
影響力たぶん最大のパーティ
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XYZ:GB隊
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七坂 「おっ二人の知り合いかな? 気まずかったりする?」 |
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七坂 「まっ、どういう人となりか知らないから俺は楽だな~。 ささっとやるぞ。今更野球とか言いださないだろ?」 |

| 銀貨 「ラフィ、煉……なるほど二人の知り合いか……」 |
| 銀貨 「大層な姿をしているけれど、味はどれほどのものか、試してみよう」 |

| ラフィ 「こんにちは、モモカ。 ほんとに会えるなんて思わなかったな~。 ほんとにその姿だったなんて、思わなかったな~。 会わなかったら、ともだちごっこしてられたのにね~」 |
| ラフィ 「いろいろかんがえたんだけどさ…… ともだちが怪人なのって、気持ち悪くてむり。 どういう気持ちでそんな格好してるかなんて…… 教えなくていいよ。知りたくもないから。」 |
| ラフィ 「しゃべらなくていいよ。 いまからしんでもらうから。 わたしは、レンの……“正しいもの”の味方。」 |

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煉 「お前……は」 |
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煉 「グラフト……バベルゥ!!」 |
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その名を口にする。 XYZ幹部、グラフトバベル。 |
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煉 「覚えているかッ! お前が殺した俺の仲間達を!! 俺の親友、黄金の陣羽織のヒーローを!」 |
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煉 「お前に会える日をどれだけ夢見たか分かるか? お前を倒す日をどれだけ切望したか分かるか? お前が……俺から奪ったものの大きさが分かるか!?」 |
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手が震える。 これは恐れだ。 これは怯えだ。 これは悲しみだ。 これは怒りだ。 これは──殺意だ。 |
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わななく煉の指間に、カードが現れる。 きらめく戦意。 戦う意思のスキルカード。 |
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煉 「お前はここで、俺が殺す!」 |
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狐嵐華丸 「あなた方が次の獲物─…」 |
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狐嵐華丸 「(…あれっ? この人─…まさか!)」 |
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狐嵐華丸 「……………さあ、はじめましょうか?」 |
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黒い霧が、ハザマの赤い空を漂い始める─… |
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狐嵐華丸 「私の名前は狐嵐華丸… イバラシティを蹂躙する、夜闇の妖…!」 |

| グラフトバベル 「殺気を隠す気もないか。俺の首級でも取りに来たか?」 |

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「……お前が、レンゴク」 |

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百香 「全ては――」 |
| 全身から滲みだした毒が身体を包み、人ならざる姿を成す―― |
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ラピアクチュール 「人類真化の為に」 |
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ラピアクチュール 「……なんてね」 |

| ラフィ 「お説教とか、するつもりはないよ。 わるいことだってわかってても、 やらなきゃいけないことってあるものね」 |
| ラフィ 「でもさ…… ほんとは楽しかったでしょ? ふつうのひとにはない力で…… さからえない相手にいろいろ好き勝手するのがさ。 わたしもそうだったよ。」 |
| ラフィ 「だって楽しいことじゃないと続けられないもんね。 やっているうちに楽しくなるんでしょ? さいしょは楽しくなかったとしてもね」 |
| ラフィ 「悪いことをしたらおこられるんだよ。 ……もうじゅうぶん怒られた? 知らないよ~そんなの!」 |
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輝きと共に、煉の腰にベルトが出現する。 煉の異能、《刀巑剣竪インダルジェンス》は武器を生成する異能。 武器とは即ち殺意の顕現。 武器とは即ち意思を得た力。 つまり―― この肉体も、武器となる! |
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「スキルカード、セット!」 ベルトにカードを装填する。 バックルががしゃりと音を立て、赤い輝きが青く変わった。 |
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静かに、強い意志で、宣言する。 「──変身」 |
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輝く光が体を包む。 ベルトは青い光を放ち、煉の前後にシンボルが浮かび上がる。 シンボルは煉を通過して交差し、その瞬間に異なる姿を与えた。 |
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ばさり、と陣羽織をひるがえす。 黄金の陣羽織。 死んだ男の陣羽織。 |
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レンゴク 「──俺に出会ったなら、一切の希望を捨てろ」 |

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都合のいい世界が作られていく。 |
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それを応援している。 |
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この男だけは何の役にも立たない。 |
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しかし不具合の起点としては上々だ。 |




