

![]() |
田中田 哉太 「ウチらの邪魔するとか、マジ正気のサタデーナイトフィーバーじゃん」 |

![]() |
齎藤 颯 「毎度毎度邪魔くさいなぁ……」 |


| 濯木 龍臣 「焼けるように熱ィんだ。 冷(さ)ましてくれよ────できるならな!」 |

![]() |
陸鮎 「環境を超越したこの私に死角は無い!」 |

![]() |
座敷童子 「なんだ?押し入り強盗か?」 |

![]() |
アルラウネ 「なんか怖いこと、する気ですか・・・?」 |

![]() |
座敷童子 「なんだ?押し入り強盗か?」 |

![]() |
瞳が爛々と輝くのをどうして止められよう。 |

![]() |
ふつふつと沸き上がる憎悪を どうして止められる? |

![]() |
止められるわけがない。 止める気なんて────毛頭ない! |






悪を根絶することはできない。 |

悪を救うことはできない。 |

陽も月も見失った。 時計の針だけが時刻を示す。 |
後戻りはしない。 |






![]() |
陸鮎 「出でよ我がしもべよッ!!」 |
その人影が曖昧に揺らぐ。 |
走馬灯が踊っている。ここにいるべき誰かはいない。 |

![]() |
アルラウネ 「こ、こっち来ないでください・・・」 |
| 濯木 龍臣 「危ねぇなあ、テメェ……!」 |
![]() |
座敷童子 「セキョムはねぇけどオイラがいるぞ?」 |
![]() |
座敷童子 「逃げ腰か?オイラのパワーに大号泣か?」 |
![]() |
田中田 哉太 「良い旅を。」 |




| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 2 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
| ||||||||||||||||||
| ![]() |
| ||||||||||||||||||
![]() |
| |||||||||||||||||||

| 濯木 龍臣 「ブチ壊してやる!!」 |


![]() |
陸鮎 「私の美技を味わうがよいッ!!」 |
またひとつ 時計の針が進んだ。 |

![]() |
アルラウネ 「よ・・・寄らないでください・・・・・」 |
![]() |
齎藤 颯 「こ゛わ゛い゛」 |
そこに立ったまま動かない。 |
![]() |
座敷童子 「逃げ腰か?オイラのパワーに大号泣か?」 |
![]() |
座敷童子 「オイラが捕まえてやる!」 |
![]() |
田中田 哉太 「さァ 眼を 開け!!」 |




| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 0 0 |
0 1 0 0 1 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 4 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
| ||||||||||||||||||
| ![]() |
| ||||||||||||||||||
![]() |
| |||||||||||||||||||

| 濯木 龍臣 「チッ!」 |
| 濯木 龍臣 「当たれッ!!」 |


![]() |
齎藤 颯 「みんなのためだから……ごめんね」 |

![]() |
陸鮎 「私の美技を味わうがよいッ!!」 |
![]() |
田中田 哉太 「……オレダヨオ――オ――」 |

![]() |
アルラウネ 「よ・・・寄らないでください・・・・・」 |
![]() |
齎藤 颯 「こ゛わ゛い゛」 |
羽虫が鳴き喚いている。 |
![]() |
齎藤 颯 「こ゛わ゛い゛」 |
そこに立ったまま動かない。 |
![]() |
座敷童子 「安心安全だぞ。」 |
![]() |
座敷童子 「安心安全だぞ。」 |

![]() |
齎藤 颯 「すごいな……どうなってんだろこれ」 |
![]() |
陸鮎 「まだまだ・・・・・これからだッ!!」 |
![]() |
座敷童子 「全部は守れねぇんだ・・・・・全部は・・・」 |
![]() |
アルラウネ 「あわわわわ・・・・・」 |
![]() |
座敷童子 「全部は守れねぇんだ・・・・・全部は・・・」 |


| 濯木 龍臣 「よく燃えるか、オレが試してやる!」 |

| 濯木 龍臣 「やったか!?」 |
![]() |
齎藤 颯 「こ゛わ゛い゛」 |
ハザマの赤い空が この場を見下ろしている。 |

![]() |
座敷童子 「安心安全だぞ。」 |
![]() |
座敷童子 「安心安全だぞ。」 |

| 濯木 龍臣 「……。」 |
![]() |
齎藤 颯 「すごいな……どうなってんだろこれ」 |
![]() |
陸鮎 「敗れるだと・・・・・私の・・・・・鰓の、呼吸・・・が・・・・・」 |
![]() |
座敷童子 「全部は守れねぇんだ・・・・・全部は・・・」 |
![]() |
アルラウネ 「あわわわわ・・・・・」 |
![]() |
座敷童子 「全部は守れねぇんだ・・・・・全部は・・・」 |

| 濯木 龍臣 「よく燃えるか、オレが試してやる!」 |

| 濯木 龍臣 「やったか!?」 |



![]() |
アルラウネ 「こ、こっち来ないでください・・・」 |
![]() |
アルラウネ 「こ、こっち来ないでください・・・」 |
![]() |
齎藤 颯 「こ゛わ゛い゛」 |
![]() |
座敷童子 「安心安全だぞ。」 |
![]() |
座敷童子 「安心安全だぞ。」 |
![]() |
座敷童子 「安心安全だぞ。」 |

![]() |
齎藤 颯 「すごいな……どうなってんだろこれ」 |

| 濯木 龍臣 「……。」 |
![]() |
田中田 哉太 「萎えるわ~」 |
![]() |
田中田 哉太 「オカアサンオカアサンオカアサンオカアサンオカアサン」 |
![]() |
座敷童子 「押し入りすぎだよこりゃー!!」 |
![]() |
アルラウネ 「あわわわわ・・・・・」 |
![]() |
座敷童子 「全部は守れねぇんだ・・・・・全部は・・・」 |

| 濯木 龍臣 「BPM175で刻みな!」 |

少年はこの戦いが始まったときから その場から動かないままだ。 |

| 濯木 龍臣 「危ねぇなあ、テメェ……!」 |
![]() |
座敷童子 「セキョムはねぇけどオイラがいるぞ?」 |

| 濯木 龍臣 「……。」 |
![]() |
齎藤 颯 「へへへ……ありがとう、元気になった……かも」 |

| 濯木 龍臣 「チッ!」 |

| 濯木 龍臣 「くっ、くそが~……!」 |


ひとときの沈黙。 |

この場は観測されている。 |
![]() |
アルラウネ 「結構身を削って頑張ってるんです。」 |
![]() |
座敷童子 「安心安全だぞ。」 |

![]() |
齎藤 颯 「すごいな……どうなってんだろこれ」 |
![]() |
座敷童子 「押し入りすぎだよこりゃー!!」 |
![]() |
アルラウネ 「あわわわわ・・・・・」 |


| 濯木 龍臣 「────ッ!」 |

![]() |
(――すごく、嫌な手ごたえ) |


![]() |
齎藤 颯 「すごいな……どうなってんだろこれ」 |
![]() |
アルラウネ 「やっぱり怖い人だー!!!!」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
3 0 0 1 0 0 |
0 2 0 2 6 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
2 0 0 0 1 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ||||||||||||||
| ||||||||||||||
![]() |
田中田 哉太 「ウチらは止められないよ。」 |

![]() |
齎藤 颯 「もう会わないといいね」 |


| 濯木 龍臣 「オレ達の勝ちだ!」 |

