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――光が灯る、ゆらゆらと近づいてくる。 光源は誰かの掲げたランタンであると、すぐに確認出来る。 |
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赤い光の残骸はもはや意味をなさない。 奇妙な獣を連れた青年は、静かな敵意をあなた達に向けた。 |

| リミュ 「まけないぞ~っ!」 |

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モドラ 「2人組に戻ってるんじゃないかなァ…とは頭によぎってたけど、 まさかここで当たるとはねェ…」 |
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ニアク 「ン……」 |

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モドラ 「はァ~~もうマジふたりとも強そうすぎるし… お強いんでしょう?」 |
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モドラ 「友人も世話になったようですし? …ってさっき別の人にも、言ったァ~」 |


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ニアク 「喰らってもらうぜ!」 |
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モドラ 「さて、やりますか…?」 |

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ニアク 「一気に行くぜ」 |
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モドラ 「お手柔らかに…ってわけにはいかないかなァ」 |

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ニアク 「こいつだ」 |

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ニアク 「喰らいな」 |
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ノイズが発生し、姿がブレる。 |

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虚空から闇の槍が。 |
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モドラ 「キッツいなァ…!」 |
| モドラのカード発動! |
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狼の影が忍び寄る。 |
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ニアク 「そいつだ」 |

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ニアク 「そいつだ」 |
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手応えがない、虚像。 |

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ニアク 「おらっ!」 |


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ニアク 「よっと!」 |
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手応えがない、虚像。 |


| ニアクのカード発動! |
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ニアク 「……」 |
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ニアク 「そいつだ」 |
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ニアク 「そいつだ」 |

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足元から闇の爪が。 |
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ニアク 「さて……一回しかやらねえぜ」 |

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ニアク 「そいつだ」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |

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虚空から闇の槍が。 |
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ニアク 「さて……一回しかやらねえぜ」 |
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ニアク 「避けてんじゃねえよ!」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |
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ニアク 「助かる」 |


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ニアク 「さて……一回しかやらねえぜ」 |


| 咲星のカード発動! |
| リミュのカード発動! |
| 数ある妖精譚のひとつ、忘れ去られた幻想の断片。 海辺に佇む美しい馬に近付いてはいけない。 それは昏い海底へと引きずり込む海の化生。見目よくも獰猛な魔性の獣。その名は―― "悪辣なる海馬アハ・イシュケ" |
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ニアク 「そいつだ」 |
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ニアク 「……」 |
| ニアクのカード発動! |
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イバラシティ産海塩をたっぷり使った伝統製法、食べるもよし祓うもよし! 塩分過多注意! |
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ニアク 「これで、まだ戦える……」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |
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ニアク 「これで、まだ戦える……」 |
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ニアク 「助かる」 |
| モドラのカード発動! |
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隊長 「世界の珍獣カードNo.011 アホウドリ★★★ 北半球最大の海鳥で全長100cm・体重6kgwww翼開張時は2m40cmに達するwwww 羽毛採取の為乱獲され一時は絶滅が懸念されたが、1951年に鳥島で再発見され保護対策などにより2013年現在3000羽以上にまで回復したwwwwww 人間が近づいても全く逃げることなく簡単に捕まえられることからアホウドリと名付けられたそうですwwwww」 |

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足元から闇の爪が。 |
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ニアク 「よっと!」 |


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ニアク 「…………」 |
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気配が少しだけ薄れた。 |
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モドラ 「困るねェ…」 |



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ニアク 「さて……一回しかやらねえぜ」 |
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ニアク 「よっと!」 |
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モドラ 「まだ、やります?」 |

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虚空から闇の槍が。 |
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ニアク 「さて……一回しかやらねえぜ」 |
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ニアク 「助かる」 |
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ニアク 「助かる」 |
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ニアク 「助かる」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |

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ニアク 「さて……一回しかやらねえぜ」 |


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ニアク 「さて……一回しかやらねえぜ」 |

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ニアク 「喰らいな」 |

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ニアク 「さて……一回しかやらねえぜ」 |
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ニアク 「……」 |


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虚空から闇の槍が。 |
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自身が与えた致命傷を静かな目で見ている。 |
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ニアク 「そいつだ」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |
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ニアク 「助かる」 |
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ニアク 「これで、まだ戦える……」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |

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自身が与えた致命傷を静かな目で見ている。 |
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ニアク 「そこだな」 |
| ニアクのカード発動! |
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お願い!元気になって! |
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ニアク 「……」 |

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自身が与えた致命傷を静かな目で見ている。 |
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ニアク 「そいつだ」 |
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ニアク 「……」 |
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ニアク 「そいつだ」 |
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ニアク 「……」 |
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ニアク 「これで、まだ戦える……」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |
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ニアク 「これで、まだ戦える……」 |
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ニアク 「助かる」 |
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ニアク 「これで、まだ戦える……」 |

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ニアク 「そこだな」 |


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虚空から闇の槍が。 |
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ため息を一つ、術式に修正を加える。 |
| リミュのカード発動! |
| 数ある妖精譚のひとつ、忘れ去られた幻想の断片。 海辺に佇む美しい馬に近付いてはいけない。 それは昏い海底へと引きずり込む海の化生。見目よくも獰猛な魔性の獣。その名は―― "悪辣なる海馬アハ・イシュケ" |
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ニアク 「そいつだ」 |
| ニアクのカード発動! |
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イバラシティ産海塩をたっぷり使った伝統製法、食べるもよし祓うもよし! 塩分過多注意! |
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ニアク 「これで、まだ戦える……」 |
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ニアク 「ああ、ありがとう」 |
| モドラのカード発動! |
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隊長 「世界の珍獣カードNo.011 アホウドリ★★★ 北半球最大の海鳥で全長100cm・体重6kgwww翼開張時は2m40cmに達するwwww 羽毛採取の為乱獲され一時は絶滅が懸念されたが、1951年に鳥島で再発見され保護対策などにより2013年現在3000羽以上にまで回復したwwwwww 人間が近づいても全く逃げることなく簡単に捕まえられることからアホウドリと名付けられたそうですwwwww」 |
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モドラ 「ちょっ…」 |
| モドラのカード発動! |
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ニアク 「これで、まだ戦える……」 |
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モドラ 「ほんとに、お強いっスねェ…」 |
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ニアク 「くそっ……!」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
1 8 0 0 0 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
2 1 0 1 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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「――あなた達が悪いのではありません。 あなた達が悪いのです。」 |
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小さく呟くと、青年は踵を返した。 ランタンの光が遠ざかっていく……。 |
