ヤトア 「ほう、妾を相手取るか。良い度胸だ」 ヤトア 「我が騎士エイグラントを見事討ち取ってみせよ!」 |
アデニー 「お、やるか?あちし強いぞ~? うっそうそ~~~弱いから手加減して」 |
――二機の投影装置が、 「『BUG』と推測」「同意」 鏡合わせのように同時に、 「開拓戦を開始。当機の戦闘記録の客観的取得を要請」「要請を承認。当機の『BUG』の戦闘記録は重要と判断」 居並ぶ相手へ振り返る。 「同席者の心理保護のため、疑似人格の起動を開始」「当機の役割上、疑似人格は不要。スリープを継続」 そうして歩み出た片方の上に灯る、少年の姿。 ロディ 「皆さま、参りましょう。ぼくも可能な限りの助力をいたします」 |
こどもはにこりと微笑んだ。 |
ナギ 「それじゃあみんないきましょうか」 ナギは鈎を取り出した |
ヤマツ 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
ヤトア 「さぁ行け!我が騎士よ!模擬戦だからといって手心を加える必要は無い!ぞ!」 |
アデニー 「ゆくぞゆくぞ~」 |
アルメリリ 「それではどうぞ、お手柔らかに」 |
ロディ 「練度向上のためお時間をいただくことへ、ぼくは最大限の感謝を捧げます」 |
リーヴィア 「まだまだ見習いだけど、一流の精霊魔導師を目指して頑張ります!」 |
スォム 「腹ごなしにはちょうどよいでしょう。」 |
チェノー 「あなたは害虫? それとも……」 |
ヤマツ 「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 ヤマツ 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |
シロ 「……。」 |
System 「外部記録装置からの補助プログラム読み込みを開始……」 |
チェノー 「魔を破る石よ、邪悪を祓い清めろ!」 『チェノー』 「フン」 チェノー 「ダメか……」 |
リーヴィア 「やっぱりこうだったはず!」 |
ピュア 「純白に染めて差し上げましょう。」 |
ヤマツ 「どうやら貴様には難しかったらしい」 |
ピュア 「白に還りなさい。」 |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
ロディ 「さあ、どうぞ皆さま。ご注目を」 |
System 「衝撃分散化フィールドの構築を継続中。 まもなくプロセスを終了します」 |
ヤマツ 「よもや──── この期に及んで“此れの対策を講じてないとは言うまい?」 ヤマツ 「くっくっ、それでは答え合わせといこう」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
ロディ 「戦いに不慣れなぼくへ手加減をいただいたこと、感謝いたします」 |
ヤマツ 「わたしも衰えたな……」 |
風の鳴る音がする。ひゅうひゅうと、聞こえる。 もう耳など無いというのに、こびりついて離れない。 ああ……メリル。愛しいわたしのメリル。お前の息が。わたしの鼓動が。 どんどん小さくなっていく……遠くに消えていく。 |
チェノー 「えっ?」 |
ヤトア様と愉快な下僕たち Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スォムPT Chain |
シロ 「……。」 |
アイラ 「今夜は流星群なのです~~!!!」 |
リーヴィア 「精霊さん、力を貸して下さいっ!」 |
無性に体をかきむしりたくなる。 |
ヤトア 「――!?そんな!」 |
死者のためのものであり、生者のためのものでもある。 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
『身体を貫く』、あの感触―― |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
『身体を貫く』、あの感触―― |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
『身体を貫く』、あの感触―― |
瞬間、目前で弾けるスペクトル。 |
シロ 「……。」 |
瞬間、目前で弾けるスペクトル。 |
瞬間、目前で弾けるスペクトル。 |
シロ 「……。」 |
ナギ 「ナマステ!?」 |
スォム 「うまくいきませんね」 |
スォム 「うまくいきませんね」 |
スォム 「こんにちは。」 |
シロ 「……。」 |
ヤマツ 「不正解」 |
スォム 「こんにちは。」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
ヤマツ 「不正解」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「こんにちは。」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
ヤマツ 「どうやら貴様には難しかったらしい」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「こんにちは。」 |
ナギ 「アイムエアー」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「そうです、ひと思いに」 |
