最も私から遠いわたし わたし(Pn147)
屍人喰らいの女子高生 祀里(Pn147)
OL ディルソ(Pn147)
ヤルダバオート(Pn147)
THE WORLD
Arcana Knights ⅩⅩⅠ『世界』 『世界』(Pn20)
ArcanaKnights No.XIX ヒグルマ(Pn20)
イゼット(Pn20)
アルカナナイツ ダナン(Pn20)| E n c o u n t e r ! |
祀里「マツリの前に立ったこと、後悔して」 |
エンディア「私は『世界』。」 エンデ「私は「世界」。」 エンディア「今、『世界』の名を以て。」 エンデ「今、「世界」の名の下に。」 エンディア「さて、君の『世界』は何色かな?」 エンデ「貴方の「世界」、見極めるわ。」 |
ダナン「今、ドラゴンって言ったのは誰かなあ?」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、<ruby><rb>わたしの名前</rb><rp>(</rp><rt>・・・・・・</rt><rp>)</rp></ruby>を」 |
わたし「それでは、僭越ながら自己紹介と参りましょうか。 __“じぶん、わたし”と言います。わたしは、全ての謎を解き明かす者。 始めましょう。これはわたしだけの__物語なのですから!」 |

祀里「模擬せん……もぎもぎしたらもぐもぐ……」 |
ディルソ「よおっし……模擬戦、模擬戦ね!紙の準備は万端っ!痛かったらごめんなさいね?」 |

「対人は不慣れでな、よろしく頼む。」 |
ヤルダバオート「お手柔らかにお願いいたしますわ」 |
エンディア「やれやれ。こんな事をして何の得になるのやら。 」 エンデ「確かにね。何かあるのかしら。」 |
ヒグルマ「腕試しというものですね、受けて立ちましょう!」 |
ダナン「いっぱい吊るすね。」 |
「そっか、始めるんだね」 |

祀里「さあ、行こう」 |
ダナン「にゃー。」 |
「カードには裏表があるんだ、そうだよね?」 奇術師がカードを構え、一振り。 いつの間にか、重なるように2枚目のカードが現れている。 |
| 少年少女密室 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| THE WORLD Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディルソ「こうなったら……ってあれ、うまく行かなかった?」 |
ディルソ「そしてこれも紙飛行機……」 |
ディルソ「えええ~~~避けないでッて!!」 |
|
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
祀里「――【飛燕】!」 |

ヒグルマ「焼けるような日差し、お見舞いします!」 |
ヒグルマ「この熱気、あなたはどこまで立っていられますか…!」 |
ダナン「吊るすよ~。」 |
祀里「嫌っ!」 |
ヒグルマ「続きます!」 |
ヒグルマ「燃える炎よ!」 |
ダナン「もっと吊るせるよ~!」 |
ダナン「にゃー。」 |
ダナン「いっぱい吊ったね。」 |
エンディア「君の『世界』は停滞する。」 エンデ「あっ、それ私のカード!何してるのよ!」 |

ディルソ「ひとーつ!」 |
わたし「僭越ながら、謎が一つ解けました。」 |
わたし「あまり浴びすぎると、病気になっちゃうかもしれませんよ?」 |
わたし「痛いところ突かれました?教えてくださいその痛い腹をッ!」 |
男の影が脈打つ。ぼこぼこと何かが這い出る。それは標的を捉え、縛り、そして── |
エンデ「痛いんだけど! 」 エンディア「不思議だねぇ。」 |
ディルソ「よーっつ」 |
ディルソ「はい紙飛行機直接目にどーん!」 |
「にゃあ”あ”あ”あ”!!!痛いって!」 |
ディルソ「うんうん、此処が弱いのね?」 |

