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トオルは 覚悟を決めた。 ▽ |
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ヒナコ 「かわいそう……かわいそう……わたしが、救ってあげます」 |
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ヒナコ 「私の愛、受け取ってくださいね?」 |
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ヒナコ 「こんにちは、かわいそうなあなた」 |
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少女の眼は、既に昏い。 |
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ヒナコ 「わたしが照らしてあげる。迷えるかわいそうなあなたたちを」 |



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トオルは 意味深長に笑った。 ▽ |
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ヒナコ 「どうしてにげるの?」 |

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ヒナコ 「おやすみなさい。とっても、気持ちがいいでしょう?」 |
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ヒナコ 「どうしてにげるの?」 |
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ヒナコ 「どうしてにげるの?」 |
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囃し立てるように 手を打ち鳴らす。 ▽ |
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ヒナコ 「どうしてにげるの?」 |

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ヒナコ 「大丈夫、いまになにもわからなくなります」 |


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ヒナコ 「醜く地を這うあなたたちを、わたしが救ってあげる」 |

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トオルは 意味深長に笑った。 ▽ |
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ヒナコ 「どうしてにげるの?」 |


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ヒナコ 「大丈夫、いまになにもわからなくなります」 |

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少女の手から、光が漏れる。 |

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少女の手から、光が漏れる。 |

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少女の手から、光が漏れる。 |
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圧 倒 的 ド ヤ 顔 ! ▽ |
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ヒナコ 「どうしてにげるの?」 |



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ヒナコ 「大丈夫、いまになにもわからなくなります」 |

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ヒナコ 「愛してます。愛しています。わたしは人類を愛しています。だから、わたしはあなたを愛してあげるのです。どうしようもなく愚かなあなたたちを!」 |

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少女の手から、光が漏れる。 |

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掲げたカードから 力があふれ出る! ▽ |
| トオルのカード発動! |
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遠くのアキノ 「おや、お困りのようで。僭越ながら手伝いますよ。 因みにこれは全手動。真心込めて投げますよ――っと!!」 |
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トオルは 落ち着いている。 ▽ |


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少女の手から、光が漏れる。 |
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ヒナコ 「どうして?どうして?どうして……」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 2 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 3 0 0 2 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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トオルは 鞄から 神仙丹 を取り出した。 ▽ |
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状況が許すならば 恐々とだが あなたに差し出すはずだ。 ▽ |
