
焼け野の鴉
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コバラシティ(空腹)
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紫明 「芽吹け、芽吹け、芽吹いたなら伸びろ、伸びたなら蕾つけて、 さっさと咲いて散りやがれ」 |

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遠目には、周囲と変わりない建造物があった。電柱。看板。標識。街灯。ミラー。人影。 歪に組み合わさって、数を増やしーー気づいた時には既に遅く。 景色に溶け込みながら"敵"を取り囲んだ。 |
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確かな形を持たず、絶えず変化し続ける、流動的な街の姿は。 まるで、あなたたちの敗北の先にある『イバラシティ』の成れ果てのようだ。 |
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姿の見えない、降り注ぐ多数の視線。 そこに"いる"のは、2時間前に告げられた、あなたたちが恐れる結末かもしれない。 |

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チカギ 「アレ言って良い?アレ。 アンジニティっぽいセリフに決まってんじゃん。良いよな?言うぞ?」 |
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チカギ 「ここを通りたくば、俺達を煮るなり焼くなり混ぜるなり倒していけジニティ~!!」 |

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早乙女ちえり 「うん。聞いてるよ。聞こえてる、わかってる。大丈夫。僕はここにいるよ…」 |

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ショウスケ 「……」 |
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ショウスケ 「……戦闘モードに移行」 |

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コハル 「……ケガの治療くらいは、出来るから……!」 |

| 三波 「さて、と」 |

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歩行軍手 「ぐっぐう!」 |
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歩行軍手 「……って言わないと、ボクSP貰えないんですよお〜」 |




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早乙女ちえり 「……うん、うん。言われた通りにやるよ。教わった通りに……」 |

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早乙女ちえり 「怖くないわけじゃ、ないけど。心配してくれるの?優しいんだね。」 |

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コハル 「水質変化……お薬はたくさん作っておかなきゃ……!」 |





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火 水 風 地 光 闇 |
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紫明 「ただじゃあやらせてくんねぇってか?」 |
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紫明 「今の動き、覚えとくぜ」 |
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歩行軍手 「あぶな。」 |
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人影のない道に、並んだ足跡。 足音もなく、1つまた1つと増えていく。集まってくる。 この街の中心に向かって。 |
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早乙女ちえり 「へえ!そうなんだあ。僕とおそろいだねえ。」 |

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紫明 「させるかよっての!」 |



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0 0 0 0 0 1 |
1 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 0 1 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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チカギ 「当てる気あんのか?」 |
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歩行軍手 「ぐー!ぐぐー!」 |
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歩行軍手 「ぐー!ぐぐー!」 |
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歩行軍手 「ぐー!ぐぐー!」 |
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コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
| ショウスケ 「布石……!!」 |
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人影のない道に、並んだ足跡。 足音もなく、1つまた1つと増えていく。集まってくる。 この街の中心に向かって。 |
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早乙女ちえり 「へえ!そうなんだあ。僕とおそろいだねえ。」 |

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歩行軍手 「当たったらどないしてくれるねん」 |
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コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 2 |
1 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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チカギ 「無意味だった」 |
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コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
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紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
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紫明 「今の動き、覚えとくぜ」 |
| ショウスケ 「目標に接近!」 |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「また今日もヤンチャしてきたのねぇ。手当するから、さあ座って」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |
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歩行軍手 「ぐぐっ。」 |
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早乙女ちえり 「 あ、そこにいるのが先輩と、しめーくんだよ。エーキくん?エーキくんはあんまりこういうとこ出てこないの。」 |




| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 2 |
3 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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チカギ 「研究されていないサモン:サーモン!!」 |
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歩行軍手 「ぐー!ぐぐー!」 |
| ショウスケ 「くらえ!!」 |

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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「また今日もヤンチャしてきたのねぇ。手当するから、さあ座って」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「悪くねぇ心地だ」 |
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歩行軍手 「ぐぐっ。」 |
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早乙女ちえり 「 あ、そこにいるのが先輩と、しめーくんだよ。エーキくん?エーキくんはあんまりこういうとこ出てこないの。」 |

