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一抹 「どうして……どうしてこんなひどいことするんだよぉ……っ!」 |

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土を巻き上げながら草原を褐色の根が割り、 空を覆いながら幹が伸び、そこは見る間に森となる。 |
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《随分と目立つ出で立ちだな、まるで荒野に立つ雪兎だ》 《おかげで――見つけやすいことこの上ない!》 |
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《手負いか、娘?》 |
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《地に滲みる血の気配がするぞ》 |
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《だが女子供とて、傷ついたものとて、容赦などされぬ》 |
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《それが否定世界、きさまらの対峙するものの生きてきた地の理と知るがいい!!》 |


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迫る数多の腕。 |
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一抹 「私は、こんなにも、戦いたくないのに!」 |

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死角の枝が狙ってくる。 |
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一抹 「私の中でなにかが鳴いている……」 |
| 一抹のカード発動! |
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一抹 「私は、こんなにも、戦いたくないのに!」 |

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空を切る鞭じみた音とともに。 |
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一抹 「私は、こんなにも、戦いたくないのに!」 |

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空を切る鞭じみた音とともに。 |
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《己の力量を悟るがいい!》 |
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一抹 「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」 |
| 一抹のカード発動! |
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一抹 「い、たい……痛い痛いいたいいたい!」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 1 0 0 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 1 0 0 1 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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《しばらくそこに転がっていろ、戦いたくないというのなら》 《とはいえ。戦わずに生きていくなどできようはずもない》 |
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《生とは常に戦い。 そうでないというなら、自分が戦っているとすら気づいていないだけのことよ》 |