ディルソ「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
祀里「【祀流穿】……この程度、なんてことないかなあ」 |
ダナン「吊るすよ~。」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
興味深いねぇ。少しだけ、君の記憶を覗かせてくれるかい? |
ヒグルマ「まだまだ!」 |
ヒグルマ「靡く炎よ!」 |
ダナン「もっと吊るせるよ~!」 |
ダナン「にゃー。」 |
ダナン「いっぱい吊ったね。」 |
わたし「天から降り注ぐ美食の境地!!冷製なので冷たーいですよ!!」 |
「いってェな………! お返しだッッ!!」 |
「……ッ、」 |
「……。」 |
エンデ「もらった! 」 エンディア「偶然にしては良く出来ている。」 |
| 少年少女密室 Chain 惨傷天光Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| THE WORLD Chain 傷冥闇Lv1(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
「まっくらやみの中に、ご招待。 残念ながら、拒否権はないんだ」 |

ディルソ「ひとーつ!」 |
ディルソ「ふたーつ!」 |
ディルソ「神々しい紙飛行機……」 |
ディルソ「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
祀里「懐ががら空き!」 |
祀里「【祀流穿】……この程度、なんてことないかなあ」 |
「捉えたッッ!」 |
「あいたた。思ったより辛いね、こりゃあ」 |
わたし「ふむ__小手調べはお終い。現場検証に参りましょうか?」 |
エンディア「まだ始まったばかりだよ。まだ、ね。 」 エンデ「息切れしそうなんだけどね、私……」 |
ダナン「この足首、ロープで結びにくいなー。」 |
「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう。」 |
ヒグルマ「いざ、参ります!」 |
ヒグルマ「猛り靡く炎よ!」 |
ヒグルマ「入った!!」 |
ダナン「もう一回吊るせるもん!」 |
ダナン「にゃあああ!!」 |
|
3'rd chain!! |
「まっくらやみの中に、ご招待。 残念ながら、拒否権はないんだ」 |

「……ふふ、可愛いねぇ」 |
「すごいね、まるで回復されてるみたいだよ!」 |
ディルソ「はい紙飛行機どーん!」 |
祀里「一は全、全は一――【花紅柳緑】」 |
「助かった。」 |
エンディア「君の『世界』は困難を迎える。」 エンデ「ちょっと!私のナイフ返して!」 |

エンデ「行くよ!皆! 」 エンディア「『世界』の開放を宣言する。」 |
ヒグルマ「いざ、参ります!」 |
ヒグルマ「猛り交わる二色の炎よ!」 |
ヒグルマ「これが陽光の力です!」 |
「がっ……く、そ、まだまだ……!」 |
ダナン「もう一回吊るせるもん!」 |
ダナン「にゃー。」 |
ダナン「次は吊るすからね。」 |
祀里「嫌っ!」 |
|
3'rd chain!! |
「喰らい尽くされないように、気を付けてね。 私もそこまでは望んじゃあいないけど、 残念ながら制御が効かないんだ。」 |

「ふふっ、やっちゃった!」 |
エンデ「水の如く ー」 |
エンデ「引き裂け!」 エンディア「それも私の力だ。」 |

エンデ「私は、私達が、『世界』! 」 エンディア「その通り。」 |
祀里「あぁっ!痛っ――!」 |
わたし「ま、探偵の目の前で事件を起こすなんて大胆不敵!」 |
ディルソ「もう!駄目になる前にちゃんと報告しなさいって!」 |
「無理はするな。退け。」 |
「繋ぐぞ。」 |
「そこだッッ」 |
| 少年少女密室 Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| THE WORLD Chain | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
わたし「ふふ……まだ、まだです。もう少し調べなければ……」 |
「まずい、か。 いや、これからだ。巻き返す。」 |
エンディア「全ては『世界』の意志だ。 」 エンデ「そんなわけないでしょ!油断しないで!」 |
ダナン「順調だね。」 |
「油断は禁物、だね。」 |
ディルソ「はいまず此方の企画書でどーん!」 |
ヒグルマ「貫き交わる二色の光よ!」 |
ディルソ「嗚呼、やっぱそう来ましたね!」 |
ヒグルマ「入った!!」 |
わたし「ま、探偵の目の前で事件を起こすなんて大胆不敵!」 |
ディルソ「もう!駄目になる前にちゃんと報告しなさいって!」 |
「無理はするな。退け。」 |
「……ッ、」 |
ディルソ「あら、有難う御座います!」 |
エンデ「崩す!」 エンディア「私の力、馴染んできたかな?」 エンデ「そんなのじゃないわよ!そんなわけ……」 |

