白い肌に白い髪、金色の眼。 少女はその村でも珍しい色彩をもって生まれた。 村人たちは、それをたいそう不気味に思った。 厄災の前触れであると誰かが言った。 しかし、彼女を殺すことはできなかった。 だれもそれを口にすることができなかった。 代わりに、やはり誰かが言った。 『神への生贄として捧げるべきだ』 ──斯くして少女は、神への供物として育てられたのだ。 少女は疑問を抱くことなく、その日を待ちわびている。 |
星の加護よ 星の加護を授けしものよ 《the pendulum of love and hate》 「―――私はハットマン、Mrs.オルドハットマン」 |
ネムム 「……そろそろかな」 コルク 「そのようだ」 【ネムムとコルクはゆったりとした動作で相手に視線を向ける】 【それと同時に宝玉内に光の文様が一瞬流れた】 |
【銃を構え、雰囲気が変わる・・・そして女の力が吹き上がったッ!】 ジョーカー 「さて・・ひとつやりますか」 |
エンディア 「私は『世界』。」 エンデ 「私は「世界」。」 エンディア 「今、『世界』の名を以て。」 エンデ 「今、「世界」の名の下に。」 エンディア 「さて、君の『世界』は何色かな?」 エンデ 「貴方の「世界」、見極めるわ。」 |
スバル 「はあ…」 |
生贄 「これも、主の思し召しであれば」 |
美月 「戦闘、開始します!」 |
空っぽ 「あーっそびましょー!」 |
Mrs.オルドハットマン 「……システム起動」 |
ネムム 「……準備終わり 」 コルク 「では始めるか」 |
ジョーカー 「風穴を開けられたい人から前に出なさい サービスするわよ?」 |
エンディア 「やれやれ。こんな事をして何の得になるのやら。 」 エンデ 「確かにね。何かあるのかしら。」 |
Mrs.オルドハットマン 「その程度で?」 |
スバル 「ちょっと……」 |
【自動照準装置での相手のロックオンが完了した・・!】 ジョーカー 「どんだけ避けようが、魔弾はあんたたちを逃がさない さぁ!撃たれる覚悟をしておきなさい」 |
【地面に打ち込んだ魔弾が魔方陣となり、自己の能力を過剰なまでに引き出す】 ジョーカー 「ふ・・ふふふふ・・限界なんてクソ喰らえよ!」 |
【魔弾、ブレード、そして彼女の体術が融合し繰り出される舞踏の宴】 ジョーカー 「ダンス開始ね 誰からわたしと踊るのかしら?」 |
エンデ 「闇のカードを起動。これがないと大変な事になりそうだし。」 |
エンディア 「世界に適合できなかったか……! 」 エンデ 「単純に手に余ってるだけでしょ。貴方に使えないもの、あるのね。 」 エンディア 「分からない……、これも世界……?」 |
エンデ 「水のカードを起動。氷による防御機構を。」 |
スバルPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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星加護押し売り隊 Chain |
美月 「天使だって罠ぐらい使いますよ?」 |
美月 「なるほど、これが弱点ですか……っ!」 |
エンディア 「世界にも欠点はあるからね。あってはいけないのだけど。 」 エンデ 「欠点のない世界ってダメじゃない……?」 |
ネムム 「……乱れた 」 コルク 「すぐ立て直すぞ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。心地良い酸味」 |
美月 「っ……。」 |
【弾丸が生み出す音の壁が、敵陣の守りに亀裂を入れる】 ジョーカー 「何発も撃ってたらこっちの耳もダメになりそうね コレ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。甘く香り高い」 |
美月 「っ……。」 |
生贄 「あっ……」 |
エンデ 「大地のカードを起動。対抗するわ。」 |
エンデ 「大地のカードを起動。念には念を。」 |
エンデ 「痛いんだけど! 」 エンディア 「不思議だねぇ。」 |
エンディア 「世界にも欠点はあるからね。あってはいけないのだけど。 」 エンデ 「欠点のない世界ってダメじゃない……?」 |
エンデ 「やるわね…… 」 エンディア 「次は当てるよ。」 |
エンデ 「大地のカードを起動。その恵みを奪う力。」 |
生贄 「これで、みなさんのお役に……」 |
残光だけが残りし戦場の星! |
美月 「天使だって罠ぐらい使いますよ?」 |
【女に近づいた瞬間、全身から力が抜けるような感覚に陥るッ!】 ジョーカー 「ライフル持ちだから懐に潜ればいいと思った? その浅慮さ・・後悔なさい!」 |
エンデ 「闇のカードを起動。落ちるところまで。」 |
エンデ 「火のカードを起動。力を奪わせて貰うわよ!」 |
エンデ 「闇のカードを起動。貴方は目の前が見えなくなる。」 |
残光だけが残りし戦場の星! |
ネムム 「……カードの能力を発動。香草風味を爽やかに」 |
美月 「……行きますっ!」 |
残光だけが残りし戦場の星! |
ネムム 「……カードの能力を発動。爽やかさの中に優しい甘さ」 |
