何穂春宵堂
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ハザマに生きるもの
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「はじめまして、スイハ、と申します。お見知り置きを。 ……試したい、ものがあるのです。良いですか?」 |
歩行軍手 「ぐぐぅ!」 |
スイハ 「うーん……あんまり身体に馴染んでいる感じがしないけど…… まあ、やってみましょうか」 |
スイハ 「誰しにも、アミュレットとなり得る色というものはある訳で」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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(緑のルージュを首筋に走らせる。唐草に似た意匠) |
スイハ 「ーー動かないで、くれると、嬉しい、んですが!」 |
歩行軍手 「ぐぅーッ!!」 |
「残念。今の私は、すこぅしばかり、目が良いのでした」 |
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(緑のルージュを首筋に走らせる。唐草に似た意匠) |
スイハ 「こんな攻め手は如何でしょう?」 |
歩行軍手 「ぐっぐぅー!!」 |
「残念。今の私は、すこぅしばかり、目が良いのでした」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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(緑のルージュを首筋に走らせる。唐草に似た意匠) |
スイハ 「こんな攻め手は如何でしょう?」 |
歩行軍手 「ぐぅーッ!!」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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(緑のルージュを首筋に走らせる。唐草に似た意匠) |
スイハ 「ーー動かないで、くれると、嬉しい、んですが!」 |
「ここまでです」 |
歩行軍手 「ぐぅーッ!!」 |
「残念。今の私は、すこぅしばかり、目が良いのでした」 |
歩行軍手 「ぐ・・・ぐぅ・・・・・」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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「ありがとうございました。ーー私のお店にも、いらして下さいね。どんな方でも歓迎ですので」 |