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0 1 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
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狐嵐華丸 「(やっぱり…あれは、AAAのヒーロー…レンゴク! そっか…ハザマにいたんだ。イバラシティを守る為に戦っているんだ…)」 |
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狐嵐華丸 「(あの人達なら…もしかしたら…きっと……!)」 |
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狐嵐華丸 「さあて、ヒーローとその仲間達の… お手並み拝見といきましょうか?」 |
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狐嵐華丸 「(あ、あああ危なかった〜〜〜!!!)」 |
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BtEx 「お前の相手は俺だ」 |

| ラフィ 「ま、わたしもさ…… あの植物園に行ってなければ…… もっとやさしい気持ちになれたかもしれないよ」 |

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BtEx 「ちゃんと狙え」 |
| ラフィ 「おいでよ」 |
| グラフトバベル 「そうか、この程度ということか」 |
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レンゴク 「セイッ!」 |
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跳躍。 有利を取れる位置を探る。 |
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(七坂を殴った) |
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七坂 「(……旗色が悪いな?)」 |
| 銀貨 「……最善を尽くしてみるよ」 |
| ラフィ 「それぐらいは、知ってる!」 |
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レンゴク 「貴ッ……様アアアアアア!!!」 |

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BtEx 「お前の相手は俺だ」 |

| ラフィ 「いつからウソついてたの?」 |
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BtEx 「ちゃんと狙え」 |
| ラフィ 「おいでよ」 |
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BtEx 「ちゃんと狙え」 |
| ラフィ 「おいでよ」 |
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BtEx 「ちゃんと狙え」 |
| ラフィ 「おいでよ」 |
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BtEx 「ちゃんと狙え」 |
| ラフィ 「おいでよ」 |
| ラフィ 「わたしはあそこでは…… 何も悪いことをしてなかったのにな。 ねえキツネさん」 |

| バイタルエクスのカード発動! |
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レンゴク 「セイッ!」 |
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跳躍。 有利を取れる位置を探る。 |
| 煉のカード発動! |
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レンゴク 「お前達には地獄すら生ぬるい!!」 |
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七坂 「へえ~レンレンの仇なんだ。わかりやすくていいね。 よっしゃサカちゃん遠慮しないでいいぞ~」 |
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ラピアクチュール 「戦いを続けましょう、時間を止めてでも」 |
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ラピアクチュール 「さあ、戦って。なおも苛烈に、傷つけ合いましょう」 |
| バイタルエクスのカード発動! |

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狐嵐華丸 「全てを焼き尽くす光を!」 |
| 銀貨 「油断大敵、だよ」 |
| ラフィ 「うんざりしてきたよ」 |
| ラフィ 「仲直りできるかな?」 |
| ラフィ 「仲直りできるかな?」 |
| 銀貨 「油断大敵、だよ」 |
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レンゴク 「刀巑剣竪・受鋒苦錘撃!!」 |

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レンゴク 「これが俺の怒り、俺の恨み、俺の悲しみ!」 |
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七坂 「そ~れぽいぽい」 |
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ラピアクチュール 「この身体にも……ハザマにも……慣れてきたな……」 |
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BtEx 「ちゃんと狙え」 |
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ラピアクチュール 「そう……」 |
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七坂 「わ~怖い怖い。」 |
| 七坂のカード発動! |
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七坂 「俺はなんともないよ〜」 |
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BtEx 「……!」 |
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狐嵐華丸 「それでこそ、ですよ。さあ、さあ─…!」 |
| 離脱する隙を作るため、強引に割って入り、遮る。 |
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ラピアクチュール 「ふうん、邪魔するんだ…………」 |


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眩い光が目を焼く─… |
| ラフィ 「うんざりしてきたよ」 |
| ラフィ 「仲直りできるかな?」 |
| ラフィ 「ほら」 |
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魚紙 「!」 |
| グラフトバベル 「…む。」 |
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七坂 「あ、あぶねーっ」 |
| グラフトバベル 「…む。」 |
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レンゴク 「セイ!!」 |
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改変! |
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ねこちゃんがなおしてくれた |
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ラピアクチュール 「避けないでね」 |
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七坂 「サカちゃんがんばれ~!」 |
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ラピアクチュール 「そう……」 |


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七坂 「サカちゃんがんばれ~!」 |
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狐嵐華丸 「(安堵したような様子)」 |
| ラフィ 「我慢、にがてなんだ」 |


| ラフィ 「そこにいて」 |
| グラフトバベルのカード発動! |
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ミハル 「オレの力、使いこなしてくれるかな?」 |
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── 地が揺らめき、底から誰かの腕が伸びる。 助けを求めて、安息を求めて、すがろうとする。 ……それはただの、泥の腕だ。 |

