
焼け野の鴉
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立ちはだかるもの
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紫明 「芽吹け、芽吹け、芽吹いたなら伸びろ、伸びたなら蕾つけて、 さっさと咲いて散りやがれ」 |

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遠目には、周囲と変わりない建造物があった。電柱。看板。標識。街灯。ミラー。人影。 歪に組み合わさって、数を増やしーー数を増やしーー気づかれない内に、景色に溶け込みながら"敵"を取り囲んだ。 |
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見ている。 街中が、入り込んだ"異物"を見ている。 街中が、それを排除しようとしている。 |
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ただ、"敵以外"へは、その視線を向けず。 |
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その街は生きている。その街は街ではない。 あらゆる街を取り込んで自身の一部へと変えた、生物兵器だ。 |

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チカギ 「……………ちがう、」 |

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この人たち、誰だっけ。 |

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軍手大蛇 「ぐっぐう!」 |










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0 1 0 0 0 0 |
0 1 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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地上へ大きな塊が落ちる。 その中にいくつか異物が混じっている。 |



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1 1 0 0 0 0 |
1 1 0 2 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 0 1 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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紫明 「今の動き、覚えとくぜ」 |
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紫明 「今の動き、覚えとくぜ」 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
| 椿鬼のカード発動! |
| <響け怨嗟の残滓よ、根を張り天を穿つ白矛> <【金宿】白根の三日月奏> |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「また今日もヤンチャしてきたのねぇ。手当するから、さあ座って」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
2 1 0 0 0 0 |
2 1 0 2 1 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 1 1 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
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紫明 「精々励めよ、肥料」 |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「気をつけてって言ったのに……消毒、染みるからね!」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「悪くねぇ心地だ」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
2 1 0 0 1 1 |
3 1 0 2 2 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 2 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「気をつけてって言ったのに……消毒、染みるからね!」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
2 1 0 0 2 2 |
5 1 0 2 4 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 2 3 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「気をつけてって言ったのに……消毒、染みるからね!」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
3 1 0 0 2 2 |
2 1 0 2 0 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
2 0 0 0 3 3 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「また今日もヤンチャしてきたのねぇ。手当するから、さあ座って」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |
| 早乙女ちえりのカード発動! |
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イバラタイムス 「『異世界ゴリラ現る!?』 日々は美しく楽しいか? それを見つけるのが我らが使命!! イバラタイムス好評発売中!! 欲しいものはいつもIT!!」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
3 1 0 0 2 3 |
4 1 0 2 1 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 0 1 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
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地上へ大きな塊が落ちる。 その中にいくつか異物が混じっている。 |

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紫明 「ただじゃあやらせてくんねぇってか?」 |
| 街喰らいのカード発動! |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「気をつけてって言ったのに……消毒、染みるからね!」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「悪くねぇ心地だ」 |

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紫明 「悪くねぇ心地だ」 |
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建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |


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紫明 「今の動き、覚えとくぜ」 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
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道路が崩れ始め、至る所に穴が開く。 |
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紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「気をつけてって言ったのに……消毒、染みるからね!」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |
| 椿鬼のカード発動! |
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ラピアクチュール 「さあ、最悪を続けましょう」 |



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紫明 「精々励めよ、肥料」 |
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地上へ大きな塊が落ちる。 その中にいくつか異物が混じっている。 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 1 2 |
0 1 0 2 1 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 0 1 1 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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紫明 「こんなとこで邪魔されるわけにはいかねぇのよ、俺も」 |
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「おはようございます。本日は燃えないゴミの収集日です。ごみは朝8時までに出してください」 |
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突き立ったスピーカーからぶつ切りの、合成したような音声が流れた直後、 |
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街はあっと言う間に通常の景色を取り戻し、 次の"敵"へ向かって、移動を始めた。 |
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チカギ 「ここにも居ない」 |
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早く帰らなきゃ。 |
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軍手大蛇 「ぐぐー!ぐー!」 |
