「………」 |
――――息を吐く。 次に辺りを見回し…敵を、認識する。 修道服を纏った女が…或いは死神が。鎌の代わりに手にするのは、嘗ての犠牲者の血を吸い錆び付いたシャベル。 「――――ワタシはアルカナナイツが一人、メルとデモ呼んで頂戴ナ?」 「席番はⅩⅢ…所謂、死神ネ。ワタシと遭ったカラにハ…」 「永遠の沈黙ダケがアンタらに許されル行為ト知りなサイ。」 *彼女を咎めるモノは、もう居ない* |
――《太陽》の意味、《日蝕》の意味。 身を滅ぼし、何時かは星さえも呑み込む運命を。 赤色巨星となって数多の命を呑み込むか。 それとも、まだ、春の陽射しで命を導くか。 欠けた太陽の行く末は、今、此処に託された。 |
ダリダ 「れんしゅう?よろしく」 |
アウエーレ 「え?虫と闘うだけじゃないの?も、模擬戦? なぜ、無駄に闘う回数を増やすの???」 |
「………」 |
デイ 「か弱い幽霊ですもの。お手柔らかに… 」 デイ 「まぁ、負けるつもりはないけどね?」 |
――――そこにいる相手を見据えた。 |
メル
「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |
ドリス 「お手柔らかにね~」 |
千尋 「潜在具現化鑑識の意味、チカラを使うということの意味。 お互いに学べるものがあるといいね」 |
――――沈黙が、その姿を塗りつぶす。そこにあるのは無貌の駒だ。 |
メル
「ヒトリで踊るノは楽シイかしら?」 |
メル 「サァてハジメまショうか…」 「…ッハァ!心配シなクてもイイわヨォ?アンタが死ぬマデ徹底的二ちャアんト嬲ってアゲルからァ!」 |
メル
「ヒトリで踊るノは楽シイかしら?」 |
ドリス 「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
ダリダとおともだち Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ローデヴェイクPT Chain |
アウエーレ 「やめて!ストレートにしんじゃうから!!」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
意味のない言葉と囁き声。 |
ダリダとおともだち Chain 全活気Lv4(1) 列命傷冥闇Lv6(2) 全起死回生Lv1(3) 列自傷冥闇Lv4(4) 列傷冥闇Lv7(5) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ローデヴェイクPT Chain 転変Lv5(1) 悪魔Lv3(2) 刈感傷投射Lv5(3) 刈自傷殴打Lv5(4) 転変Lv5(5) 列活気Lv3(6) 傷投射天光Lv4(7) 連感傷投射Lv5(8) 深自傷殴打Lv4(9) |
ドリス 「あらら?当たりどころが悪かったかな?」 |
千尋 「一気に畳みかけるよ!僕についてきて!」 |
千尋 「前に進むチカラを!」 |
ドリス 「ほらほら、逃げ場なんて無いよ!」 |
ドリス 「これが私の力!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
メル
「サァ、苦しくなってクる頃合いカシラ?」 |
メル 「踊れ…」 「―――踊れ、踊レ!舞い踊りなサイ!!」 「アンタもアンタも…アンタもヨ! あは、はは、アッハハハハ!!!」 |
メル
「あは。アンタ…ワタシみたいな手合いハ苦手カシラ?」 |
メル
「あは。アンタ…ワタシみたいな手合いハ苦手カシラ?」 |
メル 「アラ、熱烈な告白ねェ…続キは地獄でドオ?」 |
メル
「…ッハ、イイ手応えねェ?」 |
メル 「アラ、熱烈な告白ねェ…続キは地獄でドオ?」 |
千尋 「ありがとう。まだ、戦えるよ」 |
メル 「…ダイジョウブ、ワタシはマダ動けるワ」 |
千尋 「前に進むチカラを!」 |
ドリス 「あはははは!一人も逃さな~い!」 |
ドリス 「無駄な抵抗をやめてくたばりなー!」 |
ドリス 「痛い?痛いでしょ?」 |
アウエーレ 「げほっ…うっ…、喉の奥から出てはいけないものが出そう……」 |
メル
「サァ…さぁ今こそ証明ヲ。『ワタシ』が居るという事ヲ、アンタが!」 「身をもッテ示しなサイ!!」 |
メル 「コの時を待チ侘びてイたでショう…?」 *死神の 死神による必殺の一撃――* 「───今こそ喝采ヲ、最愛ノ瞬間を迎えなサイ!!」 |
メル 「イイ音立てテるジャない、もッと聞かせてクレルゥ?」 |
メル
「ッハ、コの代償は…生半可ジャ済まないわヨォ?」 |
メル 「恩ヲ売らレタつもりはナイわヨォ?」 |
ドリス 「わぁい!頼りになる~!」 |
千尋 「前に進むチカラを!」 |
「………」 |
ダリダ 「ん~~、ちょっと疲れタ……」 |
アウエーレ 「最初から無理だと思ってたのよ…だって私、こんなだし…… 」 |
「………」 |
デイ 「あらーっ!?私じゃ補えないわよーっ!?」 |
まったく興味がないようだ。見向きもしない。 |
メル
「サァ、ハジメましょう。そして―――戮しまショウ?」 |
メル
「ふたぁつ…」 |
メル
「あは。あハハァ、 アハ…。 さっさト消えて頂戴なァ?」 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
