
TeamNo.394
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立ちはだかるもの
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飢餓の魔女 「がん ば る」 |
| 能面で顔を覆う。その表情はうかがい知れない。 |
| 手にした小刀の切っ先を顎下に宛がう。右の手で柄を叩くと、刃はするりと咥内に挿入され、切っ先は延髄に達した。 |
――――リン |

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レックス 「あまり戦闘はしたくはないのだが、引いてはくれないか?・・そうか、無理か。」 |
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U・D 「―――さて、では早速、UD理論の講義を始めさせてもらおうかの。」 |





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魔女はゆらりゆらりと左右にゆっくり揺れている。 |
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…ただ相手を見つめて。 |
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ゆらゆらと揺れ動く。 |

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U・D 「―――さて、ではUD理論における基礎理論講座を始めるとしようかの。」 |
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U・D 「まず最初に『ジャイロ効果』について話そう。これは「物体が自転運動をすると姿勢を乱されにくくなる現象」を指す。回転しているコマとか走行している自転車が安定するアレである。」 |
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U・D 「まず最初に『ジャイロ効果』について話そう。これは「物体が自転運動をすると姿勢を乱されにくくなる現象」を指す。回転しているコマとか走行している自転車が安定するアレである。」 |
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U・D 「さて、ここでUD理論を展開する。『打撃時に発生する反作用を、攻撃者に備わったジャイロ効果で受け止めることで反作用によって衝撃を逃がすことなく対象にぶつける』・・・これを『ジャイロ正拳』と呼ぶことにする。」 |


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飢餓の魔女 「つよ い つよ い きし さ ん どう か どう か みんなを まもっ て」 |
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いくつかの飴玉が空を舞う、それはふわりと浮かんでいたがほどなくすると地面に沈み込む そしてそこから影が形成されようとしている…! |
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…とぷんっ |
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…真っ黒な『影』は混ざりあう。 暗く、黒く、深淵のごとく。 |
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魔女には今だそれを視認することができず、ただそこに騎士が居ると、ずっと思っている。 |
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やがて、『影』は湧き出るようにその姿を変えていく。 |
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それは人の形を取っていた、ピンク色の髪をなびかせて、笑顔を向ける。 |
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くすくすと笑いながら、それは完全なる顕現を果たす。 |
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それは、にっこりと、歪に笑った。 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



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0 0 0 0 0 3 |
0 0 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 1 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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ふよふよと飴玉が浮かぶ。 そこに影が在れば飴玉は影へと吸収されていくだろう。 …何も居ないならば、ぱりんと飴玉は砕け散るだろうか。 |
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「くすくす ごしょうたいであります」 『影』がくすくすと笑うと、辺りの景色は一変する。 形成された景色は、まるでお菓子の家のようだ。 …だが、いくつかの場所が歪んでいるようだ。 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



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0 0 0 0 0 6 |
0 0 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 1 0 1 |
0 1 0 0 0 0 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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「ふふ」 『影』から視界すら阻害されるような霧が放たれる。 それはむせ返るように甘い、毒のような霧だ。 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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U・D 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



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0 0 0 0 0 8 |
0 1 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
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0 3 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



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0 1 0 0 0 9 |
0 2 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
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0 5 0 0 0 1 |
0 1 0 0 0 0 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



