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標識を前ににこにこしている |

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ミハル 「はて、さて……。 お手柔らかにお願いしますね」 |
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── 泥のにおいがする。 |



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ゐっちだよ 「がぶりちゅう」 |
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ミハル 「おっと。危ない、危ない」 |

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ゐっちだよ 「からだこそ ぱわーだよ」 |
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ミハル 「おっとと……」 |

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ゐっちだよ 「おやつを たべりゅよ」 |
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ミハル 「運が味方してくれたようだ」 |
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──── 泥のにおいがする。 泥のにおいがする。泥のにおいがする。 光も届かぬ泥の底から、腕が伸びる。 |
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それは助けを求める手なのか、 仲間を求める手だったのか、 はたまた。 |

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ミハル 「おっとと……」 |

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イッチー 「当たるかどうかに、運は必要なのかナ」 |
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イッチー 「当たるかどうかに、運は必要なのかナ」 |
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ミハル 「運が味方してくれたようだ」 |
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ミハル 「今の結構自信あったのになあ」 |

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── あなたの足元から、泥の腕が数多伸びる。 |

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イッチー 「当たるかどうかに、運は必要なのかナ」 |
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ミハル 「おっと。危ない、危ない」 |
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イッチー 「どこへ行こうというのだネ??」 |
| 泥被る造花のカード発動! |
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ナガレ 「よく効く三本詰め合わせ」 |
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── あなたの足元から、泥の腕が数多伸びる。 |
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「────……」 泥が引いていく。 |
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とってもにこにこしていない |

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にこにこしている |
| このさき ちゅいのカード発動! |
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ミーニャ 「羊さんがお薬をお届けするよ!」 |
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にこにこしている |

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── あなたの足元から、泥の腕が数多伸びる。 |

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イッチー 「当たるかどうかに、運は必要なのかナ」 |


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イッチー 「当たるかどうかに、運は必要なのかナ」 |
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残念、それは私のひょうしきさんだ |
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ミハル 「ありゃ。今の避けちゃうんだ……」 |
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にこにこしている |
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ミハル 「次は当てちゃいますからね~?」 |
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残念、それは私のひょうしきさんだ |
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ミハル 「あとちょっとだっと思ったんだけど」 |
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にこにこしている |
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泥から、腕が伸びる。 |
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にこにこしている |
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残念、それは私のひょうしきさんだ |

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── あなたの足元から、泥の腕がひとつ伸びる。 |
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その腕の先には、あなたの見知った目があるかもしれないし、 全然見覚えのない人間の声が響いたかもしれない。 …… しかしきっと、気のせいだ。 |
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残念、それは私のひょうしきさんだ |
| このさき ちゅいのカード発動! |
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絶句。 |
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にこにこしている |
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にこにこしている |
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にこにこしている |
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にこにこしている |
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にこにこしている |

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ゐっちだよ 「もえつきりゅほど ひーとだよ」 |
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── あなたの足元から、泥の腕が数多伸びる。 |

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ゐっちだよ 「もえつきりゅほど ひーとだよ」 |
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ミハル 「運が味方してくれたようだ」 |
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にこにこしている |
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ミハル 「運が味方してくれたようだ」 |
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にこにこしている |
| 泥被る造花のカード発動! |
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とってもにこにこしている |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 6 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 4 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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ミハル 「それでは、守りたいものも守れませんよ」 |
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ミハル 「ありがとう。もう帰っていいよ。 ……起こして、ごめんね。ゆっくりおやすみ」 |
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「────……」 男の手が、泥を撫でた。 呼応するように、泥はその輪郭を穏やかに崩していく。 |
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── 馨しい花の香りだけが、ただ、残った。 |
