
【あんこう!】イバラシティ破壊計画【あんこう!】
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立ちはだかるもの
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ドドドドドドドド |
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くるい 「グオゴゴゴッ!!!!」 |

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ひやこ 「あなたの体温、欲しいなあ」 |
| 天地を覆う赤黒い幹。化物の呻き声。 女の上半身が、声にならない叫びをあげて、 葉の間から覗く無数の眼球が、ぎょろりと、一斉にあなたを捉えた。 |
| サイタマ 「やあ、元気に焼いてる? 焼いてない? 焼いてなくない? それはよくないな。放火の現行犯で火刑にするぞ!!」 |
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乗りすぎシーソー 「ざんねーん、満員だお。」 |

| サイタマ 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |



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くるい 「ガアアアアッ!!!」 |



| サイタマ 「ウオオオォォァアァァァァッ!!!!」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |

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だんだん、と地面を叩く。 |
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根を形作るひとがたが追いすがるように手を伸ばす。 |
| サイタマ 「光は直進するよね。まっすぐ。愚直に。知ってるかい?光の屈折を。ぼくはね。あらゆる光を自分のいる方に捻じ曲げたんだ。綺麗なカーブが見たかったんだ。内角に鋭く抉るようなカミソリカーブを。光は明るいから、明るい方から射し込むものだから、僕はいつも暗いところにいるから、イバラシティの光、ひとりひとりの希望、その全部がぼくのいるところに集まってくる。それらを掌に載せて一気に握りつぶすんだ。そのうちやりたいことさ。今はまだ早いんだ。手を出す時間じゃない。光が不足しているんだ。十分に集まっていない。早くしなよ。僕の我慢強さを試さないでくれ。」 |
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化物の攻撃は空を切った。 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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根を形作るひとがたが追いすがるように手を伸ばす。 |
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根を形作るひとがたが追いすがるように手を伸ばす。 |
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乗りすぎシーソー 「ちゅどーん!」 |
| サイタマ 「光は直進するよね。まっすぐ。愚直に。知ってるかい?光の屈折を。ぼくはね。あらゆる光を自分のいる方に捻じ曲げたんだ。綺麗なカーブが見たかったんだ。内角に鋭く抉るようなカミソリカーブを。光は明るいから、明るい方から射し込むものだから、僕はいつも暗いところにいるから、イバラシティの光、ひとりひとりの希望、その全部がぼくのいるところに集まってくる。それらを掌に載せて一気に握りつぶすんだ。そのうちやりたいことさ。今はまだ早いんだ。手を出す時間じゃない。光が不足しているんだ。十分に集まっていない。早くしなよ。僕の我慢強さを試さないでくれ。」 |

| サイタマ 「ウオオオォォァアァァァァッ!!!!」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |

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辺りから水気が引いていく…… |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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化物の攻撃は空を切った。 |
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頑丈な表皮が攻撃を弾いた。 |
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化物の攻撃は空を切った。 |
| サイタマ 「光は直進するよね。まっすぐ。愚直に。知ってるかい?光の屈折を。ぼくはね。あらゆる光を自分のいる方に捻じ曲げたんだ。綺麗なカーブが見たかったんだ。内角に鋭く抉るようなカミソリカーブを。光は明るいから、明るい方から射し込むものだから、僕はいつも暗いところにいるから、イバラシティの光、ひとりひとりの希望、その全部がぼくのいるところに集まってくる。それらを掌に載せて一気に握りつぶすんだ。そのうちやりたいことさ。今はまだ早いんだ。手を出す時間じゃない。光が不足しているんだ。十分に集まっていない。早くしなよ。僕の我慢強さを試さないでくれ。」 |
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根を形作るひとがたが追いすがるように手を伸ばす。 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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化物の攻撃は空を切った。 |
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乗りすぎシーソー 「ちゅどーん!」 |
| サイタマ 「光は直進するよね。まっすぐ。愚直に。知ってるかい?光の屈折を。ぼくはね。あらゆる光を自分のいる方に捻じ曲げたんだ。綺麗なカーブが見たかったんだ。内角に鋭く抉るようなカミソリカーブを。光は明るいから、明るい方から射し込むものだから、僕はいつも暗いところにいるから、イバラシティの光、ひとりひとりの希望、その全部がぼくのいるところに集まってくる。それらを掌に載せて一気に握りつぶすんだ。そのうちやりたいことさ。今はまだ早いんだ。手を出す時間じゃない。光が不足しているんだ。十分に集まっていない。早くしなよ。僕の我慢強さを試さないでくれ。」 |



| 5 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
1 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
2 0 0 1 1 0 |
1 0 1 2 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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爆弾 「!!KABOMB!!」 |
| サイタマ 「ウオオオォォァアァァァァッ!!!!」 |
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ひやこ 「好き…」 |
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女の胸に深々と突き刺さった杭から黒い液体があふれ出した。 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |

| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |
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くるい 「ゴオオオッッッ!!!」 |

