
緋色妖精光沙
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《アンジニティの遠楽隊》
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ユウ 「侵略だか何だか知らないが、俺たちの街は、俺たちが守る!」 |
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サクモ 「あー……怪異の対応は部署違いだ。担当の者に連絡をするのでしばらく待ってくれないか? 無理か。無理だな。」 |
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ミーシャ 「さぁて、一丁稼ぐとするにょろ。」 |
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チヨミ 「いやあ、消耗の度合いがダンチだわ…… 力の抜き方がうまいというか……やっぱり連戦に『慣れてる』よねアイツら……」 |
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《 ピピ―― チ―― 》 |
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ギギギギリ |
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《 ――逕滉ス灘渚蠢懊r逋コ隕九??謨オ諤ァ蟄伜惠縺ィ蛻、譁ュ?冗「コ螳 讖滉シ壽錐螟ア繧貞凄螳壹@縺セ縺 遘√?蝟ー繧峨≧縲?縺吶∋縺ヲ繧堤?辯シ縺ォ縺励h縺?→繧 》 |

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フィア 「生きるために奪う、殺す。この場所はそういう場所だから。」 |

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「術失くし者は望む事能わずか。 否、否であろう」 ぬるりと、ずるりと、力なさげに犬とも人ともつかない巨躯が身をもたげる―― |

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キィ 、キ ィ 、キィ、キ ィ、ギィ――――。 軋むような、悲鳴のような、音が彼方より近づいてくる――。 |

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ミーシャ 「戦場の環境を整え、」 |
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ミーシャ 「剛毅に健全で、」 |
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ミーシャ 「守りは堅く、」 |
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ユウ 「神経接続伝導率、最大解放!」 |
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義足の内部から薄い光が漏れ出る。 下腿の外側部がせり上がり、排熱フィンが稼働する。 熱を帯びた金属が空気を揺らめかせた。 |
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ユウ 「リミッター解除、アクチュエータ戦闘モード起動!」 |
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ユウ 「グビッとな!」 |
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義手の内部から光が漏れ出る。 モーター音が唸りを上げ、空気を焼くイオン臭が立ち込めた。 |
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ユウ 「気合いを入れろ!」 |
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――遠くからつんざく声がする。 |
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――くたびれた鎖の歌。 |
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――忌々しい視線が偏在する。 |
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――狙い定める視線。 |
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力無く伏し、しかして崩れないその体躯が ――一際、大きくなった。 |
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――ィ 、キィ 。 |
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――ィ 、ギィ 。 |
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――ギ、 ギ、 ギ、ギ、ギ |
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ギ。 |
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――ギィイイ イイイ ィイイイ イイイイ イイイ |


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ミーシャ 「火の霊に力を借り、」 |
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ミーシャ 「炎弾の乱舞を食らうっさ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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義手の前腕外側部がスライドし、薬莢がごとくボトルが排出された。 被覆セラミックス粒子燃料が空になったタンクに充填される。 と同時、手の甲から高温の炎が噴き出し、拳を覆った。 |
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――気流がやがて疾風に変わる。 |
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《 縺昴@縺ヲ霍ッ繧帝幕縺醍オヲ縺 》 |

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宿直 「願いは尽きず、果てず、歪み、潰え―― …その喉を喰らう」 |
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サクモ 「遅い!」 |
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チヨミ 「んのっ、……んやろっ!」 |

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ミーシャ 「火の霊に力を借り、」 |
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ミーシャ 「ふんむっと、パンプアップっさ。」 |
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ユウ 「あ、先生そっち行きましたよ」 |
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ミーシャ 「ちょいさっ」 |
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――ごうごうと迫る野分。 |
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《 蛻カ蝨ァ蟆?茶繧帝幕蟋九@縺セ縺 》 |
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宿直 「願いは尽きず、果てず、歪み、潰え―― …その喉を喰らう」 |
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淡い翠が 光り 弾ける。 |
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不快な唸りが 意識の集中を 妨げる。 |
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淡い翠が 光り 弾ける。 |
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宿直 「憐憫なる、ものを 憐れ、む者を…識るもの、なるや 其は な、ぜ 牙を向け、るもの、なる…や?」 |
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――シャ ア アアアアア |
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チヨミ 「仕立て屋――っ!!」 |
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仕立て屋 「まいど~」 |
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チヨミ (顔でごまかしちゃお) |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ユウ 「ありがとうございます」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |

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ミーシャ 「火の霊に力を借り、」 |
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ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ユウ 「そーらっ!」 |
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――気流がやがて疾風に変わる。 |
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《 蟆??髢句ァ句ー??髢句ァ句ー??髢句ァ 》 |
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宿直 「願いは尽きず、果てず、歪み、潰え―― …その喉を喰らう」 |
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淡い翠が 光り 弾ける。 |
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ャァ ア アア ア ア ア ア 。 |
| 古びたカーゴのカード発動! |
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チヨミ 「っりゃ!」 |
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サクモ 「急げ、焦るな。呼吸を整えろ……!」 |

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ミーシャ 「火の霊に力を借り、」 |
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ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ミーシャ 「火の霊に力を借り、」 |
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ミーシャ 「炎弾の乱舞を食らうっさ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ミーシャ 「なかなかイイ目をしてるにょろねぇ。」 |
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ユウ 「くらえっ」 |
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――気流がやがて疾風に変わる。 |
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《 蛻カ蝨ァ蟆?茶繧帝幕蟋九@縺セ縺 》 |
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ミーシャ 「ちょぃとクスリを。」 |
| ミーシャのカード発動! |
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えるざ 「食後に飲んでね……」 |