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0 0 0 0 0 1 |
0 4 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 2 0 1 0 3 |
0 0 0 0 0 1 |
0 3 0 0 0 0 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「ふふ」 『影』から視界すら阻害されるような霧が放たれる。 それはむせ返るように甘い、毒のような霧だ。 |
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「…ふふ」 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 3 |
0 6 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 3 0 1 0 4 |
0 1 0 0 0 1 |
0 4 0 0 0 0 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 4 |
0 1 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 1 0 1 |
0 2 0 0 0 1 |
0 6 0 0 0 1 |
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飴玉が注射器へと変化していき、同時に魔女の血でそれが満たされていく。 注射器は毒牙のごとく、相手を襲いゆく。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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数個の飴玉が水のように溶けていく。 それはしだいに水飴となり、牙を形どって敵を噛み砕かんとする。 |
![]() |
「ふふ」 『影』から視界すら阻害されるような霧が放たれる。 それはむせ返るように甘い、毒のような霧だ。 |
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「ふふ」 『影』から視界すら阻害されるような霧が放たれる。 それはむせ返るように甘い、毒のような霧だ。 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 8 |
0 2 0 2 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 3 0 0 0 1 |
0 2 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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数個の飴玉が水のように溶けていく。 それはしだいに水飴となり、牙を形どって敵を噛み砕かんとする。 |
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「おいしくたべてね」 『影』の一部が欠け、それは飴玉の弾丸となって敵へと襲い掛かる。 |
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「…ふふ」 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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U・D 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
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レックス 「脚を止めて貰うぞ」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
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飢餓の魔女 「あ りが と」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 2 |
0 3 0 3 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 4 0 0 0 1 |
0 3 0 0 0 1 |
0 0 0 0 0 0 |
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飴細工で出来た砲台が乱雑に、相手へと飴細工の砲弾を放つ。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
![]() |
「ふふ」 『影』から視界すら阻害されるような霧が放たれる。 それはむせ返るように甘い、毒のような霧だ。 |
![]() |
「…ふふ」 |
![]() |
「…ふふ」 |
![]() |
U・D 「―――そして打つ、これがUD理論に基本形、『ジャイロ正拳』である!みんなもやってみよう!!」 |
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「あはは」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
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「あはは」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 0 3 |
0 1 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 5 0 0 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「―――そして打つ、これがUD理論に基本形、『ジャイロ正拳』である!みんなもやってみよう!!」 |
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レックス 「脚を止めて貰うぞ」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 1 0 1 0 5 |
0 2 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 0 1 |
0 1 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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飴玉が注射器へと変化していき、同時に魔女の血でそれが満たされていく。 注射器は毒牙のごとく、相手を襲いゆく。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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「あはは」 |
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「あはは」 |
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「あはは」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 1 0 1 0 7 |
0 2 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 2 0 0 0 3 |
0 1 0 0 0 1 |
0 1 0 0 0 0 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
![]() |
「おいしくたべてね」 『影』の一部が欠け、それは飴玉の弾丸となって敵へと襲い掛かる。 |
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「…ふふ」 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「―――そして打つ、これがUD理論に基本形、『ジャイロ正拳』である!みんなもやってみよう!!」 |
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「あはは」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 2 0 1 0 9 |
0 3 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 3 0 0 0 4 |
0 1 0 0 0 1 |
0 2 0 0 0 1 |
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数個の飴玉が水のように溶けていく。 それはしだいに水飴となり、牙を形どって敵を噛み砕かんとする。 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
![]() |
U・D 「いいかね、人間の身体には血液が循環しておる。回転しておる。ぐるっぐるに。ジャイロ効果の軸はここから発生させれば良い。 あ、つまり~、 血液循環を超高速に回転させる!!体軸にジャイロ効果が発生する!」 |
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「あはは」 |
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「あはは」 |
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飢餓の魔女 「あ りが と」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 0 2 |
0 5 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 1 |
0 3 0 0 0 2 |
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数個の飴玉が水のように溶けていく。 それはしだいに水飴となり、牙を形どって敵を噛み砕かんとする。 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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「おいしくたべてね」 『影』の一部が欠け、それは飴玉の弾丸となって敵へと襲い掛かる。 |
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「…ふふ」 |
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U・D 「―――そして打つ、これがUD理論に基本形、『ジャイロ正拳』である!みんなもやってみよう!!」 |
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レックス 「脚を止めて貰うぞ」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



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0 0 0 1 0 5 |
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火 水 風 地 光 闇 |
0 2 0 0 0 1 |
0 3 0 0 0 1 |
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飴玉が注射器へと変化していき、同時に魔女の血でそれが満たされていく。 注射器は毒牙のごとく、相手を襲いゆく。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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「あはは」 |



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火 水 風 地 光 闇 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「いいかね、人間の身体には血液が循環しておる。回転しておる。ぐるっぐるに。ジャイロ効果の軸はここから発生させれば良い。 あ、つまり~、 血液循環を超高速に回転させる!!体軸にジャイロ効果が発生する!」 |
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「あはは」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



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飴玉が注射器へと変化していき、同時に魔女の血でそれが満たされていく。 注射器は毒牙のごとく、相手を襲いゆく。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「おいしくたべてね」 『影』の一部が欠け、それは飴玉の弾丸となって敵へと襲い掛かる。 |
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「…ふふ」 |
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U・D 「―――そして打つ、これがUD理論に基本形、『ジャイロ正拳』である!みんなもやってみよう!!」 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |



