こどもはにこりと微笑んだ。 |
ヤマツ 「あぁ忌々しい。地獄の釜で熔(と)け落ちよ」 |
「………」 |
誰にも知覚されない死角── もしかすると、彼女が『いるかもしれない』場所に、 幻術士は、音もなく現れていた。 ■■■■ 「こんにちは、こんばんは。 始めまして、お久しぶり。 教えてくれるかい、わたしの名前を」 |
コガレ 「お手柔らかにお願いします……」 |
メイカ 「模擬戦だね?相手になるかしんないけどよろしくー」 |
スォム 「腹ごなしにはちょうどよいでしょう。」 |
黄金原さん 「気をつけていきましょう。 大怪我とかしないように……」 |
ヤマツ 「我はヤマツなり。 “哲学者”のカード。“隠者”のカードの逆さ裏。 」 ヤマツ 「────自由に使うがいい…… 愚者より愚かな隠者ども」 |
チェノー 「あなたは害虫? それとも……」 |
「………」 |
エアリス
「人間同士で争いあうなんて、不思議なものだね」 |
アウエーレ 「え?虫と闘うだけじゃないの?も、模擬戦? なぜ、無駄に闘う回数を増やすの???」 |
メイカ 「…ちっとぐらい身体蝕まれたってわけない、植物であった事実は……私に未だ残っている!」 |
ヤマツ 「よもや──── この期に及んで“此れの対策を講じてないとは言うまい?」 ヤマツ 「くっくっ、それでは答え合わせといこう」 |
ヤマツ 「うむ……そう来たか」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「うむ……そう来たか」 |
コガレ 「逃げなきゃやってらんねえっての!」 |
ヤマツ 「人の話は最後まで聞きなさい」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
コガレ 「手加減でもしてくれたのか?」 |
ヤマツ 「ふむ」 |
ヤマツ 「なるほど」 |
黄金原さん 「おっとぉ」 |
風の鳴る音がする。ひゅうひゅうと、聞こえる。 もう耳など無いというのに、こびりついて離れない。 ああ……メリル。愛しいわたしのメリル。お前の息が。わたしの鼓動が。 どんどん小さくなっていく……遠くに消えていく。 |
エアリス 「清濁飲み込んで世界はなお綺麗だ」 |
エアリス 「見えるかい聞こえるかい感じるかい人々の息遣いを」 |
エアリス 「予想外のハプニングが、君たちを待ち受けているよ」 |
エアリス 「慎重であるに越したことはないさ」 |
/ なんでーっ \ |
黄金原さん 「おっとぉ」 |
エアリス 「どうして、今それを行う必要があるだろう?」 |
/ なんでーっ \ |
耐性の形成を確認。 モノアミンオキシダーゼの阻害にまで至らないように注意しつつ、投与量増加。 覚醒作用ほか、口渇、神経過敏を感覚。 |
エアリス 「多少は消費を軽減してくれるはずだよ」 |
チェノー 「あれっ」 |
コガレ 「手加減でもしてくれたのか?」 |
黄金原さん 「おっとぉ」 |
メイカ 「ほいっとなー」 |
チェノー 「あれっ」 |
チェノー 「えっ?」 |
黄金原さん 「おっとぉ」 |
メイカ 「ほいっとなー」 |
チェノー 「あれっ」 |
ヤマツ 「どうやら貴様には難しかったらしい」 |
地面にぶつけたような手応え。 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
「………」 |
コガレPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Hölle-ヘレ- Chain |
エアリス
「演目は準備不足で中止になりました、あはは…… いやほんとごめんってば!」 |
エアリス
「なんで?ねえなんで??」 |
スォム 「うまくいきませんね」 |
死者のためのものであり、生者のためのものでもある。 |
黄金原さん 「おっとぉ」 |
「………」 |
「………」 |
無性に体をかきむしりたくなる。 |
スォム 「うまくいきませんね」 |
ヤマツ 「おや失礼。痛かったかね?」 |
スォム 「そうです、ひと思いに」 |
エアリス 「あの時を境に時間は止まってしまったんだ」 |
アウエーレ 「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
黄金原さん 「むぅ……」 |
黄金原さん 「むぅ……」 |
アウエーレ 「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
*ぺりぺり* |
