…… その一切を溶かしてやろう |
ダナン 「今、ドラゴンって言ったのは誰かなあ?」 |
ケス 「さて、腕試しといこうか」 |
チェノー 「あなたは害虫? それとも……」 |
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姿が、歪む。姿が、歪む。姿が、歪む。 |
「こんにちは。かなぁ?」 |
ダナン 「いっぱい吊るすね。」 |
ユスティ 「お手合わせよろしくお願い致します」 |
ユスティ 「……」 |
チェノー 「大丈夫、気づかないうちに全部終わるから」 |
ユスティ 「…………」 |
チェノー 「あれっ」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
魔王はファイナルアタックの準備をしている。 |
ダナン 「次は絶対に吊るすからね。」 |
ダナン 「にゃーにゃー。」 |
ダナン 「にゃーにゃー。」 |
ダナン 「にゃーにゃー。」 |
ダナン 「次は絶対に吊るすからね。」 |
ダナン 「くっちゃくっちゃ。」 |
ユスティ 「あ、危ない……」 |
ケスPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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少女PT Chain |
チェノー 「肥えるー」 |
彗星 「 … 」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
ユスティ 「あ、あの。お手数をおかけしてごめんなさい 」 |
チェノー 「ザラザラだ」 |
ダナン 「次は絶対に吊るすからね。」 |
無性に体をかきむしりたくなる。 |
チェノー 「いかな大地であろうとも」 |
鼻腔を刺し殴る臭気の中、仄かに混ざる『生活臭』。 |
咆哮。 |
彗星 「 … 」 |
彗星 「 … 」 |
彗星 「 … 」 |
ユスティ 「あ、あの。お手数をおかけしてごめんなさい 」 |
ユスティ 「あ……。ありがとうございます 」 |
ユスティ 「私よりも……手当が必要な方がいるかもしれませんのに……」 「すみません。ありがとうございます」 |
正義が心に力を与える。自分に非はない、あいつのせいだ。 |
隣前後に仲間がいる。手をかけられる場所に、仲間がいる。 |
ケスPT Chain 全付封殺Lv3(1) 惨殺付猛毒Lv6(2) 全付封殺Lv5(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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少女PT Chain 列治癒活気Lv2(1) 遠感傷投射Lv5(2) 遠傷投射Lv5(3) 列傷殴打氷水Lv4(4) 全治癒活気Lv3(5) 連感傷投射Lv5(6) 列傷殴打疾風Lv4(7) |
個は自己の繁栄を至上とする。妨げとなる他を排除することに何の異議があろう? |
ダナン 「次は絶対に吊るすからね。」 |
チェノー 「まだ始まったばかりでしょ?」 |
何か思うところがあるようだ。 |
ダナン 「この足首、ロープで結びにくいなー。」 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
肺が膨らむたび、入ってくる、侵ってくる―― |
魔王が唸っている。 |
ユスティ 「あ、あの。お手数をおかけしてごめんなさい 」 |
ユスティ 「私よりも……手当が必要な方がいるかもしれませんのに……」 「すみません。ありがとうございます」 |
ユスティ 「あ、あの。お手数をおかけしてごめんなさい 」 |
チェノー 「吹き抜ける風に声はない」 |
チェノー 「僕は、僕だ!」 |
チェノー 「これだけだったっけ?」 |
大きく、膨らむ。 |
君を見ている。 |
君を見ている。 |
君を見ている。 |
チェノー 「軽率」 |
ダナン 「次は絶対に吊るすからね。」 |
ユスティ 「連鎖行きますよ……!」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
ダナン 「もっと吊るせるよ~!」 |
ダナン 「にゃあああ!!」 |
ダナン 「次は吊るすからね。」 |
お断りだ。 |
ユスティ 「……」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
ユスティ 「……」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
チェノー 「うぐっ……!」 |
ユスティ 「あ、あの。お手数をおかけしてごめんなさい 」 |
ダナン 「もっと吊るせるよ~!」 |
ダナン 「にゃあああ!!」 |
ケスPT Chain 貫付封殺Lv4(1) 惨殺付猛毒Lv4(2) 全対価活気Lv2(3) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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少女PT Chain |
体を構成する土が、服の形をしていた土が、ボロボロと崩れ落ちていく。 |
それで…… 彼は 君の目に訴えかけただろう。 |
