食にある程度満足したのか。 いつの間にか眠ってしまったようだ… |
触手で器用にお玉を操り、ビーフシチューを注いだ皿を確保している。 ついでにその辺に散らばっていたダンボールを集め、ハート顔の生物にかけた。 毛布かなにかのように。……その後、厨房から出ていった。 |
ロゥ 「いやー色々食べたなー。一旦情報をまとめないとだしわたしもそろそろ行こっと。それじゃあまたね」 小さな手でフクロウの頭をふわふわ撫でると、お土産にサラダをいくらか包んで持っていった |
アルル 「まだまだ新しい食事が欲しいところだが、厨房…。」 アルル 「…。」 アルル 「!」 ダンボールに埋もれていたナニカに気付く。 その辺に転がっていた、顔がハートマークの珍妙な生物。 アルル 「オマエなあ~…!こんなところに居たのか。」 アルル 「コイツに構ってくれたヤツらもいたのかな。とても優しい方々で有難い限りだぜ。 迷惑をかけたかも知れねえが、世話になったな。」 何処となく呟く。 そして顔がハートマークの珍妙な生物を抱えるや否や、その場を立ち去った。 |
・・・ |