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チキ カチャ カチン ――音が響く。翅と体内からただ響く。 |

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チヨ子 「ワイトが多いしなんでホストに襲いかかられなきゃいけないんですか?」 |
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チヨ子 「チヨ子、お嫁さんになる予定がとうの昔にあるのでそういうのはちょっと……」 |

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神父くん 「彼らの邪魔をしないでくださいよ。」 |

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小鷹 「さてさて、頑張るとしましょか」 |
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アラト 「ええ、さっさと倒してしまいましょう!」 |
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ワイト 「貴様の魂、どれだけの価値がある?」 |

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ワイト 「貴様の魂、どれだけの価値がある?」 |

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ホスト 「僕に会いに来たの?・・・ありがとう!」 |

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沼御前 「食事中なのじゃが?のぅ。」 |

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神父くん 「―――胸焼けするほど甘い匂いが戦場を包み込む…」 |
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綴られた赤い燕が同じ色の空を飛ぶ。 |

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虚実の境界など、自分の前では無力だ。 |

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──もう、終わった事だ。 |

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リボンの腕達が、貴方達を護るように前に出た。 |

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星の お姫様は いつも 夜空に 焦がれて 揺れる。 |

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「あはは」「うふふ」「わあわあ」「ぐすん」 |



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生きるオトを合わせていこう。 |

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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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ワイト 「活きが良いな・・・ 楽しみじゃ。」 |
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ワイト 「活きが良いな・・・ 楽しみじゃ。」 |
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ホスト 「ハァイ!当店おすすめ最上級ッ!!ブラッドアイズ、入りまぁぁっすぅっ!!!!」 |
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沼御前 「邪魔してほしくないんじゃがなぁ。」 |
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冷たい冷たい、水の中へと──。 |

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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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日が暮れて行く。 |

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ワイト 「活きが良いな・・・ 楽しみじゃ。」 |
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ホスト 「オープン準備、よろしッすかァ!?さぁカウントダウンはお早めに!10・9・8・7・3・2・1!はいパァンと開いた飲んじゃってぇぇーッ!!オトコもオンナも男前ッ!!オールでいこうぜいぃぃよいしょぉぉ―――いッ!!!!」 |
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──牙を剥いた水は、とても恐ろしいものだ。 |
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チヨ子 「どうせチヨ子の攻撃なんて当たっても掠り傷なのにな~」 |
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星色は、空に舞っていく。 |

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神父くん 「「幸せな者に不幸を、不幸な者に平穏を」 ――――足元に現れた天秤が二人を乗せる。上にいる者は下に。下にいる者は上に」 |
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頁を捲る音。 |
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ホスト 「オープン準備、よろしッすかァ!?さぁカウントダウンはお早めに!10・9・8・7・3・2・1!はいパァンと開いた飲んじゃってぇぇーッ!!オトコもオンナも男前ッ!!オールでいこうぜいぃぃよいしょぉぉ―――いッ!!!!」 |
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沼御前 「シャーッ!!」 |
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チヨ子 「わるいこ だ~れだ?」 |
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チヨ子 「あはは、大事なドレスが汚れたら困っちゃうからね」 |

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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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ペンの先はそちらを指した。 |
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ワイト 「活きが良いな・・・ 楽しみじゃ。」 |
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チヨ子 「記憶の中から手繰り寄せよう。いつかの"貴方"を」 |
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──声に呼応し、その身体から何かが分離する。 |



| 0 4 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 2 0 1 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 3 2 0 1 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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| |||||||||||||||||
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| |||||||||||||||||
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
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神父くん 「「深呼吸をして。ゆっくり吸って……」 ――――空気の流れに乗って宙を舞う綿菓子が貴方の体に入り込む」 |

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小鷹 「行けるか、アラト!」 |
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アラト 「ええ、もちろん!」 |

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何処かから遠く、鐘の音が聞こえる。 |
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星の光は、絶えず輝き続ける。 |
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自己を蝕む虚からは、逃れられずとも。 |
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カーテンコールにはまだ早い。 夜想曲はまだ、続いているのだから! |