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コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |
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コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 2 |
6 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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| ショウスケのカード発動! |
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歩行軍手 「ぐー!ぐぐー!」 |
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歩行軍手 「ぐー!ぐぐー!」 |
| ショウスケ 「目標に接近!」 |
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建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
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早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
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(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
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早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

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歩行軍手 「ぐぐっ。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 1 2 |
6 0 1 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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チカギ 「研究されていないサモン:サーモン!!」 |
| 三波のカード発動! |
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メイヴィス 「火を持つといい。君の力にはなる」 |
| ショウスケ 「くらえ!!」 |

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人影のない道に、並んだ足跡。 足音もなく、1つまた1つと増えていく。集まってくる。 この街の中心に向かって。 |
![]() |
早乙女ちえり 「 あ、そこにいるのが先輩と、しめーくんだよ。エーキくん?エーキくんはあんまりこういうとこ出てこないの。」 |

![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |
![]() |
腐った肉のような感触だった。 |
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コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |
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歩行軍手 「この『ぐ』しか喋れないの、いつまでやれば良いんですか?」 |
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紫明 「邪魔だ、寝てろ」 |
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チカギ 「……!」 |
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早乙女ちえり 「それでも侵略者なの?」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 1 2 |
0 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
4 0 0 0 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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チカギ 「なにもかもが無価値だよ」 |
![]() |
チカギ 「無意味だった」 |
| ショウスケ 「くらえ!!」 |

| 三波 「貰い受ける」 |
![]() |
冷たい風とともに。 柔らかく大粒の雪が吹き付ける。 |
![]() |
早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
紫明 「こんなでかい的外すのかてめぇは?」 |
![]() |
チカギ 「当てる気あんのか?」 |
| ショウスケのカード発動! |
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ショウスケ 「ちっ、まだ力不足か……撤退する」 |
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コハル 「だっ、大丈夫っ?安全なところに居てね!」 |
| 三波 「形勢不利か……」 |

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紫明 「どこ狙ってんだよ熊谷に当たったらどうしてくれんだ?」 |
![]() |
チカギ 「研究されていないサモン:サーモン!!」 |
| 街喰らいのカード発動! |
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《冒涜する天秤》 「来たれ、かはたれより――」 |
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紫明 「ただじゃあやらせてくんねぇってか?」 |
| 三波 「貰い受ける」 |
![]() |
紫明 「どこ狙ってんだよ熊谷に当たったらどうしてくれんだ?」 |
![]() |
建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |


![]() |
チカギ 「無意味だった」 |
![]() |
建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
紫明 「ちゃんと狙えよ当たってねぇぞ」 |
![]() |
コハル 「おねがい、しっかりして!」 |
![]() |
コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |

![]() |
チカギ 「研究されていないサモン:サーモン!!」 |
![]() |
チカギ 「無意味だった」 |
| 三波 「貰い受ける」 |
![]() |
紫明 「こんなでかい的外すのかてめぇは?」 |
![]() |
カン、カン、カン、カン…… 踏切が動き、線路がその上の電車ごと動いて、視界を遮る。 |
![]() |
建物が形を変え、道路が波打ち形を変える。 |
![]() |
早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |
| 三波のカード発動! |
| 三波 「すまない、あとは任せた」 |
![]() |
コハル 「だっ、大丈夫っ?安全なところに居てね!」 |

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建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
早乙女ちえり 「さっさとくたばれよ。」 |
| アリエスのカード発動! |
![]() |
コハル 「おねがい、しっかりして!」 |
![]() |
コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |
![]() |
コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |


![]() |
チカギ 「なにもかもが無価値だよ」 |
| 椿鬼のカード発動! |
| <響け怨嗟の残滓よ、根を張り天を穿つ白矛> <【金宿】白根の三日月奏> |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
![]() |
「また今日もヤンチャしてきたのねぇ。手当するから、さあ座って」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
![]() |
紫明 「精々励めよ、肥料」 |
![]() |
早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
紫明 「どこ狙ってんだよ熊谷に当たったらどうしてくれんだ?」 |
![]() |
コハル 「おねがい、しっかりして!」 |
![]() |
コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |
![]() |
コハル 「だっ、大丈夫っ?安全なところに居てね!」 |


