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ジツ 「時折聞いた声だな。何時かは相対すると思っていたが─────」 |
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アラン 「……こちら以上の特化型。おまけに取れる手は限られていると来ますか」 |
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ジツ 「だが、それでもやらねばなるまい。 此方が勝てば─────その毛並み、触らせて貰うぞ」 |
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アラン 「ええ…………え?」 |

| 「僕も、貴方達に恨みがある訳じゃありません。 でも、僕にも目的が…この街を守るという目的があるんです。」 |
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「憎み合っているのでもないはずなのに… お互いに、譲れないんですよね…」 |
| 犬は 少し淋しげな表情で、対峙した黒髪の少年と壮年の男性の言葉に応じる。 ところが… |
| 「ふにゃっ!? 締切?!現実?! きつねはちゃんと宣言したのですよ~! 絶対にチキレに負けたりしないのですっ!!」 |
| 黒髪の少年を目にして、いきなり取り乱して怯える狐。 狐には『何か』が『視えて』しまった…? |
「………。」 |
「はわわっ?!」 |
突然騒ぎ出した狐の首根っこを掴み、無言で戦域外に放り投げる犬。 |
「お待たせしました。」 |
「貴方達の目的がなんであれ、これ以上街の侵略はさせません。僕が…相手になります!」 |
犬の少年は、あらためて黒髪の少年と壮年の男性に向かい…吼える! |



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ジツ 「果たして、通るか」 |



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ジツ 「果たして、通るか」 |

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ジツ (数度踵で地面を刻む) |
| ラスのカード発動! |

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ジツ 「……効き目が薄くとも、使わぬ訳には行かないな」 |



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ジツ (数度踵で地面を刻む) |


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ジツ 「どれ程の効力があるか」 |
| 現実のカード発動! |
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ジツ 「…………!」 |


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ジツ 「耐えきれないか」 |
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アラン 「こちらも倒れる訳に行かないのでね」 |
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アラン 「こちらも倒れる訳に行かないのでね」 |
| ラスのカード発動! |
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化学繊維が焦げた匂いがする。 視界の外で燃えた瓦礫が崩れ落ちる。 誰かが地面の裏を狂ったように叩いている。 |



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ジツ (数度踵で地面を刻む) |



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アラン 「応急処置ですが」 |
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アラン 「こちらも倒れる訳に行かないのでね」 |
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アラン 「こちらも倒れる訳に行かないのでね」 |
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ジツ (数度踵で地面を刻む) |




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アラン 「応急処置ですが」 |
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アラン 「こちらも倒れる訳に行かないのでね」 |

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ジツ 「耐えきれないか」 |
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ジツ 「どれ程の効力があるか」 |
| 現実のカード発動! |
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ジツ 「どうした? 何処を狙っている?」 |






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ジツ (後ろへ飛びずさり距離を取る) |
| ラスのカード発動! |
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化学繊維が焦げた匂いがする。 視界の外で燃えた瓦礫が崩れ落ちる。 誰かが地面の裏を狂ったように叩いている。 |


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ジツ (無言で間合いを計っている) |
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アラン 「応急処置ですが」 |

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ジツ 「…………」 (深呼吸を一つ) |
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アラン 「残念だが、目測が甘いよ」 |

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ジツ 「これで─────終わりだ」 |

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ジツ 「現実を見ろ」 |
| ラスのカード発動! |
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ひまわり 「わーーー!なんでそんな写真がこんな場所にーーーー!」 |
| 「くっ… いまは、まだ敵わなくても… 僕は、諦めません。絶対にこの街を守ります。 貴方達に、立ち向かいます。何度でもッ!」 |
勝敗が決したことを察した少年は、揺るがぬ決意で2人を睨み… |
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火 水 風 地 光 闇 |
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ジツ 「少し撫でようとしただけだぞ」 |
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アラン 「何時目を覚まして噛みつかれるとも限らない。 良いから、早く離れますよ」 |