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ワイト 「活きが良いな・・・ 楽しみじゃ。」 |
| 独りぼっちの神父のカード発動! |
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ホスト 「オープン準備、よろしッすかァ!?さぁカウントダウンはお早めに!10・9・8・7・3・2・1!はいパァンと開いた飲んじゃってぇぇーッ!!オトコもオンナも男前ッ!!オールでいこうぜいぃぃよいしょぉぉ―――いッ!!!!」 |
![]() |
沼御前 「シャーッ!!」 |
![]() |
優しい星あかりの下で、おやすみなさい。 |



| 0 4 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 0 |
0 0 2 0 1 5 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 5 2 0 1 3 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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頁を捲る音。 |
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アラト 「心の準備をする時間を差し上げましょう」 |
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ホスト 「オープン準備、よろしッすかァ!?さぁカウントダウンはお早めに!10・9・8・7・3・2・1!はいパァンと開いた飲んじゃってぇぇーッ!!オトコもオンナも男前ッ!!オールでいこうぜいぃぃよいしょぉぉ―――いッ!!!!」 |
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チヨ子 「当たってくれるとありがたいな~!」 |



| 0 4 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 2 |
0 0 0 0 1 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 2 2 0 1 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
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神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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* 「なあ、悲劇は好きか?」 |

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アラト 「シンプルに雑魚ですよね?」 小鷹 「ほんと覚えてろよお前」 |
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アラト 「え?なんですかそのクソエイム 眼鏡の度合ってます?」 小鷹 「ほんとうるっさいねんお前!」 |
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アラト 「同情して差し上げましょうか?」 |
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アラト 「なんて無様なんでしょう!」 |
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ワイト 「暴れるでない・・・・・」 |
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沼御前 「シャーッ!!」 |
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ふかふかの、星屑で出来たベッドを作り出す。 |
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ホスト 「ぎぃやああぁぁああああああッッ!!!!」 |
![]() |
ワイト 「こちらも頂いてよろしいか?」 |
![]() |
ワイト 「こちらも頂いてよろしいか?」 |
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沼御前 「あとで少し食わせてやるか?」 |

![]() |
神父くん 「「綺麗な紙には折り目をつけないと。」 ――――誰かの辛い過去が貴方を捕えて離さない。」 |

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「次はお前や」 |
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ペンの先はそちらを指した。 |
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アラト 「お気の毒ですねぇ、ふふふ……!」 |
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ワイト 「活きが良いな・・・ 楽しみじゃ。」 |
| 『小鷹裕吉』のカード発動! |
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沼御前 「シャーッ!!」 |
![]() |
チヨ子 「ちょっと痛いだけだから~」 |
![]() |
チヨ子 「わるいこ だ~れだ?」 |



| 0 4 0 0 0 0 |
0 3 0 0 0 4 |
0 0 1 0 2 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 3 3 0 2 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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* 「悪役って、本当に悪いのかねぇ……。」 |

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アラト 「シンプルに雑魚ですよね?」 小鷹 「ほんと覚えてろよお前」 |
![]() |
アラト 「同情して差し上げましょうか?」 |
![]() |
アラト 「なんて無様なんでしょう!」 |
![]() |
ふかふかの、星屑で出来たベッドを作り出す。 |
![]() |
小鷹 「どうも」 |
![]() |
星色は、空に舞っていく。 |
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ワイト 「魂が抜けるぅ・・・・・」 |
![]() |
ワイト 「こちらも頂いてよろしいか?」 |
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沼御前 「あとで少し食わせてやるか?」 |


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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
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神父くん 「「幸せな者に不幸を、不幸な者に平穏を」 ――――足元に現れた天秤が二人を乗せる。上にいる者は下に。下にいる者は上に」 |
![]() |
「次はお前や」 |
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運命は汝の死を指し示した。 |
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沼御前 「シャーッ!!」 |
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チヨ子 「ちょっと痛いだけだから~」 |
![]() |
チヨ子 「どうせチヨ子の攻撃なんて当たっても掠り傷なのにな~」 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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頁を捲る音。 |
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アラト 「ああ、なんて可哀想!」 |
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アラト 「チッ」 |
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ワイト 「活きが良いな・・・ 楽しみじゃ。」 |
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優しい星あかりの下で、おやすみなさい。 |


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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
![]() |
神父くん 「「幸せな者に不幸を、不幸な者に平穏を」 ――――足元に現れた天秤が二人を乗せる。上にいる者は下に。下にいる者は上に」 |
![]() |
* 「正義のヒーローって、本当におるん?」 |

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アラト 「え?なんですかそのクソエイム 眼鏡の度合ってます?」 小鷹 「ほんとうるっさいねんお前!」 |
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鐘の音。 |
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アラト 「そんなに頑張って、虚しくありませんか?」 |
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アラト 「またのご挑戦、お待ちしております」 |
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チヨ子 「わるいこ だ~れだ?」 |

