺れている、それからクッキーのたくさん入った袋を地面に置いて少し離れる。 「よかったら どう ぞ」 |
| 辺りは白み、夜が去る。 怪異の姿は霞と消えて、少女の瞳に命が宿る―― |

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絶望の先触 「鍛錬終了。怪我を貰おう。」 |

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戦いが終わる気配を察知すると、少女は粉々に砕ける。 後に残った欠片は粉雪のように溶けて消えていった。 |
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戦いが終わる気配を察知すると、少女は粉々に砕ける。 後に残った欠片は粉雪のように溶けて消えていった。 |