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七坂 「あ、あぶねーっ」 |
| グラフトバベル 「なるほど、な…」 |
| ラフィ 「手は、とらなくていい」 |
| 強引に弾いて攻撃の勢いを殺した |
| ラフィ 「また抱きしめてあげよっか?」 |
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レンゴク 「刀巑剣竪・畏鷲長弓衝!!」 |

| 強引に弾いて攻撃の勢いを殺した |
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レンゴク 「今のが当たらないのか!?」 |
| 銀貨 「――狙い通りだね」 |
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レンゴク 「俺から奪ったものを、返してもらう!!」 |
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レンゴク 「頼む……、今だけでいいから、耐えてくれ!」 |
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魚紙 「……」 |
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七坂 「サカちゃんもありがとうって言ってま~す!」 |
| ラフィ 「痛くないよ。」 |
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魚紙 「はっ!」 |
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狐嵐華丸 「どこを狙っているのです?」 |
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七坂 「おしい~っ」 |
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ラピアクチュール 「この身体にも……ハザマにも……慣れてきたな……」 |
| 僅かに、頷いた。 |
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ラピアクチュール 「この身体にも……ハザマにも……慣れてきたな……」 |
| 意に介さず、前を見据えている |
| グラフトバベルのカード発動! |
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七坂 「サカちゃんがんばれ~!」 |
| グラフトバベル 「チッ」 |
| グラフトバベル 「くっ。どうやら、ここまでのようだな…」 |
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狐嵐華丸 「ふふ…」 |
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ラピアクチュール 「ふうん、邪魔するんだ…………」 |


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狐嵐華丸 「あなたの心を、抉りましょう…」 |
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レンゴク 「俺はここだ!」 |
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七坂 「あ、あぶねーっ」 |
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狐嵐華丸 「(よしっ!)…」 |
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眩い光が目を焼く─… |
| 相手を覆い尽くすほどの蟻の群れ。 |
| ラフィ 「ほら」 |
| ラフィ 「ごめんね」 |
| 狐嵐華丸のカード発動! |
| ラフィ 「黙って」 |
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狐嵐華丸 「きゃっ!!」 |
| ラフィ 「おいでよ」 |

| ラフィ 「雪合戦でもしてみる?」 |
| ラフィのカード発動! |
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レンゴク 「ハッ!!」 |
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レンゴク 「これが!お前達のやったことだ!!」 |
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周囲がざわめく。 |
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ラピアクチュール 「避けないでね」 |
| 狐嵐華丸のカード発動! |
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狐嵐華丸 「(あ、あぶなかった!!)」 |
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狐嵐華丸 「まだ、私は立ててます…!」 |
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狐嵐華丸 「まだまだ、いけます…!」 |

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七坂 「サカちゃんがんばれ~!」 |
| ラフィ 「そこにいて」 |
| ラフィ 「もう、何も考えないで」 |
| ラフィ 「そこにいて」 |
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狐嵐華丸 「どこを狙っているのです?」 |
| ラフィ 「おいでよ」 |
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レンゴク 「セイッ!!ハアッ!!」 |
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七坂 「うおーっ!!(破れかぶれの投石!)」 |
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ラピアクチュール 「そう……」 |
| 銀貨 「――狙い通りだね」 |
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狐嵐華丸 「ぐっ…」 |
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狐嵐華丸 「…ふふ、これで、いい。悪は負けるが定め…」 |
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「お願い イバラシティを、守って。ヒーロー…!」 |
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ラピアクチュール 「ふうん、邪魔するんだ…………」 |



| ラフィ 「黙って」 |
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レンゴク 「セイッ!!ハアッ!!」 |
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レンゴク 「お前達には地獄すら生ぬるい!!」 |
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ラピアクチュール 「二回も負けたくないの!」 |
| ラピアクチュールのカード発動! |
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ラピアクチュール 「残念でした」 |
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ラピアクチュール 「そう……」 |
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ラピアクチュール 「それじゃ、続けましょうか」 |
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ラピアクチュール 「それじゃ、続けましょうか」 |
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レンゴク 「ハァッ!!」 |
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周囲がざわめく。 |
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ラピアクチュール 「あなたの肺を私で満たして」 |
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ラピアクチュール 「それじゃ、続けましょうか」 |
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ラピアクチュール 「どうしてこんなに私が傷ついているの?」 |
| ラピアクチュールのカード発動! |
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ラピアクチュール 「それじゃ、続けましょうか」 |
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ラピアクチュール 「あとはよろしくね」 |
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0 1 0 0 1 0 |
0 0 0 3 1 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 2 0 2 2 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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七坂 「なんで怪人やってるとか聞いた方がいい?断絶深めあおうぜ〜!」 |
| 銀貨 「まぁまぁの味わいだったよ、ありがとう」 |
| ラフィ 「《鼠と竜のゲーム》。あなたたちは …… 生きてちゃいけない存在」 |
| ラフィ 「立ち上がる? なら次も倒す。 あなたたちを見なくてよくなるまで。」 |

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最後の敵が倒れたことを認めると、変身が解除された。 |
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煉 「ハァッ、ハァッ……」 |
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肩で息をする。 倒した。 親友の仇を。 そしてその配下、それぞれに怒りと憎しみを抱く怪人達を。 全て、倒した。 |
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煉 「俺は……」 怪人たちに足を向ける。 息がある。殺せていない。 一人も生かしてはおけない。 |
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「強……い……」 ぐらりと頭が傾き、そのまま地に伏せた。 |