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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
| *****のカード発動! |
| ――光り輝く白い鳥の群れが飛んでいく。 かれらは飛び去った先で衝撃を撒き散らしながら弾けて消える。 |
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ペンの先はそちらを指した。 |
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アラト 「引き篭もりが急に動くと駄目ですねぇ」 小鷹 「うっさいねんお前」 |
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アラト 「雑魚風情が頑張りますねぇ……」 |
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アラト 「大人しくしていればいいものの……」 |
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ワイト 「つまみ食いといこうか。」 |
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沼御前 「まったく・・・・・困った輩じゃ。」 |
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優しい星あかりの下で、おやすみなさい。 |



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***** 「――鍵の音がする。小さなそれが、とす、と相対する者へ刺さる。」 |
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***** 「――こてん、と首を傾げた。」 |
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神父くん 「「幸せな者に不幸を、不幸な者に平穏を」 ――――足元に現れた天秤が二人を乗せる。上にいる者は下に。下にいる者は上に」 |
| 独りぼっちの神父のカード発動! |
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神父くん 「懺悔はいつでもお聞きしますよ。」 |
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ペンの先はそちらを指した。 |
| 『小鷹裕吉』のカード発動! |
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* 「さよならやんな」 |
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鐘の音。 |
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沼御前 「まったく・・・・・困った輩じゃ。」 |
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チヨ子 「当たってくれるとありがたいな~!」 |
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チヨ子 「どうせチヨ子の攻撃なんて当たっても掠り傷なのにな~」 |
| ■■のチヨ子のカード発動! |
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チヨ子 「優しくするからじっとしてて欲しいな」 |
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チヨ子 「わるいこ だ~れだ?」 |
![]() |
ワイト 「魂が抜けるぅ・・・・・」 |
![]() |
沼御前 「あとで少し食わせてやるか?」 |

![]() |
カチ カチ カチ 時計の音がリズムを刻む。秒針の音が速くなる。 |
![]() |
神父くん 「「幸せな者に不幸を、不幸な者に平穏を」 ――――足元に現れた天秤が二人を乗せる。上にいる者は下に。下にいる者は上に」 |
![]() |
「次はお前や」 |
![]() |
アラト 「引き篭もりが急に動くと駄目ですねぇ」 小鷹 「うっさいねんお前」 |
![]() |
アラト 「雑魚風情が頑張りますねぇ……」 |
![]() |
アラト 「まあ、身軽なんですね」 |
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沼御前 「シャーッ!!」 |
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チヨ子 「大丈夫、大丈夫だよ。心配しないで……チヨ子がいるよ」 |


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生きるオトを合わせていこう。 |

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頁を捲る音。 |
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アラト 「引き篭もりが急に動くと駄目ですねぇ」 小鷹 「うっさいねんお前」 |
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アラト 「なるべく痛いようにして差し上げますから!」 |
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アラト 「またのご挑戦、お待ちしております」 |
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チヨ子 「どうせちくっとするだけだよ?」 |
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***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |
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チヨ子 「わ!えへへ、嬉しい!ありがとうね!」 |
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小鷹 「どうも」 |
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アラト 「助かります!」 |
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***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |
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チヨ子 「わ!えへへ、嬉しい!ありがとうね!」 |
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小鷹 「よし、まだ頑張れるよ」 |
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アラト 「この身体にも効くんですねぇ……」 |
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アラト 「まあ、ありがたいですねぇ」 |
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***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |
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チヨ子 「元気いっぱいになったよ!」 |
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小鷹 「ええタイミングやな!」 |
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アラト 「この身体にも効くんですねぇ……」 |
![]() |
***** 「 カチリ ――君を一瞥して、くるりと回った。」 |
![]() |
チヨ子 「わ!えへへ、嬉しい!ありがとうね!」 |
![]() |
小鷹 「よし、まだ頑張れるよ」 |
![]() |
沼御前 「どうして邪魔するんじゃぁ・・・・・」 |
| 0 1 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 2 |
0 2 0 0 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 0 0 4 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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カチン ――翅が鳴る。ゆらりゆらり、と周囲を舞った。 |

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チヨ子 「お疲れ~!今回もチヨ子達の大勝利ってとこだね!」 |

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神父くん 「貴方が末永く生き続けられますように。」 |
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小鷹 「はいはい、みんなおつかれさん。よう頑張ったなぁ」 |
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アラト 「皆様、お疲れ様でした。なかなか楽しめましたよ」 |
