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タヌキ 「さあ、勝負も本番だな! コイツを倒せば、俺の強さが分かる筈だ!」 |
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タヌキ 「ふん、何がオオウミネコだ! お前がそうなら、俺はツヨイヤマダヌキ! そしてこいつはマンジュウクレルイイニンゲンだ!」 |
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タヌキ 「その上、太っちょなネコまで付いて来ている! どう見たって、ウミネコ風情が勝てる筈が無い! せいぜい全力で足掻いて、鍛練の礎になると良いぞ!」 |
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タヌキ 「では、行くぞ! 泥タヌキの見えぬ拳を、その身に叩き込んでやる!」 |
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「では、えっと…頑張ります… よろしくおねがいします…!」 |
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ぬん! |
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ビシ! |
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「…ふふ。マテバさんと集合してからきくらげご機嫌だね……」 |

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オオウミネコ 「にゃー?」 |

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【やる気は充分!】 |
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【毛皮はごわごわ!】 |
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【泥んこが駆け出した!】 |
(…わ、…近くで見ると…おおきいなあ………) |
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(……きくらげがケンカしませんように…) |
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きくらげ 「ンナァ~~~……」 |
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きくらげ 「マ………」 |
| 「あっ…ウミネコさんには興味ないんだ……基準がわかんないなあ…」 |


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オオウミネコ 「にゃー。」 |
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【砂を蹴って威嚇の仕草。】 |
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タヌキ 「うっ…目に泥が?! おのれ、オオウミネコめ! 空を飛ぶとは! 顔を高く上げたせいで、泥が目の中に落ちて来たぞ!」 |
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タヌキ 「クッ…このままじゃ戦えない! ちょっとだけ待ってろ! 少し泥を落として来るから!」 |
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(ごしごしっ…ごしごしっ……。) |
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タヌキ 「待たせたな! 顔周りだけ泥を落とす積もりが、うっかり全身を綺麗にしてしまった! 実に卑劣なオオウミネコの策略だな! まるでキツネのようだ!」 |
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タヌキ 「だが、泥が落ちても俺は強いぞ! お前に払い落とされた泥の怒り! その身を以って、受けて見ろ!!」 |
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【タヌキの戦意が上昇!】 |
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きくらげ 「んな…」 |
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「………あっ、…ツナ…?」 |

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オオウミネコ 「にゃー。」 |
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【砂を蹴って威嚇の仕草。】 |
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【肉球から打ち込まれる力の伝導!!】 |
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きくらげ 「マーーッ!」 |

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オオウミネコ 「にゃー。」 |
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【砂を蹴って威嚇の仕草。】 |
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【肉球から打ち込まれる力の伝導!!】 |
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きくらげ 「んぬんぬ~~~!!」 |

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オオウミネコ 「にゃー。」 |
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【砂を蹴って威嚇の仕草。】 |
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【肉球から打ち込まれる力の伝導!!】 |
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きくらげ 「ん~~~」 |
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「…マテバさんに迷惑かけちゃだめだよ~……」 |

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オオウミネコ 「にゃー。」 |
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「わっ!あ、あぶなっ!!?」 |
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【砂を蹴って威嚇の仕草。】 |
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タヌキ 「まずお前の意識を飛ばす!!!!!」 |
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きくらげ 「ん~~~」 |
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「…マテバさんに迷惑かけちゃだめだよ~……」 |

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オオウミネコ 「にゃー。」 |
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「わっ!あ、あぶなっ!!?」 |
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【砂を蹴って威嚇の仕草。】 |
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【タヌキの襲撃!】 |
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「…カリカリ食べるかなあ……」 |



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オオウミネコ 「にゃー。」 |
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「わっ!あ、あぶなっ!!?」 |
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オオウミネコ 「にゃー。」 |
| 五十嵐のカード発動! |
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【砂を蹴って威嚇の仕草。】 |
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【肉球から打ち込まれる力の伝導!!】 |
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「果実…刻んでみました……」 |
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「うう……爪が痛い………」 |

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オオウミネコ 「にゃー。」 |
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【砂を蹴って威嚇の仕草。】 |
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【タヌキの襲撃!】 |
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タヌキ 「俺たちの勝ちだ。」 |
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「くだものなら大丈夫でしょうか……」 |
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「うう……爪が痛い………」 |
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「くだものなら大丈夫でしょうか……」 |
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「うう……爪が痛い………」 |
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オオウミネコ 「にゃー・・・・・」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 2 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 2 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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タヌキ 「俺たちの勝ちだ!!」 |
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タヌキ 「やったな、お前たち! 俺の拳も冴えていたが、太っちょネコたちの動きも中々だったぞ! 今度一度くらいは、手合わせしても良いと思えるくらいにな!」 |
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タヌキ 「そして何より、マンジュウをくれたお前! 一体、何がどうしだのだろうな! お前が後ろに居る時は、何故か身体が良く動いたんだ!」 |
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タヌキ 「もしやすると、お前には幸運のご利益があるのかも知れないな。 お前を前にすると、あのオオウミネコさえも動きが鈍っていたようだしな。」 |
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タヌキ 「…うん。なかなか悪くない体験だったぞ。 誰かと一緒に戦うのは、これが2度目なのだけれどな。 前回とは全く違う感覚というか、楽しさがあった気がするからな。」 |
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タヌキ 「それでは、な。 今日のところは、これでお別れだけれどな。 元気でやるんだぞ! きっとまた、会いに行くからな!」 |
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きくらげ 「んグァ!!!!!」 |
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「えっ…あ、あの咥えてたおさかな奪っちゃうんだ……」 |
