
侵攻災害区域
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ソビエト研究会
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認識不可の獣が呻き声をあげた |
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ネルヴァリオ 「どけ……オレの邪魔をするな!」 |

| 『柩狼』 ――――君達の前にその化獣は現れた。 邂逅は免れない。 それは間違いなく、君達の敵だ。 |
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アイリス 「お手柔らかに…という訳にも、いきませんよねぇ…」 |

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レン 「――悪鬼、羅刹の類か? 西の星詠みたる星見が五雷法で退散願おうか。 雷威震動便驚人、我、九天応元雷声普化天尊に命ず!」 刀印で九字を切ると、男の周辺に木の枝や石礫が無数に浮遊する。 |
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すずめ 「分かりやすい”敵”といったところかな。 ……狩らせてもらいます」 |
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黒いもやが周囲を覆う |

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ルーシー 「What…? Monster?」 |
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セラエ 「お手柔らかにお願いするよ」 |
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『異形』 「ふわり、マネゴト火種が堕ちた」 |
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火種影 「ぐぐぅ!」 |
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サァ、心よ沈め |
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声は遠くに |
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瞳は開け |
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全てを、呪え |
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すずめ 「容赦はしない」 |
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自らの胸に、短刀を突き立てる |
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開いた”空間”から瘴気が漏れ出し、その裂け目から瞳が覗く |
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レン 「ろくでもない戦闘だけど……それだけに負ける訳にはいかないな」 |
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レン 「ルーシー、君が僕らの《切り札》だ。僕が君を護衛する」 |
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レン 「どれほどの霊力差であろうと……今日の俺は阿修羅さえ凌駕する存在だ!」 |
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レン 「僕とすずめで、みんなを守ると決めた。この手が血塗られても僕は引き金を引く!」 |
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アイリス 「出来るだけ、治療に専念しましょう…」 |
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アイリス 「あれとこれと…うん、用意出来てますね…」 |
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アイリス 「治療の準備はばっちりです!」 |
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アイリス 「大丈夫。多少痛くても、我慢できますとも…。」 |




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火 水 風 地 光 闇 |
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『異形』 「帰ロウ、帰ロウ。コンナ、ノ、嫌。ダカラ、ダカラ……!オマエラニ……!」 |
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その声は空気を揺らす。揺らいだ空気は幻想を描き、その幻想は牙を剥く |
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火種影 「ぐっぐぐぅ!!」 |
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レン 「戦術の最上なるモノは、敵を喜ばせながら罠にかける事かな?」 |
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瘴気が濃くなっていく…… |
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レン 「……爺さんの遺産、借りるぞ! 7番因果弾装填!!」 顕現した異界の銃の呪唱紋様から空間にサイコロが振られた気がした。 |
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アイリス 「手当と…そうですね、これをああしましょう」 |
| 『柩狼』 「………」 その意思に応えるように巨体は再び律動する。 |



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火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 1 0 1 |
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『異形』 「帰ロウ、帰ロウ。コンナ、ノ、嫌。ダカラ、ダカラ……!オマエラニ……!」 |
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その声は空気を揺らす。揺らいだ空気は幻想を描き、その幻想は牙を剥く |
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どろどろとした何か |
| 『柩狼』のカード発動! |
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『もも』 「ねえ、もう少し歩ける?」 |

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レン 「これは……なんだ?」 銃の周囲に無数のフレアー現象が発生する。 |
| 『柩狼』 「………」 攻撃は硬質な獣毛に阻まれ意味を成さない! |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |
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空に現れた月から一筋の赤い涙が降り注ぐ! |
| 『柩狼』 「………」 両肩の焔が欠損部位を包み込む。 |
| 『柩狼』 癒えた身体が歪に輝く。 |
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アイリス 「手当と…そうですね、これをああしましょう」 |
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”対抗呪術” |