コガレPT Chain 活気Lv2(1) 運命Lv3(2) 瘴気Lv3(3) 命傷突刺Lv5(4) 全治癒活気Lv5(5) 列活気Lv2(6) 全殺付封殺Lv4(7) 魔毒Lv2(8) 貫殺傷突刺Lv3(9) 散治癒活気Lv2(10) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Hölle-ヘレ- Chain 列命傷冥闇Lv4(1) 貫付封殺Lv3(2) 列命傷冥闇Lv6(3) 遠傷痕冥闇Lv5(4) 貫付封殺Lv4(5) 全起死回生Lv1(6) 列傷冥闇Lv7(7) |
個は自己の繁栄を至上とする。妨げとなる他を排除することに何の異議があろう? |
コガレ 「逃げなきゃやってらんねえっての!」 |
黄金原さん 「おっとぉ」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |
チェノー 「イモもおだてりゃ木に登る。ヒトなら何をしてくれる?」 |
メイカ 「ほいっとなー」 |
チェノー 「地は血も歓迎する」 |
メイカ 「温まってきてるかなー?」 |
黄金原さん 「勝負どころですね」 |
ヤマツ 「……」 |
チェノー 「まだ始まったばかりでしょ?」 |
「………」 |
エアリス
「そろそろやめにしないかい?ダメ?あっそう」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
スォム 「これはどうも」 |
黄金原さん 「ふぅ……」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |
エアリス
「ほ、骨が折れるよ、文字通り」 |
エアリス 「あてずっぽうよりはマシだね?」 |
エアリス 「世界はゆっくりと停滞していく。破滅は近いよ」 |
エアリス
「ごめんね、痛いかな。すぐに終わるからね」 |
黄金原さん 「ぁたっ!」 |
Auto action! |
チェノー 「肥えるー」 |
メイカ 「いっちょやる?」 |
メイカ 「これね、死ぬほど苦いよ。」 |
黄金原さん 「ふぅ……」 |
コガレ 「空振りかよ……!?」 |
コガレ 「空振りかよ……!?」 |
コガレ 「うえっ!?」 |
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
アウエーレ 「うっふふふ…、私だって避けるぐらいできるのよ! 」 |
アウエーレ 「ッはぁ、避けた…避けられた…ッ!セーフ!」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |
エアリス
「ほ、骨が折れるよ、文字通り」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
メイカ 「お、しんせつー!」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「これはどうも」 |
黄金原さん 「ありがとうございます」 |
黄金原さん 「ありがとうございます」 |
メイカ 「もうないと思った?残念ー」 |
メイカ 「サービスだ、私も舐めるかもしれんが。」 |
メイカ 「ふーーっ。」 |
スォム 「これはどうも」 |
黄金原さん 「ありがとうございます」 |
黄金原さん 「むぅ……」 |
ヤマツ 「不正解」 |
コガレ 「うえっ!?」 |
コガレ 「空振りかよ……!?」 |
コガレ 「空振りかよ……!?」 |
コガレ 「うえっ!?」 |
ふと、姿が掻き消えては 別の場所に現れている。 |
コガレ 「空振りかよ……!?」 |
コガレ 「空振りかよ……!?」 |
アウエーレ 「いやーーーッ!やめて!……って、あら?避けられた? 」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「これはどうも」 |
スォム 「これはどうも」 |
メイカ 「じゃんじゃかばりばりー!」 |
黄金原さん 「むぅ……」 |
ヤマツ 「不正解」 |
「………」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
スォム 「──貴方の魂に、敬意を込めて」 |
アウエーレ 「っい…た……ッ、あ…っ、血が…… 」 |
メイカ 「サーンキュー!」 |
スォム 「これはどうも」 |
黄金原さん 「ありがとうございます」 |
メイカ 「じゃんじゃかばりばりー!」 |
メイカ 「ふーーっ。」 |
スォム 「これはどうも」 |
黄金原さん 「ありがとうございます」 |
黄金原さん 「ふぅ……」 |
黄金原さん 「ふぅ……」 |
コガレ 「まァ、死なない程度には作ってあるからさ?」 |
スォム 「嗚呼、貴方があまりに唆るものですから────────溢れてしまう」 |
ヤマツ 「……ぐっ!」 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
スォム 「いいのが入りましたね」 |