アルカナナイツ ⅩⅢ 『死神』 (Pn65) | ――――息を吐く。 次に辺りを見回し…敵を、認識する。 修道服を纏った女が…或いは死神が。鎌の代わりに手にするのは、嘗ての犠牲者の血を吸い錆び付いたシャベル。 「――――ワタシはアルカナナイツが一人、席番はⅩⅢ………所謂、死神ネ。ワタシと遭ったカラにハ…」 「永遠の沈黙ダケがアンタらに許されル行為ト知りなサイ。」 *枷が、砕ける。* *それは、戦う時にのみ許された自由―――* |
「お手柔らかにお願い致しますわね。」 |
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「……アハ。 …さッさとハジメまショ?」 |

◆◆「モウ聞き飽きたでしョうケド、イイコト教えてアゲル。ワタシの前二立つからにハ…」 *それは殺意の覚悟を決めた者の言葉。 彼女は事を成すか消えるまで…* ◆◆「アンタが死ぬか、ワタシが死ぬか。 …どッちカノ息ガ絶えるマデ逃がシテなンかアげナイわ。」 *目の前の者と戦い続ける* |

| シラハギPT Chain | ||||||||||||||||
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| 督戦屋台と用心棒 Chain | ||||||||||||||||
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「サア、このママ押し切りまショうか!」 |
「隙きあらば。」 |
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「サァ、ハジメましょう。そして―――戮しまショウ?」 |
◆◆「──さァさあサァサぁ血塗レた花道を歩むナラ!」 「愛シい者へ殺戮を、憎しキ者へ告白ヲ!!」 |

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「イイ音立てテるジャない、もッと聞かせてクレルゥ?」 |
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「ソンなに嫌がる必要ナイわヨ?」 |
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「チョットはアタマ、使いナさいヨォ…アンマリ舐メてるト嬲リたくナッちゃうワ」 |
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「ふたぁつ…」 |
◆◆「コレを受けて立ち上がるナンて許さナイ…」 *ほんの僅か、一瞬の幻覚―――* 「―――今こそ静粛二、今際ノ時を受け入れなサイ!!」 |

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「あは。あハハァ、 アハ…。 さっさト消えて頂戴なァ?」 |
「どうか安らかに。」 |
「お相手感謝致しますわ。」 |
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「ハイ、じャあ練習はココマデねェ。」 |
