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“憑魔” 「……あァ、そりゃ道なりに進めばカチ合うのは当然か……」 |
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(三度に渡り鉢合わせした相手を見やり、僅かに苦笑すると──再び殺気を漲らせて) |
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“憑魔” 「ちょいと前にも同ンなじ顔ぶれとばかり戦り合う羽目になったし、どォにもこの“ハザマ”ってえ所はきな臭せえなあ? ……それじゃあ、毎度の命の削り合いを始めよォかい。あまり一方的なのは勘弁願うぜえ!」 |
| 雨洞 兆 「お手柔らかに!お願いしますよ!僕この通り非力なのでね!」 |
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リト 「……なんだよ、やるってのか?」 |
| 雨洞 兆 「匣は閉じ、そして貯える、」 |
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リト 「……さて、視るだけで……どこまで対処できるかな」 |


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(防御などお構いなしの、猛烈な勢いで叩き付けるがごとき斬撃。そこに一切の躊躇は無い) |

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“憑魔” 「削り合いの覚悟はできてるよなあ? ひひっ、俺はもちろんできてるぜえ……」 |
| 雨洞 兆 「避けては駄目だよ……、なんてね」 |
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“憑魔” 「ククク。効かねえ効かねえ!」 |
| 雨洞 兆 「っと、調子狂うなぁ!」 |

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“憑魔” 「さァて……少し本気を出すかい!」 |
| 雨洞 兆 「”視え”てるよ?」 |
| 雨洞 兆 「さ~てやっちゃうか」 |

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(防御などお構いなしの、猛烈な勢いで叩き付けるがごとき斬撃。そこに一切の躊躇は無い) |
| 雨洞 兆 「”視え”てるよ?」 |
| 雨洞 兆 「さ、これで決めちゃおう」 |
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リト 「……チッ」 |

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(防御などお構いなしの、猛烈な勢いで叩き付けるがごとき斬撃。そこに一切の躊躇は無い) |
| 雨洞 兆 「”視え”てるよ?」 |
| 雨洞 兆 「うわ~~ん!そんなの有りですか~!?」 |
| 雨洞 兆のカード発動! |
| 雨洞 兆 「っと、調子狂うなぁ!」 |

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(赤黒く血糊のこびり付いた妖刀──それにさらなる紅を吸わせんとする、力任せの一撃!) |
| 雨洞 兆 「”視え”てるよ?」 |

| 雨洞 兆 「あはは!壊れると良い……!」 |

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“憑魔” 「ひひっ……ブッ壊れちまいな!」 |
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リト 「……その程度なら、”視る”までもないな」 |
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リト 「……チッ」 |


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“憑魔” 「弱ってる奴から狙うのは当然だよなあ?」 |
| 雨洞 兆のカード発動! |
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ホーリー 「喰らいなァ、聖義の裁きを!!」 |

| 雨洞 兆 「っと、調子狂うなぁ!」 |
| 雨洞 兆 「撤退撤退!!まったね~!!」 |
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リト 「!オイ、まじかよ……クソッ…」 |

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“憑魔” 「もう少し遊んでてもいいンだが、この“ハザマ”じゃあ時間は有限だからなァ。……そろそろ決着ッてえやつだ!」 |
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攻撃に呼応をするように蒼い光が弾けると、その男は身を翻受け流して死角へと抜けた。 |
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リト 「……その程度なら、”視る”までもないな」 |

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リト 「ってェな……この…」 |
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“憑魔” 「やられっ放しは性に合わないんでなあ。カカッ!」 |
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リト 「………まあ、こんなもんだな」 |

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“憑魔” 「痛いところはこの辺かァ? ひひっ」 |
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リト 「っと、危ねェな…!」 |
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リト 「っと…まだ、やんのかよ…」 |
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リト 「おし………まだ、行けそうだ」 |
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リト 「…クッソ、…… 悪ィがこのまま離脱させて貰うからな」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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“憑魔” 「ワールドスワップ……だか何だか、ッてえヤツに加担するつもりはさらさらねえが──」 |
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“憑魔” 「邪魔な奴らも、そうじゃねえ奴らも、必要とありゃあ斬り刻んでやる。 それが嫌なら、せいぜい足掻きな! カカッ!」 |