ロディ 「ぼくにはどうぞお構いなく。ぼくよりも、あちらのみなさまの方がお強いのです」 |
スォム 「──ひと思いに仕留めた方が、肉の味は良いのですが」 |
リーヴィア 「皆さん、私に続いてくださいっ!」 |
くるくると回る黒い幻影のカードが、無数のピクセルへ崩れ。 粒が凝り固まって形作るのは白いカード。絵のないそれに柄が現れ、無銘のそれに名が書かれ、 ――それは1枚の完全なカードとなる。 |
アデニー 「うっし」 |
体の一部が土塊となって消し飛んだ。 |
リーヴィア 「よんっ!」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
ロディ 「ありがとうございます。ぼくにもお気遣いをいただけるなんて、あなたはとても優しい方なのですね」 |
リーヴィア 「連鎖終わりっ!!!」 |
*ぺりぺり* |
System 「カード制御プログラムに不明なエラーが発生……」 |
体の一部が土塊となって消し飛んだ。 |
ヤマツ 「やめろ、鬱陶しい」 |
チェノー 「イモもおだてりゃ木に登る。ヒトなら何をしてくれる?」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
瞬間、目前で弾けるスペクトル。 |
チェノー 「肥えるー」 |
ナギ 「今のはぜったいきいたでしょ!!!」 |
ナギ 「今のはぜったいきいたでしょ!!!」 |
ナギ 「今のはぜったいきいたでしょ!!!」 |
ロディ 「戦いに不慣れなぼくへ手加減をいただいたこと、感謝いたします」 |
アデニー 「ヤメテー」 |
ナギ 「これでトドメよ」 |
ロディ 「稼働限界に達しました。どうかご心配なく。またすぐお会いできます。あなたさまが振り向けば、そこに 」 ――霧になってかき消える。 |
エイグラント
「くっ……大丈夫ですか!?」 |
アデニー 「おっとぉ?」 |
リーヴィア 「治癒が追いつかなかったばかりに……ごめんなさい! 」 アイラ 「今すぐ手当します!じっとしてて下さい!」 |
スォム 「少し、綺麗にしておきましょう」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
ヤトア様と愉快な下僕たち Chain 審判Lv3(1) 列傷斬払Lv5(2) 惨素傷斬払#必殺Lv2(3) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スォムPT Chain 貫付封殺Lv3(1) 列殺傷突刺Lv4(2) 貫付封殺Lv4(3) |
ヤトア 「(そろそろまずそうだな)」 |
アデニー 「これ無理じゃね?」 |
リーヴィア 「なんかやばそう……」 |
ナギ 「ガンガンいくわよ!」 |
(鼻歌を歌っている) |
ヤマツ 「(くつくつと笑い声がする)」 |
ヤマツ 「傷つく準備のひとつも出来ていないのなら、どれ、 わたしが拵(こしら)えて差し上げよう」 |
チェノー 「……何かありそう」 |
シロ 「……。」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
シロ 「……。」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
シロ 「……。」 |
リーヴィア 「助かりました、ありがとうございます!」 |
ナギ 「いえーい」 |
ナギ 「今のはぜったいきいたでしょ!!!」 |
エイグラント
「ありがとうございます!」 |
アデニー 「あーりがとーお」 |
リーヴィア 「助かりました、ありがとうございます!」 |
エイグラント
「ありがとうございます!」 |
アデニー 「あーりがとーお」 |
リーヴィア 「助かりました、ありがとうございます!」 |
隣前後に仲間がいる。手をかけられる場所に、仲間がいる。 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
『チェノー』 「マトワリツケ」 |
チェノー 「いずれは枯れ」 |
『チェノー』 「潰セ、潰セ!」 |
ヤマツ 「次はこれだ」 |
チェノー 「川は流れて輝かず」 |
肺が膨らむたび、入ってくる、侵ってくる―― |
ヤトア 「――(じっと戦場を見ている)」 |
ナギ 「これからよ!」 |
チェノー 「まだ始まったばかりでしょ?」 |
ヤマツ 「……」 |
シロ 「……。」 |
リーヴィア 「あれ? 失敗しちゃいました……」 |
ヤマツ 「やれ」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
アデニー 「残像だ」 |
正義が心に力を与える。自分に非はない、あいつのせいだ。 |
チェノー 「あれっ」 |
アデニー 「残像だ」 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
ヤマツ 「では、こちらも」 |
ヤマツ 「そら、頂戴しよう」 |
チェノー 「いかな大地であろうとも」 |
振り回して、振り回されて。 それを良しとするのが……僕たちの生き方だから。 |
チェノー 「他に欠けは……」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