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火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 0 1 |
0 0 0 0 0 1 |
0 2 0 0 0 0 |
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数個の飴玉が水のように溶けていく。 それはしだいに水飴となり、牙を形どって敵を噛み砕かんとする。 |
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「あはは」 『影』がスカートの裾を軽く持ち上げると、ぱらぱらと血濡れのビスケットの欠片が地面に刺さる。 それはカタカタと動きながら浮きはじめ、少しすると敵へと攻撃するように吹き飛んでいく。 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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レックス 「脚を止めて貰うぞ」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 2 |
0 3 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 0 1 |
0 1 0 0 0 1 |
0 4 0 0 0 1 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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「おいしくたべてね」 『影』の一部が欠け、それは飴玉の弾丸となって敵へと襲い掛かる。 |
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「…ふふ」 |
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U・D 「いいかね、人間の身体には血液が循環しておる。回転しておる。ぐるっぐるに。ジャイロ効果の軸はここから発生させれば良い。 あ、つまり~、 血液循環を超高速に回転させる!!体軸にジャイロ効果が発生する!」 |
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「あはは」 |
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「あはは」 |
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U・D 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 3 |
0 5 0 1 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 0 1 |
0 1 0 0 0 1 |
0 5 0 0 0 2 |
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| ひと ふた み よ いつ む |
| なな や ここの たり |
| ふるべ ゆらゆら と ふるべ |
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近くに落ちていた複数の石ころが宙を舞う。 それは一つに合体して巨大なキャラメルへと変化した。 そしてキャラメルは相手を潰さんと降りかかる。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
![]() |
魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
![]() |
「おいしくたべてね」 『影』の一部が欠け、それは飴玉の弾丸となって敵へと襲い掛かる。 |
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「…ふふ」 |
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U・D 「高速で回転する物体は質量が増し、そして高質量の物体には・・・『引力』が発生する。体内ジャイロは、敵を引きつけるというわけじゃい!がはは!」 |
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飢餓の魔女 「あ りが と」 |
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「あはは」 |
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「…ざんねん、もうだめみたいであります。 うーむ、いいかんじだとおもったのでありますが」 |
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…『影』は溶けだし、しばらくすると跡形もなくなってしまった。 |
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飢餓の魔女 「ぁ… 」 |
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魔女の動きが少し鈍る。 |
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レックス 「(命に別状はない、が…)引くか切り抜けるかしよう、少し下がっていてくれ。」 |
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U・D 「おおっと、すまんすまん。ワシが先に倒れるのが筋であったろうにな。」 |


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飴玉が注射器へと変化していき、同時に魔女の血でそれが満たされていく。 注射器は毒牙のごとく、相手を襲いゆく。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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レックス 「脚を止めて貰うぞ」 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |
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U・D 「人間の体にある、微弱な電流を直列つなぎすることで、ブレイクダークなサンダーを放出することができる・・・わけじゃよ?」 |
| U・Dのカード発動! |
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U・D 「おお、やるではないか。」 |
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飢餓の魔女 「ぁ… 」 |
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魔女の動きが少し鈍る。 |
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レックス 「(命に別状はない、が…)引くか切り抜けるかしよう、少し下がっていてくれ。」 |

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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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飢餓の魔女 「あ りが と」 |

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地面の一部が抉れ、平たいクレープ生地へと変化する。 それはギロチンのように固くなり、敵へと振り下ろされた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |

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まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
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飢餓の魔女 「…」 |
![]() |
魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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レックス 「脚を止めて貰うぞ」 |
![]() |
レックス 「…上手く避けるな。」 |
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飢餓の魔女 「あ りが と」 |
| 飢餓の魔女のカード発動! |
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レイジ 「《超越存在・連続起動》(ハイランダー・マルチキャスト)!! ――その身をもって知るがいい、この俺に限界などありはしない!!」 |
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飢餓の魔女 「…」 |
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魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
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飢餓の魔女 「ぅ…」 |
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その巨体がぐらりと揺れ、倒れこむ。 そうして動かなくなった。 しばらくは起き上がることはないだろう。 |
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レックス 「(命に別状はない、が…)引くか切り抜けるかしよう、少し下がっていてくれ。」 |


| 瑠璃子のカード発動! |
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レックス 「…上手く避けるな。」 |


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レックス 「脚を止めて貰うぞ」 |

| レックス 「っと、危ない。」 |
| レックス 「っと、危ない。」 |
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レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |

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レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
| レックスのカード発動! |


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レックス 「脚を止めて貰うぞ」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 2 0 0 0 2 |
0 4 0 0 0 1 |
0 0 0 0 0 0 |
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レックス 「不毛だったな。 引いてくれて何よりだ。」 |