コルク 「ちょうどいい位置だ」 |
スバル 「…っ、いいとこ入ったなあ…」 |
スバルPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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星加護押し売り隊 Chain 全低下Lv1(1) 遠刳傷斬払Lv1(2) 付魅了Lv1(3) 氷水吸魔Lv1(4) 全付魅了Lv1(5) 貫傷斬払Lv1(6) 列付混乱Lv1(7) 疾風吸魔Lv1(8) |
Mrs.オルドハットマン 「始めましょう。さあ、あなたたちのかがやきを見せて!」 |
ジョーカー 「追撃のセカンドブリット!」 |
【魔力ではなく跳弾を使って相手を狙い、追いつめていくッ!】 ジョーカー 「油断したわね? 操弾は魔力がなくても問題ないのよ」 |
ジョーカー 「あら?ここが弱いの? それじゃ追加で持っていきなさい!」 |
ネムム 「……まだまだ繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。甘口濃厚かつさっぱりとした口当たり」 |
スバル 「…っ、いいとこ入ったなあ…」 |
ネムム 「……ふう 」 |
スバル 「あっぶないなあ」 |
ジョーカー 「猛撃のシックスブリット!」 |
【放たれた弾丸が自在に軌道を変え、何度も襲いかかる】 ジョーカー 「これが魔弾 なめるんじゃないわよ?」 |
ネムム 「………… 」 コルク 「8連鎖目だ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。爽やかさっぱりとした味わい」 |
ネムム 「……ふう 」 コルク 「まだいけるか?」 |
【女の周りの結界で気力も生気もすべてが風化していくッ!】 ジョーカー 「ここらへんにしておきなさい? 廃人にするわよ ふふっ」 |
エンデ 「闇のカードを起動。深い場所まで。」 |
エンデ 「隙あり! 」 エンディア 「痛いかな?」 |
スバル 「はぁ~…やってらんない」 |
スバル 「きりきり働けって意味…?」 |
ヘルン 「ありがと」 |
生贄 「この身は、主へ捧ぐための供物……だから……」 |
美月 「ありがとうございます!」 |
生贄 「まだ……わたし、がんばれます」 |
ネムム 「……場が温まってきた? 」 コルク 「溜めるか放つか、見極めなければ」 |
ジョーカー 「よし、温まってきたわ ほら、かかってきなさいな」 |
エンディア 「まだ始まったばかりだよ。まだ、ね。 」 エンデ 「息切れしそうなんだけどね、私……」 |
【相手の周囲にめぐらせた機雷が炸裂し、相手の命を削っていく】 ジョーカー 「さあ ダンスの時間よ リズムを教えてあげるから踊りなさいな」 |
ジョーカー 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
ジョーカー 「隙を見せたわね 畳み掛けるわよ!」 |
【女神の力でミニスカになった女が敵陣を駆け抜けるッ!】 ジョーカー 「見えてないわよね? そう、いいわ・・その記憶ごと吹き飛ばしてあげる!」 |
ネムム 「……まだ繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。種子と樹木と果実の複雑な香味」 |
ジョーカー 「曲射のフォースブリット!」 |
【目にもとまらぬ動作でリロードが完了する】 ジョーカー 「さ、おかわりのお時間よ 口を開けて?」 |
ジョーカー 「さて、仕切り直しよ?」 |
ジョーカー 「フフフ・・シュートエンド・・」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。果実の甘酸っぱさと香草の爽やか風味」 |
ネムム 「……良い流れ 」 |
美月 「っ……。」 |
エンデ 「大地のカードを起動。さぁ、立っていられるかな?」 |
エンデ 「光のカードを起動。耐えられるかな?」 |
残光だけが残りし戦場の星! |
Mrs.オルドハットマン 「うおおおおお!!」 |
【唐突に降臨した女神が、ポニテの意思でもないのに敵を薙ぎ払っていくッ!】 ジョーカー 「え・・ちょっと何よ? 見えないけれどなにかいるの?」 |
スバル 「…っ、いいとこ入ったなあ…」 |
スバル 「……いや、なんでも…」 |
スバル 「俺にこんなことしても…」 |
スバル 「…あ、その…まあ…」 |
スバル 「頼んでないけど…」 |
スバル 「俺にこんなことしても…」 |
スバル 「俺にこんなことしても…」 |
スバルPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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星加護押し売り隊 Chain |
スバル 「もう白旗あげたい」 |
生贄 「がんばり、ます……」 |
エンデ 「隙あり! 」 エンディア 「痛いかな?」 |
美月 「っ……。」 |
スバル 「善意…?」 |
