シンディ 「・・・・・・」 |
シンディ 「え、あんなちっちゃな子が?シンディの?相手?ほんとお?まだ子どもじゃない?」 |
シンディ 「あと、あのくろくろしたもふもふ?なあにあれー。鳥のおばけ?」 |
シンディ 「でも、ここで会ったってことは・・・ 少なくとも、私たちを否定するっていうことよね?」 |
シンディ 「じゃあ、しょうがないね。 ーーー私は神光に護られた者。彷徨う亡者が、敵う訳がないわ。 ーーーーーー『神の奇蹟に栄光あれ≪Gloria・Gloria・Gloria≫』!」 |
(巨大な神像は、十字の帯が巻き付けられた頭部で相手を見下ろした) (ーーー世界が割れる音がした。光が、すべての闇を照らした) |
対馬 「小さな女の子供。 あれも否定された者……侵略者なのか。」 |
対馬 「うう、こんな状況で遭遇するとは! 獄卒の行動が気になるけど…… あれは、敵! まずは戦うしか……」 |
(少年が言い終える前に、獄卒は飛び出していった。 少年が敵と言い放った侵略者へと一直線。 まるで命じられた従者が如く。) |
対馬 「!? ちょっ……どういうことだあの獄卒!?」 |
シンディ 「ーー天に在します我らが父よ。私に生命の力をお与え下さい」 |
シンディ 「ーーそして私に、強い心をお与え下さい」 |
シンディ 「ーーそして私に、自由をお与え下さい」 |
(ガチガチと轡を打ち鳴らす) |
(ガチガチと轡を打ち鳴らす) |
(濡羽の刃を振り下ろす) |
(ガチガチと轡を打ち鳴らす) |
(濡羽の刃を振り下ろす) |
(ガチガチと轡を打ち鳴らしながら、少年に近づいてくる) |
対馬 「だからくるなって!」 |
(しかし、少年には目もくれず敵へと突っ込んでいった) |
対馬 「……やっぱりこなかった。」 |
シンディ 「ーー主よ、私をお守り下さい。彼の罪人に神罰をお与え下さい」 |
(愉しむように) |
井塚のカード発動! |
こねこ 「にゃー!」 |
こねこ 「にゃー!」 |
こねこ 「にゃー!」 |
(濡羽の刃を振り下ろす) |
こねこ 「にゃー!」 |
こねこ 「にゃー!」 |
(轡を打ち鳴らしている) |
シンディ 「・・・ああ、これ以上はシンディの神様が壊れちゃうわ。 あなたも、その鳥おばけも・・・よっぽど、負けられないのね。 ・・・もうやめよう、神様」 |
(神像はシンディを両手で抱え、肩に乗せると光を放った) |
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火 水 風 地 光 闇 |
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(侵略者は退けられた。 相も変わらずガチガチと轡を打ち鳴らす。 真意は見えない。) |
対馬 「何……こいつ。 ホントなに……?」 |