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ミーシャ 「ク、ク、クスリを・・・」 |
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宿直 「未だ眩み尽きぬ…果てる時、非ず」 |
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チヨミ 「余裕をぶつのもナントカのうち、と……」 |
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チヨミ 「なるほど慣れてる……!」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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サクモ 「調息、闘争し、また調息…… HOW TOだ。基本を脊髄からひねり出せ……!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |

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ミーシャ 「気炎を上げるっさ~。」 |
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ミーシャ 「火の霊に力を借り、」 |
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ミーシャ 「キレイに入ったにょろ~ん。」 |
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ユウ 「このっ」 |
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――気流がやがて疾風に変わる。 |
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叫換と共に飛び交う刃。 |
| サクモのカード発動! |
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――気流がやがて疾風に変わる。 |
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宿直 「憐憫なる、ものを 憐れ、む者を…識るもの、なるや 其は な、ぜ 牙を向け、るもの、なる…や?」 |
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――シャ ア アアアアア |
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チヨミ 「たいがいしつこいな!」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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サクモ 「急げ、焦るな。呼吸を整えろ……!」 |
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| 古びたカーゴのカード発動! |
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――ン、 ――リーン。 |

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ミーシャ 「くっ、最後にせめて癒やしの風を・・・・」 |
| ミーシャのカード発動! |
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「浴衣は慣れてないですけど…… せっかくの夏祭りですから、 貴方にカワイイとこ、見せたかったんですっ」えへへっ ……なんて、写真の中で夜の屋台をあなたと 歩くのは、アイドル・群条エナだ! 写真集に癒されてめっちゃ回復するだろう(確定RP) |
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ミーシャ 「ク、ク、クスリを・・・」 |
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ミーシャ 「ク、ク、クスリを・・・」 |
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ミーシャ 「ク、ク、クスリを・・・」 |
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ミーシャ 「ク、ク、クスリを・・・」 |
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ミーシャ 「ク、ク、クスリを・・・」 |
| サクモのカード発動! |
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陽 「美味しいぞ、食うか?」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ミーシャ 「じっと、辛抱の時にょろ。」 |
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ミーシャ 「これが私の全力全壊。orz」 |
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ユウ 「下がっていてください。こいつらは、俺が倒します」 |
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チヨミ 「あの、はい?」 |

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ユウ 「最近、義手と義足のデザインがリアルロボットみたいになって来てると思うんです。 先生、やっぱり戦闘用にカスタマイズすると、こうなるのでしょうか? 」 |
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ミーシャ 「あっはっはっは。プラモ作りはちょっとした趣味でね? ほら、インスパイアってやつにょろ!」 |
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ユウ 「このデザイン趣味! 趣味なの!?」 |
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ユウ 「……っ!」 |
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サクモ 「大振りすぎる。もっと相手の呼吸を読め。予想外の瞬間、呼吸の虚を付け」 |
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ユウ 「はいっ」 |
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――攫い狂う風の流れ。 |
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《 蟆??髢句ァ句ー??髢句ァ句ー??髢句ァ 》 |
| ユウのカード発動! |
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視界の外で気配が大きくなる。 誰にも見えない場所で、何かが膨らんでいる。 見えないどこかで、満ちて、はちきれそうなる。 |
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突如ぎょろりぎょろりと瞳が激しく動き回り ――捉えた。 |
| チヨミのカード発動! |
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──拙い筆跡は、まだ見ぬ悲しみを塗りつぶす。 |
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ユウ 「助かりました!」 |
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ユウ 「まだまだ、これからだっ」 |
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ユウ 「まだまだ、これからだっ」 |
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ユウ 「ナイス援護です」 |
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宿直 「眩き燎原…脳裏に秘めし、は 故 遡りて双眸を……灼く」 |
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淡い翠が 光り 弾ける。 |
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不快な唸りが 意識の集中を 妨げる。 |
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チヨミ 「ああー、しんどい……」 |
| ユウのカード発動! |
甘ったるい匂いのどろりとした液体が降り注ぐ。 |
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ユウ 「気合を入れろっ!」 |
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ユウ 「再生力には自信があるんでねっ!」 |
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ユウ 「こんな、所で……」 |
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チヨミ 「あの、はい?」 |

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――気流がやがて疾風に変わる。 |
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宿直 「願いは尽きず、果てず、歪み、潰え―― …その喉を喰らう」 |
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チヨミ 「――ッ!」 |
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チヨミ 「ああー、しんどい……」 |
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チヨミ 「――…ッ」 |
| チヨミのカード発動! |
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いん 「EAT INのみとなっております。」 |

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――気流がやがて疾風に変わる。 |
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《 蟆??髢句ァ句ー??髢句ァ句ー??髢句ァ 》 |
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《 驥域?縺励∪縺吶≠縺ゅ←縺?°逾槭↑繧頑弌繧 》 |
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チヨミ 「――ッ!」 |
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チヨミ 「チッ! 健康屋――っ!!」 |
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チッ! 健康屋 「まいど~」 |
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チヨミ 「っ…――――」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
3 2 3 1 3 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
3 2 2 0 0 0 |
0 0 0 0 7 0 |
0 0 6 0 0 0 |
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《 ピヨピヨ チチチ 通過します 》 |
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宿直 「救いは其処にある。救いは此処にある。救いは――何処にある」 |
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……。 |