チェノー 「凡ては地続きだよ」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
アデニー 「あーりがとーお」 |
アデニー 「すっごいイタイ!」 |
ナギ 「証明を開始する!」 |
スォム 「嗚呼、貴方があまりに唆るものですから────────溢れてしまう」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
エイグラント
「くっ!」 |
アデニー 「よき手ごたえ」 |
スォム 「そうです、ひと思いに」 |
ヤトア様と愉快な下僕たち Chain 審判Lv3(1) 列傷斬払Lv5(2) 惨素傷斬払#必殺Lv2(3) 列治癒活気Lv2(4) 遠感傷冥闇Lv3(5) 列傷斬払Lv4(6) 列傷斬払火炎Lv4(7) 刈傷斬払Lv5(8) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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スォムPT Chain |
リーヴィア 「ひえぇ~強いぃぃ……」 |
シロ 「……。」 |
リーヴィア 「あれ? 失敗しちゃいました……」 |
チェノー 「ここが要?」 |
チェノー 「肥えるー」 |
チェノー 「肥えるー」 |
スォム 「これはどうも」 |
チェノー 「おいしー」 |
ヤマツ 「………………ありがとう」 |
ナギ 「証明を開始する!」 |
ヤマツ 「では、こちらも」 |
ヤマツ 「おや失礼。痛かったかね?」 |
ナギ 「セカンド!」 |
アデニー 「ヤメテー」 |
ナギ 「答えを聞かせてね!」 |
ヤマツ 「ご退場、よろしく」 |
エイグラント
「くっ……大丈夫ですか!?」 |
アデニー 「おっとぉ?」 |
リーヴィア 「治癒が追いつかなかったばかりに……ごめんなさい! 」 アイラ 「今すぐ手当します!じっとしてて下さい!」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |
スォム 「眠られよ魂。次会う時には、同じ生命として──」 |
リーヴィア 「もうふらふらです……ごめんなさいいぃぃ~」 |
エイグラント
「くっ……大丈夫ですか!?」 |
アデニー 「おっとぉ?」 |
アデニー 「なんでやねーん」 |
アデニー 「よき手ごたえ」 |
アデニー 「よき手ごたえ」 |
スォム 「そうです、ひと思いに」 |
何かを得るためには何かを失わなくてはならない。 犠牲を生めば、犠牲相応の何かが手に入るのだ! |
ヤトア 「エイク……!」 |
アデニー 「もーうだめかもしれん」 |
チェノー 「ここを乗り越えれば……!」 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
ヤマツ 「では、こちらも」 |
チェノー 「いかな大地であろうとも」 |
チェノー 「どこで混ざったんだろ……」 |
チェノー 「凡ては地続きだよ」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「これはどうも」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
シロ 「……。」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
スォム 「眠られよ魂。次会う時には、同じ生命として──」 |
エイグラント
「ヤトア様、申し訳ありません――」 |
アデニー 「おっとぉ?」 |
アデニー 「よき手ごたえ」 |
ナギ 「い゛っっっ」 |
ヤトア様と愉快な下僕たち Chain 審判Lv3(1) 列傷斬払Lv5(2) 惨素傷斬払#必殺Lv2(3) 列治癒活気Lv2(4) 遠感傷冥闇Lv3(5) 列傷斬払Lv4(6) 列傷斬払火炎Lv4(7) 刈傷斬払Lv5(8) 治癒活気Lv3(9) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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スォムPT Chain 死Lv3(1) |
親愛を! |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
スォム 「少し、綺麗にしておきましょう」 |
ヤマツ 「次はこちらだ」 |
チェノー 「いずれは枯れ」 |
地面の中に溶け込み、また戻ってきた。 |
チェノー 「他に欠けは……」 |
チェノー 「凡ては地続きだよ」 |
ヤマツ 「ご退場、よろしく」 |
アデニー 「あちしは生命活動を停止…しんだのだ」 |
ヤトア 「エイクっ!大丈夫か!?」 |
アデニー 「べつに悔しくないし」 |
アルメリリ 「きゅう……」 |
ロディ 「あなたさまはとてもお強いのですね。勉強させていただきます」 |
リーヴィア 「だめでした~……」 |
ただ、にこりと微笑んだ。 |
チェノー 「みんなお疲れ様、でした」 |
ヤマツ 「結構。酒の肴にでもしよう」 |
シロ 「……。」 |