エンデ「行くよ!皆! 」 エンディア「『世界』の開放を宣言する。」 |
ダナン「吊るすよ~。」 |
ダナン「にゃあ……。」 |
ダナン「次は吊るすからね。」 |
|
2'nd chain!! |
「痛いのは一瞬だけだからね、逃げないで欲しい」 |
エンデ「大地の如く ー」 |
エンデ「一閃!」 エンディア「華麗に決めていこう。」 |

エンデ「私は、私達が、『世界』! 」 エンディア「その通り。」 |
「ぐ、そろそろ……きついな………。」 |
(指パッチンのアイコン
It`s show time! |
ヒグルマ「感謝します!」 |
ダナン「もう一回吊るせるもん!」 |
ダナン「にゃー。」 |
|
3'rd chain!! |
| 『かなしいことが ありました』 『だれも おおくは かたりません』 『ただ』 『それをみたひとびとは くちをそろえていうのです』 『魔女をころせ 魔女をころせ 魔女をころせ』 |

(お辞儀のアイコン
Show is over... |
エンデ「こんな力知らないけど、……やってやるわ!」 エンディア「そりゃあそうだ。私の力なんだから。」 |

| 少年少女密室 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| THE WORLD Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディルソ「頼みの綱……っ!!」 |
ディルソ「ちゃんと自己管理はしないとね」 |
ヒグルマ「これが陽光の力です!」 |
ダナン「吊るすよ~。」 |
ダナン「もう一回吊るせるもん!」 |
ダナン「にゃー。」 |
ダナン「いっぱい吊ったね。」 |
「……すまない、撤退する。」 |
わたし「ま、探偵の目の前で事件を起こすなんて大胆不敵!」 |
ディルソ「もう!駄目になる前にちゃんと報告しなさいって!」 |
「きみの弱点、苦手、トラウマ、ぜんぶわたしに委ねてほしいんだ」 |
エンディア「二枚目、だからね。私がやろう。」 エンデ「別にいいけど……」 |

ディルソ「こうなったら……ってあれ、うまく行かなかった?」 |
ディルソ「早退しま~す」 |
わたし「ま、探偵の目の前で事件を起こすなんて大胆不敵!」 |
わたし「……やめて。わたし、アレを思い出しておかしくなりそうです。アレ。」 |
わたし「よし、これでまだまだ考えられます。」 |
| 少年少女密室 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||
| THE WORLD Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
「演目は準備不足で中止になりました、あはは…… いやほんとごめんってば!」 |
わたし「よし、これでまだまだ考えられます。」 |
エンデ「やられたら……」 エンディア「やり返すのさ。」 |

わたし「わあ、現場には被疑者が沢山です。ひとりひとり__調べて行きましょう。」 |
エンデ「集中しないと…… 」 エンディア「あまり無理はしないように、ね。」 |
ダナン「絶対に吊るすからね。」 |
「嬉しいねぇ、私はまだ生きているみたいだ。」 |
わたし「いたたッ……!これじゃあ推理なんてやってられませ〜ん!!」 |
わたし「わあ、手加減は__してくれないのですね。」 |
祀里「いったぁ……!」 |
ディルソ「あらっ!ちょっと、もうちょっと優しくしてくれませんー?!」 |
「い、っつつ……うーん、あそこでこう……。」 |
ヤルダバオート「あらあら……」 |
エンディア「虚しいものだね。それもまた、人間か。 」 エンデ「そんなのじゃない……」 |
ヒグルマ「ありがとうございました、良い鍛錬でした。」 |
ダナン「ぷらぷら。」 |
「次は、どうなるか分からないね」 |