巨大な土塊がその身体を引き摺るように歩む―― |
緋染の白花 「っ!?」 地面から生えて来たマイケルにビクリとした |
緋染の白花 「……驚き、ました。……っ、戦闘の、準備を……。 ■■■■■■。■■■■■■■■■■■」 若干動揺を見せたがいつも通りに声とも音とも付かないものを口から発する 困惑の瞳をマイケルに向けつつも、大きく息を吸い込んだ |
マイケル 「私の魔法は痛いですよ?」 |
マイケル弐式 「私は二の腕が強いマイケルです。」 |
マイケル参式 「私は算数が得意なマイケルです。」 |
緋染の白花 「■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■■、」 |
薄く微笑み、歌うように音を発する |
----彼女の周囲の土が水分を失ったかのようにひび割れていく |
緋染の白花 「■■■■■■■■■■■■■■■■■、」 |
----更にそれを重ねると、ひび割れた地を黒い葉の植物が覆う |
緋染の白花 「■■■■■■■■■■■■■■■■、」 |
----その範囲は侵食するように広まっていき |
緋染の白花 「■■■■■■」 |
----やがて、戦域を呑み込んでいった |
土塊に唯一咲く花、のようなものがずるりと動く。 |
<<さあ、綺麗な土地のため、あなたを穢す悪い者たちを退治しましょう? ……『頑張って』、ね……。>> |
土塊の頂上に座した女が囁く。 ――その言葉に呼応するように、土塊に活力が漲る――異能の力―― |
土塊 「……うん。おで、がんば、る……。」 |
「…………、――…」 土塊は傍らの少女と地面をじっと見ている―― |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
突如、力を失ったかのように その攻撃は届かなかった |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
緋染の白花 「■■■■■■」 |
マイケル 「ビンタします。」 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
緋染の白花 「■■■■■」 |
マイケル 「2回ビンタします。」 |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
緋染の白花 「■■■■■」 |
道を塞ぐものたちを振り払わんと。 |
マイケル 「ビンタします。」 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
<<大丈夫よ。そのままのあなたでいれば、大丈夫。>> |
相手の攻撃など意に介さず、そっと土塊の頭部を撫でる。 <<……ね?>> |
マイケル弐式 「それー。」 |
緋染の白花 「■■■■■」 |
マイケル 「ビンタします。」 |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
緋染の白花 「■■■■■」 |
道を塞ぐものたちを振り払わんと。 |
マイケル 「ビンタします。」 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
マイケル弐式 「それー。」 |
緋染の白花 「■■■■■」 |
マイケル 「傷は笑って忘れましょう。」 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
マイケル弐式 「それー。」 |
緋染の白花 「■■■■■」 |
がむしゃらに腕のようなものを振るう。 |
マイケル 「これを使いましょう。」 |
風に流されたかのように その攻撃は大きく逸れていった |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
緋染の白花のカード発動! |
「……どうして……、はやくどく……どいて……。」 |
マイケル 「傷は笑って忘れましょう。」 |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
風に流されたかのように その攻撃は大きく逸れていった |
<<大丈夫よ。そのままのあなたでいれば、大丈夫。>> |
相手の攻撃など意に介さず、そっと土塊の頭部を撫でる。 <<……ね?>> |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
土塊と黄花のカード発動! |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
緋染の白花 「■■■■■」 |
道を塞ぐものたちを振り払わんと。 |
マイケル 「傷は笑って忘れましょう。」 |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
マイケル弐式 「それー。」 |
道を塞ぐものたちを振り払わんと。 |
マイケル 「傷は笑って忘れましょう。」 |
マイケル 「2回ビンタします。」 |
<<大丈夫よ。そのままのあなたでいれば、大丈夫。>> |
相手の攻撃など意に介さず、そっと土塊の頭部を撫でる。 <<……ね?>> |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
マイケル 「傷は笑って忘れましょう。」 |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
<<大丈夫よ。そのままのあなたでいれば、大丈夫。>> |
相手の攻撃など意に介さず、そっと土塊の頭部を撫でる。 <<……ね?>> |
マイケル弐式 「それー。」 |
マイケル 「これを使いましょう。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
がむしゃらに腕のようなものを振るう。 |
マイケル 「これを使いましょう。」 |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
<<大丈夫よ。そのままのあなたでいれば、大丈夫。>> |
相手の攻撃など意に介さず、そっと土塊の頭部を撫でる。 <<……ね?>> |
マイケル参式 「敵の人数を数えることができます。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
風に流されたかのように その攻撃は大きく逸れていった |
マイケル弐式 「それー。」 |
緋染の白花 「■■■■■■」 |
緋染の白花のカード発動! |
マイケル 「これを使いましょう。」 |
「……、……」 なにもされていない。ならば、土塊は何もしない。 |
マイケル弐式 「お食らいなさい。」 |
土塊 「……、とめる、だめ……。」 |
土塊と黄花のカード発動! |
*それはあなたに暖かく微笑みかける* |
マイケル 「2回ビンタします。」 |
<<大丈夫よ。そのままのあなたでいれば、大丈夫。>> |
相手の攻撃など意に介さず、そっと土塊の頭部を撫でる。 <<……ね?>> |
マイケル 「ぎゃー。」 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
マイケル弐式 「それー。」 |
がむしゃらに腕のようなものを振るう。 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
<<大丈夫よ。そのままのあなたでいれば、大丈夫。>> |
相手の攻撃など意に介さず、そっと土塊の頭部を撫でる。 <<……ね?>> |
<<大丈夫よ。そのままのあなたでいれば、大丈夫。>> |
相手の攻撃など意に介さず、そっと土塊の頭部を撫でる。 <<……ね?>> |
マイケル弐式 「それー。」 |
土塊 「……、とめる、だめ……。」 |
マイケル弐式 「ぎゃー。」 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
「……どうして……、はやくどく……どいて……。」 |
マイケル参式 「1回のパンチを2回行なうと、2回のパンチになります。」 |
がむしゃらに腕のようなものを振るう。 |
土塊 「……、とめる、だめ……。」 |
マイケル参式 「ぎゃー。」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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<<そうよ、それでいいの。花の咲く綺麗な土地を取り戻せたわね。>> |
土塊 「……うん。花……いっぱい……」 |
土塊が体を引き摺った後には、一輪の花が咲く―― |
緋染の白花 「……これで、終わり……でしょうか?」 警戒しながらマイケルをじっと見ている…… |