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くるい 「ゴアッ!」 |
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根を形作るひとがたが追いすがるように手を伸ばす。 |
| サイタマ 「光は直進するよね。まっすぐ。愚直に。知ってるかい?光の屈折を。ぼくはね。あらゆる光を自分のいる方に捻じ曲げたんだ。綺麗なカーブが見たかったんだ。内角に鋭く抉るようなカミソリカーブを。光は明るいから、明るい方から射し込むものだから、僕はいつも暗いところにいるから、イバラシティの光、ひとりひとりの希望、その全部がぼくのいるところに集まってくる。それらを掌に載せて一気に握りつぶすんだ。そのうちやりたいことさ。今はまだ早いんだ。手を出す時間じゃない。光が不足しているんだ。十分に集まっていない。早くしなよ。僕の我慢強さを試さないでくれ。」 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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根を形作るひとがたが追いすがるように手を伸ばす。 |
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根を形作るひとがたが追いすがるように手を伸ばす。 |
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乗りすぎシーソー 「あっちも楽しそうだなぁ・・・」 |

| サイタマ 「世界の闇を知っている者だけが、光の本当の価値を知っているから。闇を知っているからこそ輝けるから。」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |

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爆弾 「!!KABOMB!!」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |
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爆弾 「!!KABOMB!!」 |


| サイタマ 「ウオオオォォァアァァァァッ!!!!」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギィィィィィィ!!!」 |

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くるい 「グググ……」 |
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巨大な肉の塊が降る。 |
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化物の攻撃は空を切った。 |
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乗りすぎシーソー 「ちゅどーん!」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |
| 疾走ネギ聖人 「ネッギイイイイイイイイイッッ!!!!」 |
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くるい 「グガガァッ!?」 |
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ひやこ 「後は私がやるね」 |
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気にした様子もない。 |


| サイタマ 「世界の闇を知っている者だけが、光の本当の価値を知っているから。闇を知っているからこそ輝けるから。」 |
| サイタマ 「ウオオオォォァアァァァァッ!!!!」 |
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爆弾 「!!KABOMB!!」 |
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くるい 「グググ……」 |
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くるい 「グググ……」 |
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くるい 「グググ……」 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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爆弾 「!!KABOMB!!」 |


| サイタマ 「世界の闇を知っている者だけが、光の本当の価値を知っているから。闇を知っているからこそ輝けるから。」 |
| サイタマ 「避けたね。きみは風のようだね。風に殴りかかった僕が悪かったよね。風のように空気の流れが渦巻いているのに、そんな危険な中心できみは一体何をしているのかな?きみは何を知っているのかな?存外でもなく、ぼくが知らないことを知っている人が多い。だからきみは強さを知っている。きみは強い。とても強い。だけど、ぼくはもっと強いヤツを知っているよ。きみはすごい。とてもすごい。だけど、まだ普通の粋を出ていないよ。普通普通、ありふれた普通、どこにでもいる普通、各駅停車。本当に強くてすごいやつはこんな駅に停まったりしないから。1番線、あの世行き急行電車が、停まりません。」 |
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くるい 「グググ……」 |
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くるい 「ゴアッ!」 |
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くるい 「グググ……」 |
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くるい 「グググ……」 |
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くるい 「グググ……」 |
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くるい 「グググ……」 |
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化物の攻撃は空を切った。 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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乗りすぎシーソー 「ちゅどーん!」 |
| サイタマ 「青丹のロイヤルストレートフラッシュを喰らえ。」 |
| サイタマのカード発動! |
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乗りすぎシーソー 「あっちも楽しそうだなぁ・・・」 |


| サイタマ 「世界の闇を知っている者だけが、光の本当の価値を知っているから。闇を知っているからこそ輝けるから。」 |
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巨大な肉の塊が降る。 |
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勢いあまって大地が砕けた。 |
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爆弾 「!!KABOMB!!」 |
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乗りすぎシーソー 「ちゅどーん!」 |
| サイタマ 「光は直進するよね。まっすぐ。愚直に。知ってるかい?光の屈折を。ぼくはね。あらゆる光を自分のいる方に捻じ曲げたんだ。綺麗なカーブが見たかったんだ。内角に鋭く抉るようなカミソリカーブを。光は明るいから、明るい方から射し込むものだから、僕はいつも暗いところにいるから、イバラシティの光、ひとりひとりの希望、その全部がぼくのいるところに集まってくる。それらを掌に載せて一気に握りつぶすんだ。そのうちやりたいことさ。今はまだ早いんだ。手を出す時間じゃない。光が不足しているんだ。十分に集まっていない。早くしなよ。僕の我慢強さを試さないでくれ。」 |
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乗りすぎシーソー 「乗りすぎたぁぁッ!!!!」 |
| 1 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
4 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
5 0 1 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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くるい 「ゴガァッ!」 |
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ひやこ 「ああ……冷たくなっちゃった……」 |
女の白い喉が、何かを嚥下するように動いた。 |
| サイタマ 「焼けた焼けた。焼けてなくても焼けた。焼いてなかったかもしれない。焼けた焼けた。君たちはスピード違反だ。法を犯した。平和を乱した。イバラシティを見てみなよ。幸せがボロボロと垢のように剥がれていく。しかたないね。しかたないよね。罪を数えなよ。」 |