スバル 「どうも…」 |
スバル 「どうも…」 |
ジョーカー 「わたしにすら当てられないなんてね 出直しなさい」 |
ヘルン 「いたいいたい」 |
ネムム 「……乱れた 」 コルク 「すぐ立て直すぞ」 |
エンデ 「隙あり! 」 エンディア 「痛いかな?」 |
スバル 「…っ、いいとこ入ったなあ…」 |
スバル 「きりきり働けって意味…?」 |
ヘルン 「ありがと」 |
美月 「ありがとうございます!」 |
スバルPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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星加護押し売り隊 Chain 侵食氷水Lv2(1) 侵食疾風Lv2(2) |
スバル 「…っ、いいとこ入ったなあ…」 |
エンデ 「痛いんだけど! 」 エンディア 「不思議だねぇ。」 |
スバル 「…っ、いいとこ入ったなあ…」 |
ネムム 「……始まり」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。フルーティーで爽快」 |
ネムム 「……繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。薬草風味爽やかスパイシー」 |
ネムム 「……まだ繋げるよ」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。果実の甘酸っぱさと香草の爽やか風味」 |
ネムム 「……一息 」 コルク 「うまく繋げたか?」 |
ネムム 「……おやすみなさい 」 コルク 「おみやげは不要か」 |
スバル 「なんで俺がこんな目に…」 |
ヘルン 「また会おうね」 |
エンデ 「やるわね…… 」 エンディア 「次は当てるよ。」 |
ヘルン 「ありがと」 |
ヘルン 「ありがと」 |
生贄 「この身は、主へ捧ぐための供物……だから……」 |
美月 「ありがとうございます!」 |
美月 「ありがとうございます!」 |
美月 「……っ、負ける、わけにはっ……!」 |
ネムム 「……ちょっとあぶない? 」 コルク 「さてどうなるか……」 |
ジョーカー 「いいペースね この調子で行くわよ! みんな」 |
エンデ 「巻き返さないと…… 」 エンディア 「まだどうにでもなる。」 |
ネムム 「……カードの能力を発動。眠るようにたゆたうの」 |
ネムム 「……ふう 」 |
スバルPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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星加護押し売り隊 Chain |
生贄 「きゃっ……!」 |
美月 「っ……。」 |
エンデ 「隙あり! 」 エンディア 「痛いかな?」 |
美月 「っ……。」 |
【攻撃を避けた彼女の顔にウニが飛来するッ!】
ジョーカー 「わたしにすら当てられないなんてね 出直し・・ふがっ!?」 |
ジョーカー 「ショット&キル! いい感じだわ」 |
生贄 「役目は、果たされたでしょうか……」 |
ヘルン 「また会おうね」 |
コルク 「相手の動きは大分分かってきたな 」 ネムム 「……うん」 |
ジョーカー 「粘るじゃない・・でもそろそろ決着をつけさせてもらうわ」 |
エンデ 「集中しないと…… 」 エンディア 「あまり無理はしないように、ね。」 |
ネムム 「……良い流れ 」 |
ヘルン 「もっと強いのほしいな」 |
スバルPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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星加護押し売り隊 Chain |
ジョーカー 「あら?ここが弱いの? それじゃ追加で持っていきなさい!」 |
ジョーカー 「ショット&キル! いい感じだわ」 |
ヘルン 「また会おうね」 |
ヘルン 「もっと強いのほしいな」 |
ネムム 「……おやすみなさい 」 |
ヘルン 「また会おうね」 |
ジョーカー 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
ジョーカー 「いい当たり・・私の魔弾からは逃げられないのよ?」 |
美月 「っ……。」 |
コルク 「ちょうどいい位置だ」 |
美月 「っ……。」 |
ネムム 「……おやすみなさい 」 コルク 「おみやげは不要か」 |
スバル 「加減もねぇのかよ…」 |
生贄 「い、痛い……」 |
美月 「……っ、お見事です。」 |
空っぽ 「今回はだめ気分、この辺にしてあげるのだわ」 |
Mrs.オルドハットマン 「意志を守り抜くんだ!」 |
ネムム 「……よくできました 」 コルク 「また一つ足跡ができたか」 |
ジョーカー 「こんなもの・・? あっけないのね」 |
エンディア 「虚しいものだね。それもまた、人間か。 」 エンデ 「そんなのじゃない……」 |