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0 0 0 1 0 0 |
0 0 0 0 3 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 1 0 2 |
0 0 0 0 0 1 |
0 0 0 0 0 0 |
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『異形』 「ドコ……?」 |
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どろどろとした何か |
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金串を突き立てた |
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レン 「臨む兵、闘う者、皆 陣列ねて前を行く。 ――火気、金に克ち、地を覆え!」 刀印を切ると、火気を纏った山刀が乱舞を放つ! |
| 『柩狼』 「………」 攻撃は硬質な獣毛に阻まれ意味を成さない! |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |
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空に現れた月から一筋の赤い涙が降り注ぐ! |
| 『柩狼』 「………」 両肩の焔が欠損部位を包み込む。 |
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空に現れた月から一筋の赤い涙が降り注ぐ! |
| 『柩狼』 「………」 両肩の焔が欠損部位を包み込む。 |
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アイリス 「うーーーん…こうした方が良いでしょうか?」 |
| 『柩狼』のカード発動! |
| 『柩狼』 「………」 両肩の焔が欠損部位を包み込む。 |
| 『柩狼』 「………」 |
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ネルヴァリオ 「くそ!下がってろ……」 |
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アイリス 「ああ、そんな…」 |
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火種影 「ぐ?」 |


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『異形』 「「キラ……キラ……キレイ……」」 |
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(一瞥。それだけで無いはずの炎が燃え盛る!) |
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火種影 「ぐっぐぐぅ!!」 |
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レン 「臨む兵、闘う者、皆 陣列ねて前を行く。 ――火気、金に克ち、地を覆え!」 刀印を切ると、火気を纏った山刀が乱舞を放つ! |
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アイリス 「そこですか?」 |
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アイリス 「えー、困ります―!」 |


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『異形』 「ドンビッシャン……」 |
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ネルヴァリオ 「どうだ!」 |
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どろどろとした何か |
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金串を突き立てた |
| ネルヴァリオのカード発動! |
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轟音、衝撃波。 |
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レン 「そうそう当たってやる訳にはいかないね」 |
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レン 「できるだけ距離は空けて戦いところだが……いけるか?」 |
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アイリス 「大丈夫です、このまま頑張って!」 |
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ネルヴァリオ 「……すまない」 |
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ネルヴァリオ 「……すまない」 |
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ネルヴァリオ 「……すまない」 |
| ネルヴァリオのカード発動! |
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紅月信仰。それは彼の獣の本質を示すただ一つの縁。 顔なき信仰は紅い月の幻想を高く高く仰ぎ続ける。 彼の賛美歌は全ての信仰無き者に苦痛をもたらす慟哭となって降り注ぐだろう。 |
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ネルヴァリオ 「絶対に、許さない……!!」 |
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アイリス 「ああ、そんな…」 |
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火種影 「ぐ?」 |

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『異形』 「「キラ……キラ……キレイ……」」 |
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(一瞥。それだけで無いはずの炎が燃え盛る!) |
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火種影 「ぐっぐぐぅ!!」 |
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黒い線が見える |
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金串を突き立てた |
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レン 「臨む兵、闘う者、皆 陣列ねて前を行く。 ――火気、金に克ち、地を覆え!」 刀印を切ると、火気を纏った山刀が乱舞を放つ! |
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アイリス 「大丈夫です、このまま頑張って!」 |
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アイリス 「そこですか?」 |
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アイリス 「えー、困ります―!」 |
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火種影 「ぐ・・・ぐぅ・・・・・」 |
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アイリス 「ああ、そんな…」 |

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『異形』 「トオリャンセ……」 |
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『異形』 「トオリャンセ……」 |
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レン 「そうそう当たってやる訳にはいかないね」 |
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レン 「できるだけ距離は空けて戦いところだが……いけるか?」 |
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アイリス 「大丈夫です、このまま頑張って!」 |
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ただ、静かにじっと相手の隙を見極めそして……一気に踏み込む―!! |