![]() |
紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |
![]() |
建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
紫明 「悪くねぇ心地だ」 |
![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |


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チカギ 「研究されていないサモン:サーモン!!」 |
![]() |
紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
| 椿鬼のカード発動! |
| リズン 「本職じゃないからね〜。上手くいかなくてもご愛敬ってことで!」 |
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辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「気をつけてって言ったのに……消毒、染みるからね!」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
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紫明 「悪くねぇ心地だ」 |
| 街喰らいのカード発動! |
![]() |
何に動かされてお前は此処へ来た? お前の信じる物は何だ? それに、お前の頸を懸けるだけの価値はあるか? …どちらであろうと我はくれてやろう。 自らと敵をと、どちらの首を刎ねる為の刃を。 カードが光る…っ! 《自刎の刃》(サクリファイス・インディスクリミネート) |
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早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
紫明 「悪くねぇ心地だ」 |
| 早乙女ちえりのカード発動! |
![]() |
早乙女ちえり 「まだ立っているひとはいる?」 |
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コハル 「おねがい、しっかりして!」 |
![]() |
コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |
![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |
![]() |
コハル 「わ、わたしだって、やれるんだよ!」 |

| コハルのカード発動! |
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晴 「俺が貸せるせめてもの力。そのスキルだ。有効に使って・・・生き残ってくれ」 |
| コハル 「ふぅ……落ち着かなきゃ……」 |

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チカギ 「無意味だった」 |
| くもよびのカード発動! |
![]() |
トキ 「こういうの、スキでしょ♡」 |
![]() |
チカギ 「なにもかもが無価値だよ」 |
![]() |
建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
![]() |
「気をつけてって言ったのに……消毒、染みるからね!」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
![]() |
紫明 「精々励めよ、肥料」 |
![]() |
早乙女ちえり 「さっさとくたばれよ。」 |
![]() |
早乙女ちえり 「ナレハテになっちゃったほうが、マシな世界ってあるんじゃない?」 |



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チカギ 「研究されていないサモン:サーモン!!」 |
![]() |
チカギ 「無意味だった」 |
![]() |
紫明 「なんだ、見えてんのか」 |
![]() |
建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
早乙女ちえり 「……あれ?どうすればいいんだっけ?」 |
![]() |
(腕に爪を突き立てる。赤いものがぽたぽたと落ちる) |
![]() |
早乙女ちえり 「そうだ、こうすればよかったんだ」 |

![]() |
紫明 「こんなでかい的外すのかてめぇは?」 |
| アリエスのカード発動! |
![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |
| アリエスのカード発動! |
![]() |
コハル 「だっ、大丈夫っ?安全なところに居てね!」 |

![]() |
コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
![]() |
チカギ 「無意味だった」 |
![]() |
辺りに広がりつつある炎。 立ち上る煙。 そこに誰がいようとも、熱が包み込もうとしてーー |
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「また今日もヤンチャしてきたのねぇ。手当するから、さあ座って」 煙の中から絆創膏が一枚。それでは覆い隠せないはずの傷を、広がろうとしていた火の一部を、ただ滑るだけで消していく。 |
![]() |
紫明 「もっと寄越せ、もっとだ!」 |
![]() |
早乙女ちえり 「さっさとくたばれよ。」 |
![]() |
コハル 「おねがい、しっかりして!」 |

![]() |
紫明 「ちゃんと狙えよ当たってねぇぞ」 |
![]() |
建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
早乙女ちえり 「はっぴばーすでーとぅーゆー……はっぴばーすでーとぅーゆー……」 |

![]() |
紫明 「悪くねぇ心地だ」 |
![]() |
コハル 「おねがい、しっかりして!」 |
![]() |
コハル 「だっ、大丈夫っ?安全なところに居てね!」 |