デイ 「4つ目、まだ繋げれるかしら?」 |
メル 「踏み込みガ甘いンじゃナイ?」 |
「………」 |
「………」 |
■▣■■☒■▮■ 「六。 」 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
……BUGかどうか、それを問うのは止めておくことにした。 |
メル 「木偶ニ用はナイわヨォ、さッさと邪魔ニならないトコロまで行キなさいナ?」 |
ドリス 「ちょっとぉ!?盾役しっかりしてよ!」 |
千尋 「そ、そんな……!」 |
「………」 |
*足りない。* |
ドリス 「仕掛け時は……っと」 |
ドリス 「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
千尋 「一気に畳みかけるよ!僕についてきて!」 |
千尋 「前に進むチカラを!」 |
千尋 「前に進むチカラを!」 |
千尋 「前に進むチカラを!」 |
ドリス 「ほらほら、逃げ場なんて無いよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「はい、ご愁傷さまー」 |
「………」 |
デイ 「あらーっ!?私じゃ補えないわよーっ!?」 |
■▣■■☒■▮■ 「――――……――……。 」 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
ドリス 「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
足音。 |
ドリス 「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
ダリダとおともだち Chain 女教皇Lv3(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||
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ローデヴェイクPT Chain |
メル
「ッハ、まだヨ、まだまだ…!」 |
ドリス 「このまま押し切ってやるよ!」 |
千尋 「まだ……まだ終わっては、いない……!」 |
ひとふりのナイフを地に突き立てた。 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
何の言葉もない。 |
それは沈黙している。 |
その人影が揺らぐ。帽子をかぶり直した。 |
デイ 「あらら、ここまでやられると体が崩れちゃうわねぇ」 デイ 「私をここまで削ったご褒美に、たくさん撫でてあげる」 |
メル
「ヒトリで踊るノは楽シイかしら?」 |
デイ 「ふふ、おやすみなさい」 |
千尋 「ごめん……後は、任せたよ……」 |
メル 「ッハ、精々ワタシの射程外マデ下がるとイイわ。」 |
ドリス 「まだ私が残ってるわよ」 |
ドリス 「あはははは!君たちを一挙に殲滅する!!」 |
メル
「ふたぁつ…」 |
メル 「──さァさあサァサぁ血塗レた花道を歩むナラ!」 「愛シい者へ殺戮を、憎しキ者へ告白ヲ!!」 |
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メル 「イイ音立てテるジャない、もッと聞かせてクレルゥ?」 |
ドリス 「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
ドリス 「こいつも受け取りなー!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「あはははは!あースッキリした!」 |
デイ 「あたた……勘弁して欲しいわぁ」 |
デイ
<グワーッ!? デイの霊体が霧散してしまった! |
今は眼前の敵を相手するのに忙しい。 |
メル 「…あは、アッハ…アハハハハ!」 メル 「用意シまショう?備えマしょウ?蓄エまショウ!!」 「ソウして何モできナイまま――サッサと死ネ。」 |
メル
「ガラじゃナイんだけどネ―――」 |
それは沈黙している。 |
ドリス 「ハッ!てんでなっちゃいないね!」 |
ドリス 「下手糞」 |
ダリダとおともだち Chain | |||||||||||||||||||||
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ローデヴェイクPT Chain |
ドリス 「私には見えるんだよ!」 |
ドリス 「血祭りの手始め、覚悟してもらうよ!」 |
メル
「サァ、ハジメましょう。そして―――戮しまショウ?」 |
メル 「もっと、モットもっと戦イまショ? 殺しマしょ?」 「痛みコソ愛すベキ同胞ヨォ!!」 |
ドリス 「ほらほら、逃げ場なんて無いよ!」 |
ドリス 「まだまだだよ!」 |
ドリス 「はい、ご愁傷さまー」 |
「――――…………――――……。」 |
アウエーレ 「練習でしょ?ねぇ、これ練習なのよね?それなのに、こんな…あぁああ…あ~~~…無理……ッ」 |
「………」 |
デイ 「あらら、負けちゃったか」 |
人影は崩れ去った。もうそこに姿はない。 |
メル
「ハイ、じャあ練習はココマデねェ。」 |
ドリス 「私達の手にかかれば当然の結果ね」 |
千尋 「手合わせありがとう。お互いの成長になりますように」 |