E n c o u n t e r ! |
夢の残骸。暗闇に溶ける黒き仮面が、暗闇の中を手探りで這いまわる。 過去は光。マリオネットの糸にして、唯一残った道しるべ。 誰も『イト』から逃れることはできない。 ―――黒より暗き真宵の淵を、進み続ける覚悟はあるか。 |
ウェズリィ=ガレリィは 思いました。 この場を抜けなければ、いけないのではないかと。 ウェズリィ=ガレリィは 思いました。 ――しかし、どうして、めんどくさい。 |
ヤルダバオート 「お手柔らかにお願いいたしますわ」 |
ディルソ 「よおっし……模擬戦、模擬戦ね!紙の準備は万端っ!痛かったらごめんなさいね?」 |
エーシ 「対人は不慣れでな、よろしく頼む。」 |
わたし 「それでは、僭越ながら自己紹介と参りましょうか。 __“じぶん、わたし”と言います。わたしは、全ての謎を解き明かす者。 始めましょう。これはわたしだけの__物語なのですから!」 |
九助 「さあ、始めるとしよう…… 」 九助の指先から、うっすらと光る糸が伸びていく。 九助 「小手調……ん? 間違ったかな?」 |
レゼルト 「いいよ、たのしくやろうじゃん?」 |
デイ 「か弱い幽霊ですもの。お手柔らかに…」 |
ウェズリィ=ガレリィは 戦う準備をしました。
なんとなく、そうしなければならないと思ったのです。 |
ヤルダバオートPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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トレイシーPT Chain |
九助 「超弦理論を知ってるか?」 |
ディルソ 「こうなったら……ってあれ、うまく行かなかった?」 |
九助 「俺の領域に足を踏み入れると、果たしてどうなるのか…… すぐにでも答え合わせをすべきだと思わないか?」 |
レゼルト 「オラ行くぞ!!!」 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
フェイス 「そらっ!」 |
「絶対に見てはいけないよ」 言いつけを聞かない悪い子がどうなるか ウェズリィ=ガレリィは知っています。 |
エーシ 「繋ぐぞ。」 |
男の影が脈打つ。ぼこぼこと何かが這い出る。 それは標的を捉え、縛り、そして── |
わたし 「二つ。非日常が“此方”に近づいてくる。」 |
わたし 「あまり浴びすぎると、病気になっちゃうかもしれませんよ?」 |
九助 「さて、どこまで耐えられるかな……」 |
九助 「超弦理論を知ってるか?」 |
ディルソ 「紙飛行機、案外痛いでしょう~?」 |
ディルソ 「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
わたし 「僭越ながら、謎が一つ解けました。」 |
エーシ 「繋ぐぞ。」 |
わたし 「二つ。非日常が“此方”に近づいてくる。」 |
わたし 「天から降り注ぐ美食の境地!!冷製なので冷たーいですよ!!」 |
わたし 「真実は、常にわたしが知っている。知ろうとするから、ね。」 |
レゼルト 「オラ行くぞ!!!」 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
フェイス 「そらっ!」 |
ヤルダバオートPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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トレイシーPT Chain |
九助 「かかったな……?」 |
九助 「どうだ……?」 |
ディルソ 「……ふうっ!こんなもんかしら!」 |
エーシ 「チッ、まずった……!」 |
わたし 「ふむふむ……あなたの弱点はコレ、と。」 |
トレイシー 「それじゃ、行くわよ!」 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
デイ 「あらぁ……これが苦手なのね」 |
レゼルト 「いけるぜ!」 |
わたし 「ふむ__小手調べはお終い。現場検証に参りましょうか?」 |
ディルソ 「こうなったら……ってあれ、うまく行かなかった?」 |
エーシ 「チッ、まずった……!」 |
わたし 「ンッ……痛くない腹を探っても意味なんてないのに……」 |
ウェズリィ 「ウェズリィ=ガレリィは、ちょっとやる気を出しました」 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
ウェズリィ=ガレリィは読み上げます それは、燃えるようなある日の物語。 |
ウェズリィ 「おしまい、です」 |
ありがとう、お代は勿論タダですよね? |
ヤルダバオートPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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トレイシーPT Chain |
九助 「……フン」 |
エーシ 「そこだッッ」 |
ウェズリィ 「ウェズリィ=ガレリィは、ちょっとやる気を出しました」 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
デイ 「あらぁ……これが苦手なのね」 |
ウェズリィ=ガレリィは読み上げます それは、燃えるようなある日の物語。 |
ディルソ 「あっそこ駄目なとこ!!」 |
ウェズリィ 「おしまい、です」 |
デイ 「あたた……勘弁して欲しいわぁ」 |
二人を分かつは、限りある事象のみだと―― |
ヤルダバオートPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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トレイシーPT Chain 貫傷殴打Lv1(1) |
わたし 「ふふ……まだ、まだです。もう少し調べなければ……」 |
デイ 「さぁ……何連鎖繋がるか震えて数えるがいいわ!」 |
エーシ 「がっ……く、そ、まだまだ……!」 |
デイ 「まずは軽くね」 |
デイ 「これにて仕舞い……決着つくといいわねぇ」 |
糖分補給、コーヒーに砂糖! |
エーシ 「まずい、か。 いや、これからだ。巻き返す。」 |
ディルソ 「えええ~~~避けないでッて!!」 |
エーシ 「いってぇ……!!」 |
わたし 「謝礼は省かせていただきます!」 |
ヤルダバオートPT Chain | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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トレイシーPT Chain |
エーシ 「ぐ、そろそろ……きついな………。」 |
九助 「ロック・オン……!」 |
エーシ 「いってぇ……!!」 |
エーシ 「……。」 |
エーシ 「あ˝……っは、くそっ。」 |
ディルソ 「嗚呼、やっぱそう来ましたね!」 |
ディルソ 「やられたら!やり返す!」 |
エーシ 「がっ……く、そ、まだまだ……!」 |
わたし 「わあ、現場には被疑者が沢山です。ひとりひとり__調べて行きましょう。」 |
エーシ 「助かった。」 |
ディルソ 「もう!駄目になる前にちゃんと報告しなさいって!」 |
エーシ 「無理はするな。退け。」 |
わたし 「ま、探偵の目の前で事件を起こすなんて大胆不敵!」 |
九助 「下がっていろ」 |
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トレイシーPT Chain |
ディルソ 「紙飛行機、案外痛いでしょう~?」 |
わたし 「……やめて。わたし、アレを思い出しておかしくなりそうです。アレ。」 |
わたし 「よし、これでまだまだ考えられます。」 |
九助 「ロック・オン……!」 |
ウェズリィ 「ウェズリィ=ガレリィは…… …………悔しいです、ほんとです」 |
わたし 「痛いところ突かれました?教えてくださいその痛い腹をッ!」 |
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トレイシーPT Chain |
エーシ 「捉えたッッ!」 |
エーシ 「おや、悪いな。」 |
ディルソ 「嗚呼、やっぱそう来ましたね!」 |
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トレイシーPT Chain |
ディルソ 「あっそこ駄目なとこ!!」 |
九助 「ロック・オン……!」 |
ヤルダバオートPT Chain | ||||||||||||||||||||||||||
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トレイシーPT Chain |
ディルソ 「嗚呼、やっぱそう来ましたね!」 |
ヤルダバオート 「ごきげんよう」 |
ディルソ 「お疲れさまでした、御手合せ感謝します!」 |
エーシ 「案外いけるものだ。 お疲れ様。」 |
わたし 「ええ、これにて解明__なんて、ね。」 |
九助 「いい試合だった。感謝する」 |
レゼルト 「ちィ……!覚えとけよ!」 |
デイ 「あらら、負けちゃったか」 |
ウェズリィ 「ウェズリィ=ガレリィは、痛くはないです。 ……嘘です」 |