君に一つ提案を出す。 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
『チェノー』 「潰セ、潰セ!」 |
魔王が唸っている。 |
チェノー 「おいしー」 |
君を見ている。 |
彗星 「 … 」 |
文句は無い。 |
ユスティ 「…………」 |
チェノー 「えっと……そこで休んでて!」 |
おそらく彼は侮蔑の念を抱いたはずだ。 |
ユスティ 「連鎖行きますよ……!」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
ダナン 「吊らなくっちゃ。」 |
魔王 「続け」 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
死。 |
魔王が唸っている。 |
君を見ている。 |
赤褐色と、緑色のガスを噴出している。 |
ダナン 「順調だね。」 |
ユスティ 「上手く巻き返したいですが……」 |
…そういうこともある。 |
彗星 「 … 」 |
彗星 「 … 」 |
君に一つ提案を出す。 |
チェノー 「肥えるー」 |
君を見ている。 |
相槌を打つ。 |
チェノー 「肥えるー」 |
チェノー 「おいしー」 |
チェノー 「おいしー」 |
文句は無い。 |
ユスティ 「連鎖行きますよ……!」 |
ダナン 「吊るすよ~。」 |
ダナン 「にゃー。」 |
ユスティ 「……」 |
ユスティ 「……」 |
何かを得るためには何かを失わなくてはならない。 犠牲を生めば、犠牲相応の何かが手に入るのだ! |
チェノー 「ここが要?」 |
チェノー 「ふーん?」 |
ダナン 「にゃーん。」 |
チェノー 「ここが要?」 |
カードは枯れ朽ちてしまった。 |
チェノー 「イモもおだてりゃ木に登る。ヒトなら何をしてくれる?」 |
ケスPT Chain 列殺付猛毒Lv5(1) 散対価活気Lv1(2) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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少女PT Chain 傷投射Lv7(1) 散治癒活気Lv1(2) |
ダナン 「はやく吊るさなくっちゃ。」 |
ユスティ 「…………」 |
ダナン 「吊るすよ~。」 |
ユスティ 「私よりも……手当が必要な方がいるかもしれませんのに……」 「すみません。ありがとうございます」 |
ユスティ 「あ……。ありがとうございます 」 |
ユスティ 「私よりも……手当が必要な方がいるかもしれませんのに……」 「すみません。ありがとうございます」 |
ユスティ 「あ……。ありがとうございます 」 |
ユスティ 「私よりも……手当が必要な方がいるかもしれませんのに……」 「すみません。ありがとうございます」 |
ユスティ 「あ……。ありがとうございます 」 |
ユスティ 「……」 |
チェノー 「腐鎖りは始まる」 |
魔王 「続け」 |
彗星 「 … 」 |
彗星 「 … 」 |
チェノー 「いずれは朽ちる」 |
地面の中に溶け込み、また戻ってきた。 |
チェノー 「他に欠けは……」 |
チェノー 「凡ては地続きだよ」 |
ユスティ 「ふぇっ!?」 |
魔王 「朽ち果てよ」 |
ダナン 「にゃーん?」 |
ユスティ 「……だ、大丈夫ですか?」 |
ダナン 「次は絶対に吊るすからね。」 |
彼は皮肉を込めて何かを呟いた。 |
チェノー 「えっと……そこで休んでて!」 |
チェノー 「ダメ、もう無理!」 |
魔王 「続け」 |
魔王が唸っている。 |
赤褐色と、緑色のガスを噴出している。 |
ケスPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
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少女PT Chain 治癒活気Lv3(1) 転変Lv5(2) |
ユスティ 「っ……!!」 |
魔王 「朽ち果てよ」 |
ユスティ 「……うぅ」 |
ダナン 「にゃーん?」 |
ダナン 「この足首、とても吊るしやすいね。」 |
ダナン 「絶対に吊るすからね。」 |
魔王 「続け」 |
魔王が唸っている。 |
赤褐色と、緑色のガスを噴出している。 |
ダナン 「この足首、とても吊るしやすいね。」 |
ケスPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||
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少女PT Chain 散治癒活気Lv1(1) |
炎が唸っている。 |
魔王 「朽ち果てよ」 |
ダナン 「次は吊るすからね。」 |
ケスPT Chain | ||||||||||||||||
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少女PT Chain 散治癒活気Lv1(1) 散活気Lv2(2) 活気Lv2(3) |
溶けて消える。 |
ケス 「ふぅ……何とかなったか」 |
チェノー 「みんなお疲れ様、でした」 |
彗星 「 … 」 |
魔王 「フン!」 |
少女 「あれれぇ……?」 |
ダナン 「にゃー。」 |
ユスティ 「お手合わせありがとうございました……」 |