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園華 「はい!それでは行きましょう!」 |
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ミツル 「たとえ……帰れなくたって。あそこが、私の家じゃなくても!」 |

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焙茶坂 霧里 「(紙巻を吸っている)」 |
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リング 「現実への干渉は苦手なのですが……。」 |

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リビングミスト 「・・・・・・・・・」 |

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リング 「この定義された空間が私の全て……。」 |

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*夜空に迷った時、月明かりが道を照らし出すことでしょう。 |


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リビングミスト 「・・・・・・・・・」 |
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焙茶坂 霧里 「聞こえますか。焼けて落ちる枯れ木の音。」 |
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熱がやってくる。焦げた滓が、炎が拡がる、やってくる。 視界の裏、枯れ木が燃えている。遠く子供が倒木を見て泣き叫ぶ。 それは怪談。それは山火事。それは歩いて迫る災害。 . |
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焼けるくらがり 「焼ければいい。どんな愚 図でも、燃ゆる炎 は美 しいのだから。」 |



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火 水 風 地 光 闇 |
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リビングミスト 「・・・・・・・・・」 |
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ムリさん 「おきがね、じゃない、お構いなく……。」 |
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見えない何かが周りを這っている。 それは見えないが、あなたの影を執拗に尖ったもので突いている。 それは見えないが、あなたの影を少しだけ裂き取って笑っている。 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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灼けるくらがり 「ねぇ、生きるためにつかうものは、本当の焔ではないよ。」 |
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ミツル 「拡散ビーム!」 |



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火 水 風 地 光 闇 |
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リビングミスト 「・・・・・・・・・」 |
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園華 「結構早いんですね…。」 |
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ムリさん 「おきがね、じゃない、お構いなく……。」 |
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見えない何かが周りを這っている。 それは見えないが、あなたの影を執拗に尖ったもので突いている。 それは見えないが、あなたの影を少しだけ裂き取って笑っている。 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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灼けるくらがり 「あぁ、あぁあ、ひとのものではない、ひとの も ので は ない、あ、ぁぁあぁはっは……!!」 |
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灼けるくらがり 「あぁ、お前の死は、あの木が焦げて崩れた屑と 区別がつかないね……!」 |
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ミツル 「月の炎!」 |
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リビングミスト 「・・・・・・・・・」 |

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ムリさん 「おきがね、じゃない、お構いなく……。」 |
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ミツル 「頑張りま~す。」 |
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見えない何かが周りを這っている。 それは見えないが、あなたの影を執拗に尖ったもので突いている。 それは見えないが、あなたの影を少しだけ裂き取って笑っている。 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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灼けるくらがり 「ねぇ、お前たちがつかうものは、本当の焔ではないよ。」 |
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ミツル 「ちょっと悪いけど、分けてねっ!」 |



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リビングミスト 「・・・・・・・・・」 |
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見えない何かが周りを這っている。 それは見えないが、あなたの影を執拗に尖ったもので突いている。 それは見えないが、あなたの影を少しだけ裂き取って笑っている。 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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何もない場所から、燃える倒木。あなたを潰そうとした。 |
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ミツル 「ごめんね!灯りを貰うよっ!」 |
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ミツル 「(私のコレ、なんで治るんだろう。不思議)」 |

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園華 「結構早いんですね…。」 |
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化学繊維が焦げた匂いがする。 視界の外で、あなた目掛けて燃えた瓦礫が崩れ落ちる。 痺れる熱が足の裏から上がってくる。 |
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何もない場所から、燃える倒木。あなたを潰そうとした。 |
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ミツル 「日光レーザー!」 |

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リビングミスト 「・・・・・・・・・」 |
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がぱ がぱ ごぼ ごぼ。耳元の水底から人の声。 『助 て 』ごぼごぼ。『 苦し 』がぱがぱ。 『そこに るの 』ごぼ『 助け 』 『 捕まえた。 』 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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化学繊維が焦げた匂いがする。 視界の外で、あなた目掛けて燃えた瓦礫が崩れ落ちる。 痺れる熱が足の裏から上がってくる。 |
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何もない場所から、燃える倒木。あなたを潰そうとした。 |
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ミツル 「ごめんね!灯りを貰うよっ!」 |
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ミツル 「ごめんねっ!」 |
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ミツル 「(私のコレ、なんで治るんだろう。不思議)」 |
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リビングミスト 「・・・・・・・・・」 |


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園華 「何も出来ないわけではないんです!」 |
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園華 「結構早いんですね…。」 |
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鉄パイプで強く殴りつけた! |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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灼けるくらがり 「失う事、得 る事、どち らもが 燃えるこ とに似 ている。」 |
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園華 「助かりました!」 |


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園華 「はい!ご利用ありがとうございました!」 |
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園華 「何も出来ないわけではないんです!」 |
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見えない何かが周りを這っている。 それは見えないが、あなたの影を執拗に尖ったもので突いている。 それは見えないが、あなたの影を少しだけ裂き取って笑っている。 |
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焙茶坂 霧里 「……ひ、ひ。」 |
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何もない場所から、燃える倒木。あなたを潰そうとした。 |
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灼けるくらがり 「あぁ、あぁあ、ひとのものではない、ひとの も ので は ない、あ、ぁぁあぁはっは……!!」 |
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園華 「助かりました!」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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園華 「私達の勝ちですからね。」 |
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ミツル 「イバラシティで出会ってない人だといいけど。……」 |
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ムリさん 「死んだらまた会いましょう。生きてる間は顔も見たくない。」 |
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リング 「さて……どうしたものでしょう」 |