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AaaaAAAaaaaaaa!! |
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レン 「そうそう当たってやる訳にはいかないね」 |
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黒い線が見える |
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黒い線が見える |
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アイリス 「うっふふ、意外と素早いんですよ?わたし」 |
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レン 「臨む兵、闘う者、皆 陣列ねて前を行く。 ――火気、金に克ち、地を覆え!」 刀印を切ると、火気を纏った山刀が乱舞を放つ! |
| アイリスのカード発動! |
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レン 「できるだけ距離は空けて戦いところだが……いけるか?」 |
| すずめのカード発動! |
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アイリス 「そこですか?」 |
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最初に現れたのは、陶器のような人の頭と、身体。 いつの間にそこにあったのだろう…眼球も表情もない無機質な『ソレ』は、この大地を無数に覆い尽くしていた。 |
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陶器で出来た、精巧に作られた人の身体のようなものが地面の至る所に落ちている。まるでうち捨てられたように。 気づけば、地面から黒い煙のようなものが噴き出し、何かの形をとる。 やがて、猫科の肉食獣のような姿を形成した黒煙状の『ソレ』は、地面に転がる陶器の身体にじゃれつき始める。 しかし…相対する何かの姿を確認すると、足元から引火した炎にくるまれたまま、不気味な笑い声を発しながら敵対者に向かって『じゃれつきはじめた』。 |
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ゆらゆら。陽炎のように、揺れ動く |

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『異形』 「「キラ……キラ……キレイ……」」 |
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(一瞥。それだけで無いはずの炎が燃え盛る!) |
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レン 「ファーストエード・キット……これで耐えられたら御の字だが――」 |
| レンのカード発動! |
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レン 「応急処置くらいは自分でできるさ」 |
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ルーシー 「ありがとう。今はアナタが聖者に見えます。」 |
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レン 「臨む兵、闘う者、皆 陣列ねて前を行く。 ――火気、金に克ち、地を覆え!」 刀印を切ると、火気を纏った山刀が乱舞を放つ! |
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アイリス 「うっふふ、意外と素早いんですよ?わたし」 |
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レン 「意外と素早いな。射出角度、再調整……次は当てるぞ!」 |
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アイリス 「大丈夫です、このまま頑張って!」 |
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ただ、静かにじっと相手の隙を見極めそして……一気に踏み込む―!! |


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『異形』 「ドンビッシャン……」 |
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狙われた部分は不意にかき消える。 頭だけの姿となった『ソレ』から、不気味な笑い声が漏れている。 |
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レン 「できるだけ距離は空けて戦いところだが……いけるか?」 |
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アイリス 「そこですか?」 |

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『異形』 「アツイ、アツイ、イヤァァァァ!!!」 |
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瘴気の刃が降り注ぐ |
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金串を突き立てた |
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レン 「――爺さんに道場でしごかれた技だ!」 構えた山刀を連続で五閃。 |
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アイリス 「大丈夫です、このまま頑張って!」 |
| 『異形』のカード発動! |
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教祖 「私が教祖です」 |
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アイリス 「えへへ、嬉しいです」 |
| アイリスのカード発動! |
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アイリス 「ああ、目眩がします…」 |


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『異形』 「ドンビッシャン……」 |
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黒い線が見える |
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レン 「――爺さんに道場でしごかれた技だ!」 構えた山刀を連続で五閃。 |
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ただ、静かにじっと相手の隙を見極めそして……一気に踏み込む―!! |
| 『異形』のカード発動! |
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カシス 「ほんの一滴。甘い毒を舐めて。」 |
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『異形』 「壊レテ、壊レテ……さて、みぃんな、きえちゃおう?」 |
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レン 「そうそう当たってやる訳にはいかないね」 |
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ルーシー 「日頃の行いが良いですから。私は。」 |
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『異形』 「イヤ、イヤ、あたし、何モ悪イ事シテナイノニ……!」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
2 1 0 1 0 2 |
3 0 0 0 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
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レン The Shooter 「——正面からの対決において僕の《異能》を凌駕する者はそうはいない。 alternater たとえ、異能者やアンジニティといえどね」 距離を空け、敵影に鉛弾を順番に撃ち込んでいく。 |
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ルーシー 「皆さん無事なのですか?」 |
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ルーシー 「嗚呼…本当によかった。」 |
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黒い煙状の『ソレ』は、まるで遊ぶのに飽きたように燃え移った炎ごと地面に吸い取られるように消えて行った。 不気味な笑い声だけを残して。 |
