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レン 「軌道エレベーターの防衛戦力は、双龍か? まるで六魂のリュウジン区――」 男の周辺に木の枝や石礫が無数に浮遊する。 |
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「すずめは舌を切られない?」 |

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悪魔の森の奥に生えている 黒い樹と そこに横たえられている 少女の亡骸 そう 亡骸の手足の半ばから その樹木と一体化し 後ろでは 鋭利な鎌のついた 10本の蔦が蠢いている事に 目をつぶれば それはただの 樹木と少女の亡骸に 他ならない |

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セラエ 「お手柔らかにお願いするよ」 |
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黒いもやが身を包む。 |
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レン 「全員、すずめの結界の後ろまで後退! ルーシーをやらせるなよ」 |
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レン 「黒い奴に一点集中砲火でケリをつける。——合図の後、続いてくれ!」 異能で浮遊した無数の枝が魔槍に変換されていく。 |
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レン 「ろくでもない戦闘だけど……それだけに負ける訳にはいかないな」 |
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レン 「僕とすずめで、みんなを守ると決めた。この手が血塗られても僕は引き金を引く!」 |
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レン 「――必神火帝、万魔供服! 大火を以って焼き尽くす!」 |


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もし この森に迷い込んでしまっただけなら 気付かれる前に 帰るといい ここは悪魔達の住む森 気づかれてしまっては 大変だ もし 何かをしに この森に来たのなら 気を付けて 行くといい ここは悪魔の森だからね 色んなものが 潜んでいるのさ ほら そこにも… |
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この森にいる伝説の生き物は 多種多様なんだ 羽毛のあるもの ないもの 頬髭のあるもの ないもの もし捕まえる事が出来たなら 食べてみるのもオススメだ きっと 食べたことのないような 味がするだろうね でも ソイツは当たり前の方法では 捕まえられない なんてったって 伝説の生き物だからね 捕まえるのには ちょっとした小道具と心構えが必要だけど なによりも 勇気が必要なのさ さて… 捕まえるにあたり一つ 伯父さんの警告があってね 『ブージャムにだけは出くわすな』 だと ブージャムとは何かって? ブージャムは ブージャムだろ? |
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レン 「天地開闢の始原に生まれいでたる―― 八百万の天神地祇の御霊のあらまほしき様にて、いやましに」 何かの祝詞のようなものを詠唱している。 |

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振るわれた刃をなぞるように、空間に走る黒い線 |
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レン 「天地開闢の始原に生まれいでたる―― 八百万の天神地祇の御霊のあらまほしき様にて、いやましに」 何かの祝詞のようなものを詠唱している。 |

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レン 「仕方のない応急処置という奴だ」 魔銃から治癒術式が展開される。 |
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レン 「応急処置くらいは自分でできるさ」 |
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それは 中々みつからない生き物だ 捕まえるには 配慮と希望 そして フォークと指貫なんかも 当然 必要だろう |

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ぐちゃり |
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レン 「……爺さんの遺産、借りるぞ! 7番因果弾装填!!」 顕現した異界の銃の呪唱紋様から空間にサイコロが振られた気がした。 |


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ぐちゃり |
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レン 「できるだけ距離は空けて戦いところだが……いけるか?」 |



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ぐちゃり |
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ぐちゃり |
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気を付けろ 羽毛を持っているものは 噛み付き 頬髭を生やしているものは 引っ掻く |
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レン 「よく分からないが……爺さん、僕に力を貸してくれ!」 銃の周囲に無数のフレアー現象が発生する。圧縮魔力開放。 |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |

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ぐちゃり |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |

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蔦が 絡みついてくる |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |


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気を付けろ 羽毛を持っているものは 噛み付き 頬髭を生やしているものは 引っ掻く |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |
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レン 「ファーストエード・キット……これで耐えられたら御の字だが――」 |
| レンのカード発動! |
| 鯨田 「……」 |
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レン 「応急処置くらいは自分でできるさ」 |


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ぐちゃり |
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蔦が 絡みついてくる |
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伯父さんが曰く… 『伝説の生き物を捕まえた!』 そう興奮気味に語る男の姿は 直後消え失せ 二度と現れる事はなかったらしい そう… そいつこそがまさしく ブージャムだった |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |

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ぐちゃり |
| すずめのカード発動! |
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レン 「分の悪い賭けは……嫌いじゃない……!」 射撃で牽制しながら距離を詰め、肉厚の山刀を振り下ろす。 |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |



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気を付けろ 羽毛を持っているものは 噛み付き 頬髭を生やしているものは 引っ掻く |
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レン 「分の悪い賭けは……嫌いじゃない……!」 射撃で牽制しながら距離を詰め、肉厚の山刀を振り下ろす。 |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |


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蔦が 絡みついてくる |
| 黒樹と少女の亡骸のカード発動! |
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リリス 「応援……届け」 |
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それは 中々みつからない生き物だ 捕まえるには 配慮と希望 そして フォークと指貫なんかも 当然 必要だろう |
| すずめのカード発動! |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |
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レン 「踊れ、踊れ、死のダンスを……ってね!」 |
| レンのカード発動! |
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悉嵜 「だいきんちょーしゅーっ」 |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |


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レン 「できるだけ距離は空けて戦いところだが……いけるか?」 |
| セラエのカード発動! |


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蔦が 絡みついてくる |
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気を付けろ 羽毛を持っているものは 噛み付き 頬髭を生やしているものは 引っ掻く |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |
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レン 「まずは一匹!! 次の目標はどいつだ!!」 |

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蔦が 絡みついてくる |
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気を付けろ 羽毛を持っているものは 噛み付き 頬髭を生やしているものは 引っ掻く |
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レン 「俺は狙い撃たない。だから ――乱れ撃つぞ!」 魔槍に変容した木枝や石礫が戦場に降り注ぐ! 同時に猟銃が速射される! |
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レン 「まずは一匹!! 次の目標はどいつだ!!」 |
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レン 「……助かったよ。ありがとう」 |
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0 1 1 2 2 2 |
1 0 0 0 0 3 |
火 水 風 地 光 闇 |
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レン 「これで僕も双載銃騎(ダブルドラグナー)ってね」 男の周辺に浮かんでいた木の枝や石礫が地面に落ちる。 |
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先へ進む |
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悪魔の森の奥に生えている 黒い樹と そこに横たえられている 少女の亡骸 そう 斧で斬りかかったり 火で焼こうとしてきたり そんなことを する相手がいなくなったのなら それはただの 樹木と少女の亡骸に 他ならない |
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あの生き物を狩る試みは 失敗に終わった 見つからなかったのかって? ああ そうだとも ブージャムを見つけてしまった男達は 全員消え失せて 二度と見つからなかったからね |
