![]() ふとした瞬間に、禍々しいナニカをじっと見たりしている… |
![]() するすると掃除機のコードのように触手を戻しながら、途中で飲むヨーグルトを2つ掴む。 ハートマーク顔の珍妙な生物と目(?)が合うと、そのうちの1つをス……と差し出した。 ……自身は残ったもう一本に触手を突き刺しぎゅぽぎゅぽと音を立てて飲んで(?)いる……。 |
![]() 「あの液体さっきまであんなにどろどろしてたっけ?ていうか意外に心優しいねぇ……」 |
![]() 彼(?)から差し出された飲むヨーグルトに気づき、そちらへ目をやる。 禍々しいナニカも飲んでいる(?)のを見、それに口(?)か嘴(??)を当てた。 そして、妖精にも目配せ(?)をする。"一緒に飲まないか?"と。 厨房調理室に他の誰かが残っているなり来るなりあれば、同様のしぐさをしたのかもしれない。 |
![]() 「え、なに?くれるの?ありがと~。 でも私たちの種族ノミモノは苦手で……あーでも若干さっきのアイスクリームに似てるような……気がしないでもない匂いがするし多分妖精でも飲める……のかな?」 (そのつぶらな瞳に負けて折角だからと受け取った) |
![]() 流れるように2本目に手(?)を伸ばす。気に入ったらしい。 親切そうな珍妙な生物の方にも視線(?)を向けて数本横流ししつつ、妖精の方へと 乾杯するように容器を掲げた。このようにのむのだ、と言わんばかりに先に飲み始める……。 |
謎生物に挟まれ謎ノミモノを勧められる。 実は普通の生き物が飲んだら死ぬ謎生物専用のノミモノなのでは?と内心どきどきであるが、その親切心を信じ真似して口をつけた ![]() 「んん~、んん~?これはスッパイ系……なのかな、でもほのかにアマイ。すっごく濃厚なのにぼんやり、ぎゅーっと圧縮したあと叩きまくってどろどろにしたみたいな味だ(?)」 わけの分からない事を言っているが気に入った様子。引き続きごくごく飲んでいる |
![]() 中に入っていたお菓子なりオツマミなりオリーブオイルなりが、辺りに散らばった。 乾杯の次は食事だと言わんばかりである。 摘まみ食いをしようと思えば、キレイな食材もあるかもしれない。 大半は汚れてしまったようだが。 |