![]() |
コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
![]() |
チカギ 「無意味だった」 |
![]() |
コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
![]() |
紫明 「ただじゃあやらせてくんねぇってか?」 |
![]() |
早乙女ちえり 「自分が何を奪われたかもわかんないのに、何を守ろうっていうの?」 |

![]() |
早乙女ちえり 「さっさとくたばれよ。」 |
![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |


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チカギ 「研究されていないサモン:サーモン!!」 |
![]() |
コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
![]() |
チカギ 「無意味だった」 |
![]() |
コハル 「ち、治療しなきゃ……」 |
| コハルのカード発動! |
| コハル 「ふぅ……落ち着かなきゃ……」 |
![]() |
カン、カン、カン、カン…… 踏切が動き、線路がその上の電車ごと動いて、視界を遮る。 |
![]() |
建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
早乙女ちえり 「自分が何を奪われたかもわかんないのに、何を守ろうっていうの?」 |

![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |


![]() |
建物が形を変え、道路が波打ち形を変える。 |
![]() |
早乙女ちえり 「自分が何を奪われたかもわかんないのに、何を守ろうっていうの?」 |

![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |

![]() |
「~♪……」 軽快な音楽が鳴り始める。遊園地のような。 |
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建物の一つから、瓦礫が真っ直ぐ飛んでいく。 |
![]() |
『おかえり!』 |
![]() |
早乙女ちえり 「さっさとくたばれよ。」 |
| コハル 「ふぅ……落ち着かなきゃ……」 |
| コハルのカード発動! |
![]() |
隊長 「世界の珍獣カードNo.006 ミーアキャット★ アフリカ南部の石や岩の多い荒地やサバンナに生息wwww 社会性の強い動物であり群れを形成し、地下につくったトンネル状の巣で生活をしているwwww 日の出と共に巣穴から出て太陽に向かって尾を支えにして後足で直立し日光浴をするwwwww」 |
| コハル 「ふぅ……落ち着かなきゃ……」 |
| コハル 「ふぅ……落ち着かなきゃ……」 |
| コハル 「ふぅ……落ち着かなきゃ……」 |


![]() |
チカギ 「なにもかもが無価値だよ」 |
![]() |
コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
![]() |
紫明 「今の動き、覚えとくぜ」 |
![]() |
コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
![]() |
紫明 「ただじゃあやらせてくんねぇってか?」 |
![]() |
コハル 「ひぃぃ~!危なかったよぉ~!」 |
![]() |
紫明 「ただじゃあやらせてくんねぇってか?」 |
![]() |
カン、カン、カン、カン…… 踏切が動き、線路がその上の電車ごと動いて、視界を遮る。 |
![]() |
冷たい風とともに。 柔らかく大粒の雪が吹き付ける。 |
![]() |
早乙女ちえり 「やーーっっ!」 |
![]() |
コハル 「ご、ごめんね……ごめんね……!」 |
![]() |
コハル 「ううっ、早く終わらせたいよう……」 |
![]() |
コハル 「も、もうだめ~~……」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
3 0 0 0 1 0 |
2 2 1 0 1 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||
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紫明 「こんなとこで邪魔されるわけにはいかねぇのよ、俺も」 |
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「おはようございます。本日は燃えるゴミの収集日です。ごみは朝8時までに出してください」 |
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突き立ったスピーカーからぶつ切りの、合成したような音声が流れた直後、 溶けるようにスピーカーが消える。 周囲の建物も、いくつかが同じように『収納』されたのち、 |
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半端に人の形をした"中心"が、建物を引き連れながら移動を始めた。 |
![]() |
チカギ 「ま、ちょっと負けたぐらいじゃナレハテになんてならねーよ」 |
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チカギ 「ということで、安心してシティを明け渡してくれよな~!」 |
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早乙女ちえり 「わ、やったー!勝った!!うれしいっ、うれしいね!ねっ!ね〜〜!」 |
