ウェズリィ=ガレリィは 思いました。 この場を抜けなければ、いけないのではないかと。 ウェズリィ=ガレリィは 思いました。 ――しかし、どうして、めんどくさい。 |
![]() 「さぁて、今日のツキはどんなモンだろうな?」 サイコロが3つ、チリンと音を立てた。 ![]() ![]() ![]() |
![]() 「お、やるか?あちし強いぞ~? うっそうそ~~~弱いから手加減して」 |
修道服を着た女が此処にいる。 そして祈りを捧げる事だけをしていた─── …………が、“あなた”達の気配を察するとひとつ首を傾げ、背負っていた円匙を手にする。 *剥き出しの殺意と敵意* |
![]() なんとなく、そうしなければならないと思ったのです。 |
「本日は虹掛山古墳レインボーランドへご来園いただき、本当にありがとうございます。意思を持った古墳である私・虹掛山古墳をはじめとして従業員一同……えっ、お客じゃないんですか?」 |
![]() 「ちょいと一つ手合わせ願おうか」 |
![]() 「誰ですか!?」 |
![]() 「ゆくぞゆくぞ~」 |
![]() 「……」 *祈りの時間。* ──なァんて、嘘ウソ。 ま、手加減トカしないわヨ── |
惑う童話達 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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あたしは後ろで回復します Chain |
![]() 「なんでやねーん」 |
惑う童話達 Chain 傷殴打Lv1(1) 傷冥闇Lv1(2) 傷冥闇Lv1(3) 傷殴打Lv1(4) 傷天光Lv1(5) 傷冥闇Lv1(6) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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あたしは後ろで回復します Chain 傷火炎Lv1(1) 治癒Lv1(2) 傷殴打Lv1(3) 傷突刺Lv1(4) 傷天光Lv1(5) 傷斬払Lv1(6) 傷殴打Lv1(7) |
![]() 「一攫千金、狙ってみるかぁ?」 |
![]() 「がら空きだぜ?」 |
![]() 言いつけを聞かない悪い子がどうなるか ウェズリィ=ガレリィは知っています。 |
![]() 「余所見してンなよ!」 |
![]() 「ラッキーセブンってやつだぜ!」 |
![]() |
![]() 「よし来た!」 |
![]() 「よき手ごたえ」 |
![]() 「うっし」 |
![]() 「終わりっ!」 |
![]() それは、燃えるようなある日の物語。 |
![]() 「お、ありがとな!」 |
惑う童話達 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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あたしは後ろで回復します Chain 治癒Lv1(1) 自傷殴打Lv1(2) 傷斬払Lv1(3) |
![]() それは、燃えるようなある日の物語。 |
![]() 「ウェズリィ=ガレリィは、ちょっとやる気を出しました」 |
![]() 「それじゃ、行くわよ!」 |
![]() 「おしまい、です」 |
![]() 「あーりがとーお」 |
![]() 「あーりがとーお」 |
![]() 「あーりがとーお」 |
![]() 「いたいのいたいのとんでけー」 |
「本日は虹掛山古墳レインボーランドへご来園いただき誠にありがとうございました。この時間をもって本日の営業を終了とさせていただきます。従業員一同、またのご来園をお待ちしております」 |
![]() 「おおっと、病院代は入り用かい?」 |
惑う童話達 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
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あたしは後ろで回復します Chain |
![]() 「い~い調子だ~」 |
![]() 「…!」 *歪んだ笑みを抑える* ──アァ、やっぱり最高ネ?こーゆーの!── |
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![]() 「すっごいイタイ!」 |
![]() 「速っ!?」 |
![]() 「おいおい、どこ見てンだ?」 |
![]() 「がら空きだぜ?」 |
![]() 悪も、善も、見た目ではわからないものなのですと ウェズリィ=ガレリィは、それを知っています。 |
惑う童話達 Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||
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あたしは後ろで回復します Chain |
![]() 「速っ!?」 |
![]() 「ウェズリィ=ガレリィは…… …………悔しいです、ほんとです」 |
![]() 「おおっと、病院代は入り用かい?」 |
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![]() 「グ、ここまでやられちゃ儲けも無しだ。引かせてもらうぜ」 |
![]() 「ウェズリィ=ガレリィは、痛くはないです。 ……嘘です」 |
![]() 「ちぃ、荒事はもっと得意な奴に任せるべきだな」 |
![]() 「だから誰だよ……」 |
![]() 「だ い し ょ う り」 |
![]() 「……」 ──アタシを消スにはマダ早いんじゃナイ?── |